

<転スラ>開国祭最大のイベント“ダンジョンのお披露目”、安心安全なエンタメ特化型ダンジョンへの反応は?

サラリーマン・三上悟がスライムのリムル=テンペスト(CV:岡咲美保)として異世界に転生、さまざまな種族が共に暮らせる理想の国作りに奮闘する「転生したらスライムだった件」(毎週金曜夜11:00-11:30ほか、日本テレビ系ほか/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)。2021年以来となるTVアニメシリーズ第3期では、「魔王達の宴(ワルプルギス)」を経て正式に魔王となったリムルの元へ、魔物を敵視する神聖法皇国ルベリオスの聖騎士団長・ヒナタ(CV:沼倉愛美)が訪れる「聖魔対立編」が描かれ、2クール目からは開国祭に向けての「魔都開国編」が描かれている。第71話(第3期23話目)「迷宮解放」は、開国祭最後の大イベントであるダンジョンお披露目の様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
4組のチームがダンジョンへと挑む
「開国祭」三日目、最後の催しは「ダンジョン解放」。このお披露目イベントでダンジョンに挑戦するのは、勇者マサユキ(CV:松岡禎丞)たち「チーム閃光」のほか、冒険者5人組の「チーム轟雷」、エレン(CV:熊田茜音)たち「チーム カバル」、さらには飛び入り参加のガイ(CV:峯田大夢)という面々。司会のソーカ(CV:大久保瑠美)がダンジョン攻略のルールを説明したのち、4組は一斉にダンジョンへと挑んでいく。
開国祭の最終日、目玉イベントして盛大に行われた「ダンジョン解放」は、テンペストの観光都市化を目指すリムル肝いりの一大事業。大きな収入源になることが期待されるだけに、リムルもやや緊張した面持ちでことの成り行きを見守っているのが印象的だ。またここではミョルマイル(CV:青山穣)が素晴らしく、ダンジョン攻略用の特別アイテム「復活の腕輪」のアピールのため、自らダンジョン内で死んで見せるというド派手なパフォーマンスを見せるなど、覚悟を見せてくれた。
ラミリス、落とし穴増設と情報リークでやらかし放題
ダンジョン内へ突入した4組だが、その攻略スタイルはさまざま。広大なダンジョンに無策で挑み、迷子になった挙句に落とし穴にハマってしまう「チーム轟雷」を筆頭に、ラミリス(CV:春野杏)からの情報リークにより堅実に宝箱を見つけていく「チーム カバル」、落とし穴を利用して恐ろしい速さで下層へと進んでいく「チーム閃光」、怒涛のスピードでダンジョン内を駆け巡るガイと、それぞれの様子が会場のスクリーンに映し出されるのだった。
ここでの見どころは、リムルとラミリスのやり取り。リムルに黙って勝手にダンジョン内に落とし穴を設置したことや、美味しそうなケーキに釣られてダンジョン情報をエレンに話してしまったラミリスは、リムルに対して必死の弁明を繰り広げる。なぜか軍人口調になるラミリスの、愛嬌たっぷりなお芝居が聴いていて楽しい。また、最下層で冒険者たちを迎える口上の練習をするヴェルドラ=テンペスト(CV:前野智昭)や、懲りずに全滅を繰り返す「チーム轟雷」など、随所にコメディ描写が織り交ぜられており、エンタメ感抜群の演出だった。これにはSNSでも「ラミリスチョロすぎだろ」「準備するヴェルドラ可愛いw」などの声があがっていた。
マサユキ、戦わずしてボス撃破!
ここまで第01階層内の宝箱を丁寧に回収していた「チーム カバル」だったが、満をじして第02階層へ進み、金の宝箱が見込めるエリアボスとの戦いへと挑む。相手はジャイアントバットだが、事前にラミリスから情報をもらっていた「チーム カバル」はこれを難なく倒し、金の宝箱からユニーク武器をゲットしてダンジョンから帰還。一方、凄まじいスピードで第10階層まで進んでいた「チーム閃光」は、マサユキの右腕であるジンライ(CV:木内太郎)がボスモンスターを一撃で瞬殺し、こちらも無事に戻ってくるのだった。
ボスキャラとの戦いが続くも、どちらも楽勝で決着となった。ジャイアントバットが出てくることをあらかじめラミリスから教えてもらっていたエレンたちは、「慌てないで!」と驚くするフリをするも、セリフは棒読みで、かなりの大根役者っぷりを披露。さらには、エレンの冒険に一喜一憂する親バカなエラルド(CV:浜田賢二)と、それを「騒がしい」とひっぱたくエルメシア(CV:金元寿子)など、 ここでもコメディ全開な展開。それに対し、ジンライとボスモンスターとのバトルは迫力満点で、さほど強いボスではなかったとは言え、ワンパンで撃破してしまうなど、初めてジンライの強さが明らかになったシーンだった。これにはSNSでも「おいおいおいワンパンかよ!」「マサユキまだ一度も戦ってないw」などの声があがっていた。
三日間に及んだ開国祭がついにフィナーレ!
ソロで探索を続けるガイは、「チーム閃光」に次いで驚異的なスピードで第10階層のボス戦までたどり着くも、運悪くジンライが倒したボスの復活待ちとなる。これに納得のいかないガイは苛立ち、ガイド役のドライアドに斬りかかるも、あえなく返り討ちにあって強制帰還。さらに最後までダンジョンに残っていた「チーム轟雷」も全滅帰還したことで、ダンジョンのお披露目はこれにて終了となる。三日間に渡った「開国祭」は、こうして全イベントが滞りなく行われ、盛大な夜会とともに終わりを告げるのだった。
ダンジョンお披露目イベントの最後を飾ったのは、自分勝手で横暴なガイの粛清だった。ガイは今回、強引に飛び入り参加した身にも関わらず、「復活の腕輪」の効果を試すためにミョルマイルをなぶり殺しにしたり、ボスの復活待ちというルールを無視してドライアドに攻撃するなど、まさにやりたい放題。しかし最後はしっかりとその報いを受けたことにより、逆にダンジョンの安全性や信頼性を高める結果となったのはじつに皮肉と言えよう。ともかくも、「開国祭」が大成功に終わったことで、テンペストの名声が世界中に広がっていくことはもはや確実。それぞれの役割をしっかりと果たしてくれたテンペストのみんなの頑張りには感謝しかないだろう。
■文/岡本大介
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