《めてみみ》健康経営
2024.11.13 06:24
提供:繊研plus
今秋は家族みんなが体調を崩した。まず妻が新型コロナウイルスに感染。その後、娘と私が発熱し、最近は息子がマイコプラズマ肺炎に罹患(りかん)した。妻が倒れた際はワンオペ、子供がダウンすれば通院や自宅での看病などでとても仕事に集中できない。取材も数件、予定を変更してもらった。
会社単位で考えると、従業員やその家族が病気やけがになったときの経済的損失は計り知れない。安定してパフォーマンスを発揮してもらうには、心身の状態がベストであることが何より重要だ。
2年ほど前にロート製薬の幹部を取材したことがある。同社には従業員の健康増進を担う「最高健康責任者」(CHO)というポストがあり、取材時点では上席執行役員が兼務し「一日8000歩、早歩き20分以上」を推奨していた。CHOは「健康を支える会社だからこそ、まずは社員が健康であってほしい」と強調していたのが印象に残った。
コロナ禍で我々が学んだのは、感染が広まり社会機能がストップするリスクと、そうならないために互いが休むのに寛容になったことだと思う。歩数や歩く時間まで会社が管理せずとも、経営者が社員の健康に気を配るのは大事なこと。インフルエンザが流行期に入った今、一時的にでもCHOを設け、少しでも不調を訴える従業員が現れたら無理せず休ませるべきだろう。
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