アニメ「キン肉マン 完璧超人始祖編」第20話より

<キン肉マン>ロビンマスクの闘いに見えた「II世」へのバトン、アニメ→原作更新で日曜夜は“キン肉マンサイクル”が熱すぎる

2025.03.22 15:41
アニメ「キン肉マン 完璧超人始祖編」第20話より

「週刊プレイボーイ」(集英社)とWEBサイト「週プレNEWS」で連載中の「キン肉マン」新シリーズをアニメ化した「キン肉マン」完璧超人始祖編(パーフェクト・オリジン編) Season 2(CBC/TBS系全国28局ネット「アガルアニメ」枠、ほかにて/Netflix見放題独占配信)の第20話「師の教えを胸に!!」が3月16日に放送された。今話ではロビンマスク(CV.小西克幸)とネメシス(CV.草尾毅)の試合が衝撃の決着を迎え、さらにウォーズマン(CV.梶裕貴)とポーラマン(CV.松山鷹志)の闘いも息詰まる展開に。SNSでは終始コメントが止まない大反響回となった。(以降、ネタバレが含まれます)

鋼鉄の不沈艦が沈んだ衝撃の決着、見えた「II世」へのバトン

冒頭から視聴者釘付けになった今話の展開。重い鋼鉄の鎧を脱ぎ捨てたロビンマスクが開始早々、新必殺技を繰り出していく。ここまでいくつもの技を破られ、残っているのは“あの技”のみ。ネメシスのみならず誰もが思い浮かべたのはタワーブリッジだが、ロビンマスクが放ったのはクロスアームでホールドする新型、タワーブリッジネイキッドだった。

放送が始まった直後の熱い展開に、SNSでは「うおおお!ネイキッドかっこいい!!」「剥き出しのタワーブリッジネイキッド!」といったコメントが乱舞する。だが、この技をもってしてもネメシスを倒すには至らず、ロビンマスクは未完成の暫定超必殺奥義ブリティッシュ・スティール・エッジに賭けることに。しかし、未完成ゆえにホールドが甘く、ネメシスはやすやすと脱出。逆にロビンマスクは二度目のバトルシップ・シンクを食らい、ついにマットに沈んでしまう。

落下する刹那に交わした愛弟子ウォーズマンとの心の会話。ゆっくりと止まっていくロビンマスクの心臓の鼓動。鳥取砂丘の地中深くに埋葬されるロビンマスクの体。あとには「ロビンマスク、最後までかっこよすぎて…」「泣きながら助けようとするキン肉マンがつらい」「ウォーズマンとの師弟会話、胸がギュッとした…」など、視聴者の悲しみが残る決着に。

また、敗れはしたもののロビンマスクのファイトを称えるコメントも数多く、他にも、「ビッグベン・エッジの原型か…胸アツすぎる」「たまに見せたオーラ、メイルストロームパワーか?」と「キン肉マンII世」とのつながりを読み取るファンもいた。

暴走ファイトのウォーズマン、活動限界まで16分40秒

階段ピラミッドでの試合は残すところウォーズマン対ポーラマンのみ。師であるロビンマスクからあとを託されたウォーズマンは序盤こそ攻勢に出るが、敵討ちに固執するあまり本来の冷静沈着さを失い、ファイトは暴走気味に。“完力”を冠するポーラマンのパワーの前に、徐々に追い詰められていく。そして、スクリュードライバーさえもポーラマンの鋼の筋肉の壁に阻まれ、マッキンリー颪(おろし)でマットに叩きつけられる。

全身の機械パーツが悲鳴を上げ、活動限界まで残り16分40秒と体内コンピュータに告げられるウォーズマン。ベアクローも折られるが、それでも「ロビンの敵!」と両眼を赤く光らせる。ウォーズマンの鬼気迫る闘い方にSNSでは「ここまで冷静さを失うウォーズマン珍しい、ロビンとの絆の強さがわかる」「暴走したままでは師が泣くぞ」などさまざまなコメントが集まる。

また、アニメの放送終了後は、原作の最新話が更新され、そこでもウォーズマンが熱戦を展開中なことから、「原作とアニメでウォーズマンの活躍が見れて最高」「アニメから原作へのムーブが幸せ」などのコメントが多数あふれることに。試合はどんな決着を迎えるのか、次週どちらのウォーズマンからも目が離せない。

次回第21話「ウォーズマン・リブート!!」は3月23日(日)に放送予定。次元を超えたポーラマンの超絶パワープレイに、有効な手立てがなかなか見つけられないウォーズマン。あまりの劣勢で自暴自棄になりかけたその時、キン肉マンやテリーマンら仲間の必死の声援が彼の遠い記憶を呼び覚ます。それはまだ闘いに染まる以前、子供時代からのストーリー。半分機械で半分生身の“ロボ超人”という不思議な体で生まれた彼は一体どんな人生を歩み、なぜここにたどり着いたのか。ウォーズマンの心の深層に迫る。

◆文=鈴木康道

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