ハマる人続出中!「木彫りのクマ」人気急上昇の理由って?
2024.09.23 17:05
ここ数年、東京のおしゃれなカフェなどでも見かける木彫りの熊。かつての荒々しいイメージとは違った、熊の愛くるしい仕草をそのまま表現したものや、集めたくなる小さなサイズのものまで多種多様です。その事に気がついてから早数年。私自身すっかりハマってしまった木彫り熊の魅力と、そんな木彫り熊と出会える専門店を紹介します。
ここからはじまった!私の、木彫り熊愛
本格的な木彫りの作品でありながら、こちらを見上げるような仕草と手のひらに乗るようなミニサイズにキュンとする熊。友人からのお土産で受け取ったとき、あまりの可愛さに驚きました。そこから、私の木彫り熊愛が芽生えました。木彫り熊の人気の理由 木彫り熊は、北海道・八雲で発祥したと言われています。今年はその誕生から100年という、記念の年でもあり、八雲で作られるものをはじめとした熊の人気はどんどん高まっています。
木彫り熊の魅力は、木の素材の温もりや、職人の手によって一つ一つ丁寧に作られていること。彫刻の美しさはもちろんですが、その可愛らしさもポイントなのではと私は思っています。近年では力強さよりも、熊の自然な仕草を表現したものや、気楽に集められるサイズのものも増え、ぐっと親しみやすくなっているんです。
北海道の貴重な民芸品を集めたショップ「REAL CARVE(リアルカーブ)」
ここからは、おすすめの木彫り熊の専門店をご紹介します。1つ目は、北海道千歳市の支笏湖(しこつこ)にあるギャラリー&ショップ「REAL CARVE(リアルカーブ)」。私が初めてお土産でもらったとき、その友人に即座にどこで売っているかを確認して教えてもらったお店です。いつかは実際に行って手にしたいと思った翌年には訪ねることができ、今年も二度目の訪問をしてきました。
北海道の民芸品や伝統工芸品など、厳選された作品が並ぶ特別なお店。木彫り熊は、とても珍しい非売品から、人気作家さんの熊、手軽に買える小さな熊まで、いつ訪れても見どころ満載。私にとっては博物館のように心躍る場所です。
人気の作家・賀上隼敬さんの作品も豊富に揃っています。なんとも愛嬌のある姿は人気なのも納得です。 コロコロと丸い木彫り熊も。これらは木彫り熊の発祥の地・八雲で作られたものです。写真左は、面で表現する「面彫り」という技法を使った熊。写真右や奥の作品は、本物の熊の毛並みを思わせるような「毛彫り」という技法で作られた繊細なものです(こちらは非売品)。
ほかにもとても貴重な非売品が、たくさん展示してあります。この迫力を実際に見てもらいたい!
こちらは、ウイスキーストッカーの木彫り熊。木彫り熊全盛期当時のデッドストック品です。ポーズも表情もとても愛くるしい。 今年、私が購入した木彫り熊がこちら。花束を抱えた熊は、運よく入荷していた人気の作家・照未さんのもの。ブローチは、MAKI YOSHIDAさんの作品で残っていた貴重なものです。それと、無印良品の福缶で以前販売されていた「福熊」の色のないバージョン。昨年購入したものも集めて撮影してみました。
REAL CARVE
住所:北海道千歳市支笏湖温泉番外地
営業時間:10:00〜16:45
定休日:火曜・水曜(11/3〜4/28の間は冬季休業)
その昔、本物のヒグマを飼っていた?土産物店「支笏湖大和」
続いてのお店は「REAL CARVE」の裏側にある「支笏湖大和(しこつこやまと)」。1961年創業で、昔ながらの土産物店そのものといった佇まいで、また違った魅力があります。アイヌなどの珍しい織物や民芸品、昭和レトロな土産物など、まるで宝探しをするような店内。こちらに並ぶ木彫りの熊は、昔ながらの荒々しいものが多いのですが、こちらのタイプがお好みの方も、たくさんいらっしゃるようです。 実はかつて、ここで本当にヒグマの子熊を飼っていたんですって!驚きですよね。リアルな木彫りの熊が多いのは、実物を目にしているからこそなのかもしれません。支笏湖に行かれたら是非、「REAL CARVE」とセットで見てみてほしいお店です。
「支笏湖 大和」
住所:北海道千歳市支笏湖温泉番外地
営業時間:10:00〜17:00
定休日:火曜・水曜(11/3〜4/28の間は冬季休業)
最後にご紹介するのは、札幌市内にある木製の民芸品や雑貨のお店「遊木民(ゆうぼくみん)」。窓から中を一生懸命に覗き込む姿がとてもかわいい木彫りの熊が出迎えてくれ、入る前から心が躍ります
以前は扉の上に木彫り熊のマスクもあったのですが、現在は不在。先日の暴風雨で破損してしまったとの事。残念です。 こちらも、たくさんの木彫り熊に出会えるお店。人気の作家さんのものから、小さなちょっと目新しい木彫りの熊もあります。私は、写真の手前に並ぶ、船に乗って釣りをする熊を持っています。生き生きとした熊たちやキャラクターのような熊たち、どれも見ているだけで癒されます。
遊木民
住所:北海道札幌市中央区北7条西19丁目1-26
営業時間:9:30〜18:00
定休日:木曜
木彫り熊の魅力
愛らしいポーズや表情をした木彫りの熊は、癒されること間違いなし。皆さんも機会があれば本場の北海道やその他の場所で実際に見て、触れて、この魅力を感じてもらえたら嬉しいです。writer / sumire.
※記事の内容(本文・画像など)に関しては、許諾を得て掲載しております。
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