

ジェシー&福本莉子、Koki,、アカデミー賞受賞アニメも!多彩なラインアップの【3月の超厳選映画5選】
3月はアカデミー賞受賞関連の映画に加え、アイドル映画もあり、とてもバラエティーに富んだラインアップです。ぜひ5作品コンプリートしてください! ※サムネイル画像:(C)2025「お嬢と番犬くん」製作委員会
映画ライターの筆者がその月のおすすめ映画を紹介する【3月の超厳選映画5選】。今月はアカデミー賞関連の作品からアイドル映画、青春ラブコメディーなど、多彩なジャンルの作品がそろいました。さあ、早速いってみましょう!
1:『Flow』2025年3月14日公開

第97回アカデミー賞長編アニメーション賞の受賞作。ラトビアに初のアカデミー賞をもたらしたと話題になったアニメーション作品です。
大洪水により水で覆われた世界。1匹の猫が旅立つ決心をし、流れてきたボートに乗ります。やがてそのボートには犬や猿などが乗ってきて、動物たちは冒険の旅に出るのです。
登場するのは動物だけで人間は出てきません。セリフもなく聞こえるのは動物たちの鳴き声、風の音、水が流れる音、ボートを漕ぐ音などだけ。それでも動物たちのユニークな交流にほほ笑んだり、ピンチにドキドキしたりできるのがすごい。“映画が生きている!”と感じるんです。アカデミー賞受賞も納得の傑作です。
監督:ギンツ・ジルバロディス
2:『お嬢と番犬くん』2025年3月14日公開

累計発行部数336万部(2024年12月2日時点)を突破している大ヒットコミックを福本莉子とジェシー(SixTONES)のダブル主演で実写映画化したラブコメディーです。
瀬名垣一咲(福本莉子)は、幼い頃に両親を亡くし、ヤクザの祖父に引き取られ大切に育てられてきました。しかし、なかなか友達も彼氏もできず「高校に入ったら彼氏を作るんだ!」と張り切っていましたが、彼女の世話係の若頭・宇藤啓弥(ジェシー)が、年齢を詐称して裏口入学。番犬のように一咲にまとわりついてくるのです。
主演の福本莉子とジェシーが役にピッタリ! 福本莉子はかわいさがあふれていましたし、ジェシーはクールを装いながらも一咲を守るための極端な行動はどこかズレていておかしみも。俳優ジェシーはコメディーで光るタイプだなと思いました。
監督:小林啓一
3:『女神降臨』 高校デビュー編:2025年3月20日公開、プロポーズ編:5月1日公開

韓国発の大人気Webマンガを日本で実写映画化! 主演はKoki,(oの上には-)。モデルとして活躍しつつ、俳優としてもワールドワイドに活躍している彼女が、キラキラ美人と引きこもりな地味女子を熱演している作品です。
学校でいじめにあっていた谷川麗奈(Koki,)は、メイクを学んで大変身。転校した学校ではキラキラ女子として青春を思い切り楽しもうと張り切っていました。ところが優等生のイケメン・神田俊(渡邊圭祐)に、変身メイクを見抜かれてしまい……。
少女漫画の実写化で1人の女の子の2つの顔を見せてくれて、主演女優として力のあるところを見せてくれたKoki,。その一方、アイスランド映画『TOUCH/タッチ』ではシリアスな役に挑戦するなど、Koki,の活躍はジャンル、国内外問わず幅広い! 青春ラブコメディー映画を前後編で公開というのも珍しいかも。見応えありますよ。
監督:星野和成
4:『エミリア・ペレス』2025年3月28日公開

第97回アカデミー賞で助演女優賞(ゾーイ・サルダナ)を受賞して話題になった作品。
メキシコの麻薬王マニタス(カルラ・ソフィア・ガスコン)から「女性として人生を再スタートさせたい」と相談を受けた弁護士のリタ(ゾーイ・サルダナ)は完璧な計画でマニタスを生まれ変わらせます。マニタスはエミリア・ペレスとして新たな人生をスタートさせるのですが……。
麻薬王からゴージャスな女性に生まれ変わったエミリア・ペレスの激動の人生をミュージカル仕立てで描いていて、迫力は申し分なし! 主演女優のカルラ以上に存在感を放っていたゾーイの大熱演も見応えがあります。でもけっこうシリアスなんですよね。コメディータッチだったらもっと楽しめたかなと個人的には思いました。
監督:ジャック・オーディアール
5:『ミッキー17』2025年3月28日公開

『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞を受賞した韓国の名匠ポン・ジュノ監督の最新作。ロバート・パティンソンを主演に迎えたユニークなエンターテインメント作品です。
失敗だらけの人生にサヨナラしようとミッキー(ロバート・パティンソン)は生まれ変わることができる仕事を見つけて契約します。ところがその仕事は超過酷。何度も命を落として、生まれ変わってもまた過酷な業務に就くというもので毎回つらい思いをしていたのですが……。
奇想天外なストーリーに現代の社会問題を忍び込ませてエンターテインメントとして仕上げたポン・ジュノ監督。『パラサイト 半地下の家族』よりアート寄りでひねりのある作品とのうわさ。ユニークな世界観を思い切り楽しんで!
監督:ポン・ジュノ
執筆者:斎藤 香(映画ガイド)
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