<ドラゴンボールDAIMA>次々に設定を補完する魔界由来の新事実&魔人クウが見せた予想外の実力に情報量が大渋滞
アニメ「ドラゴンボールDAIMA」(毎週金曜夜11:40-0:10ほか、フジテレビ系/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)の第10話「ウナバラ」が12月13日に放送された。今話では、魔人クウ(CV.関智一)がいよいよタマガミ・ナンバー・ワン(CV.高橋広樹)と激突。威勢よく宣戦布告した勢いはどこへやら、次第に劣勢となる展開に。さらには設定を補完する魔界由来の新事実がまたまた明かされるなど、情報密度の多い回に視聴者が湧いた。(以降、ネタバレが含まれます)
魔人クウVSタマガミの戦いは予期せぬ方向へ
ドクター・アリンス(CV.日笠陽子)と大魔女マーバ(CV.堀越真己)の手によって生まれた、新たな魔人クウ。アリンスが見守る中、タマガミ・ナンバー・ワンに戦いを挑む。不敵な笑みを浮かべ、鋭いパンチや蹴りでタマガミと渡り合う姿に、SNSにも「一見ふざけているようで攻撃自体は鋭く重いの、魔人ブウもそういうところあったな」「打ち合える程度には強いな…」と期待を寄せる声が。クウが口から放った光線がタマガミに直撃したときには勝負あったと思われたが、直後に事態は一変する。
タマガミは傷1つ負わず、目にも止まらぬ動きでクウを翻弄。クウは疲れ切った様子を見せ、アリンスの表情からも笑みが消える。すると、クウは「参りました」とあっさり敗北宣言。失望したアリンスはクウにクビだと告げるが、クウは性懲りもなく自分の長所をアピールするのだった。
未曾有の強さを持つ魔人かと思いきや、お茶目でコミカルな一面を見せ、そのギャップで視聴者を驚かせた。SNSには「自称歌うまは草」「完全にマスコットキャラやんけ」「クウ可愛かったな~」「魔人クウが愛されキャラだったとは」など、クウに関するコメントが多数到着。戦闘中のユーモラスな動きも含めて視聴者を魅了したことが見てとれた。
ベジータの愛妻家ぶりと意外な性癖に視聴者悶絶
クウに負けず劣らず話題をさらったのがベジータ(CV.三野雄大)だ。飛行機で移動中、ハイビス(CV.れいみ)がブルマに「俺の彼女にしてやろうか」と爆弾発言をすると、あわてたベジータは自分たちが結婚していると告げる。さらに、このまま子どもでいたいというブルマにベジータが不服そうな様子を見せると、ハイビスは「さてはお前、大きなおっぱいが好きなんだな」とつっこんでベジータを激高させる。
ブルマへの愛情が感じられるやり取りと唐突に明かされたベジータの性癖に、視聴者は大盛り上がり。「愛妻家ベジータが見られてすでに満足です」「王子の性癖バレる」「ブルマの事になるとムキになるベジータかわいい」など、SNSにはベジータに関するコメントが続々と寄せられた。
物語終盤にはベジータが2個目のドラゴンボールをもらいにいくと息巻く場面もあり、SNSには「ようやくミニベジータのバトルが見られる」「来週はついにベジータの戦闘!! 絶対リアタイしてえよちくしょう!!」と早くもベジータ対タマガミ戦に期待を寄せる声も。ここまではいじられキャラとして視聴者をほっこりさせていたベジータだが、いよいよサイヤ人の王子らしく本領を発揮してくれそうだ。
界王神が明かした宇宙の成り立ちとグリンド人の悲しき運命
そして、今話でも界王神(CV.小林由美子)の口からさまざまな新事実が明らかに。はるか昔に宇宙をいくつも創り出したのは超魔人ライムスであり、大魔界の多くの魔人たちは宇宙へ移住。そこでライムスは宇宙の監視役として、各宇宙に何人かのグリンド人を界王神として送り込んだのだ。しかし、先々代の大魔王アーブラは脅威となりつつあった宇宙人たちを警戒し、ワープ様の利用を制限。アーブラのやり方に反発し、大魔界に残っていたグリンド人の大半が宇宙へ脱出したのだという。
グリンド人の故郷にある5本の大樹も全て枯れ、グリンド人はいずれ絶滅する運命にあるようだ。界王神の回想シーンには、第6宇宙の界王神・フワや第10宇宙の界王神・ゴワスの姿も。SNSには、「待って、情報量多いどころのさわぎではない」とうれしい悲鳴を上げる声や、「他の宇宙の界王神様も回想で出てDAIMAは超と繋がる感じするな!!」など、「ドラゴンボール超」との関連性を指摘する声が上がっていた。
◆文=帆刈理恵(スタジオエクレア)
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