

伝説が生まれるか!?「鳥人間コンテスト2024」現地レポート

2024年7月27日(土)、28日(日)に開催された「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2024」にお邪魔してきました。
第46回目となる今回は、強豪学生チームによる激しい戦いが繰り広げられ、例年にも増して感動的な大会に。そしてなんとティモンディの高岸さんがパイロットとして参戦! 果たして琵琶湖の空を舞うことができたのでしょうか!?
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2部門合わせて32機が灼熱の琵琶湖を舞う! 今年の注目はベテランvs学生という構図!2部門合わせて32機が灼熱の琵琶湖を舞う!

会場は滋賀県彦根市の琵琶湖・松原湖岸。MCを務めるナインティナインの矢部浩之さんが「鳥人間史上、一番暑くてキツい!」と語るほどの猛烈な暑さの中、「滑空機部門」「人力プロペラ機部門」の2部門合わせて32機が琵琶湖へ羽ばたきました。
強豪、初出場、学生チーム、社会人チームと多種多様なチームが、それぞれの知識と技術を総動員し「空を飛びたい」という夢を追いかける姿に胸が熱くなります。
今年の注目はベテランvs学生という構図!
1日目は人力で回すプロペラを動力とし、飛行距離を競う「人力プロペラ機部門」の飛行が行われました。
己の肉体と精神の限界に挑む過酷なこの競技では、昨年70km完全制覇直前で着水となった「BIRDMAN HOUSE 伊賀」が引退。空席となった王座をかけて16チームが競う新時代へと突入しました。

注目は「東京都立大学 鳥人間部 T-MIT」。幼い頃から鳥人間に憧れていたパイロットの荒川 景さん。
2年前に亡くなった父が残してくれた自転車でトレーニングを積んできました。夢を応援してくれていた父が楽しみにしていた、“琵琶湖の上を飛ぶ”その姿を見せられるのか。魂のフライトを父にささげます。

優勝回数6回を誇り、昨年も42kmを超えるビッグフライトで学生記録を更新した「東北大学 Windnauts」も見逃せません。
学生記録保持者、優勝候補としての重圧に押しつぶされ、トレーニングでも結果が出ない今年のパイロット・登藤成琉さん。プレッシャーをはねのけることができたのか!? 昨年よりも精度を高めた最高の機体に乗って、目指すは学生記録更新と完全制覇!
2日目に行われたのは、一切動力を使わずグライダーのように飛行機を飛ばして距離を競う「滑空機部門」です。2022年、10年ぶりに大会記録が更新され、新たな時代が幕を開けたこの部門。

優勝候補「Team 三鷹茂原下横田」のパイロットを務めるのは“鳥と呼ばれた男”大木祥資さん。昨年460.76mの記録で7年ぶり14回目となる優勝を勝ち取ったレジェンドです。
寸分の狂いもない飛行機の工作精度と、大木さんの緻密な計算による飛行技術が強さの秘密。“鳥人間はおとなの自由研究”と語る大木さんは、果たして新記録を樹立させることができたのでしょうか!?

“打倒大木祥資”を目指す多くのチームの中でも、有力視されているのが「東京都立大学 MaPPL」。
2021年に学生&女性記録を叩き出した強豪チームで、今年のパイロットの千葉柊華さんはその時のフライトをテレビで見て、自分も飛びたいと東京都立大学に進学。持ち前の度胸で学生&女性記録を更新し、憧れの先輩超えは叶ったのでしょうか!?

そして、ティモンディ・高岸さんがパイロットを務める「愛知総合工科高校専攻科 with T」。165cm、55kgという昨年のパイロットの平均身長&体重を大きく上回る、186.8cm、93.5kgの規格外の巨体に生徒たちは悪戦苦闘!

さらに重要な“翼持ち”という役割には相方の前田さんが抜擢されました。前代未聞のチャレンジの行方は必見です!

群雄割拠の時代に突入した「滑空機部門」「人力プロペラ機部門」。誰も予想だにしないフライトの連続に会場全体が大興奮! 果たして栄冠を手にしたのは技術と実績を持つ社会人チームか? それとも台頭著しい学生チームか?
\from Writer/
大会当日は鳥人間コンテストの公式Youtubeでも生配信が行われていましたが、「かっこよすぎる」「人間の可能性を信じさせてくれるこの番組はいつまでも続いてほしい!」と、コメント欄にも感動の嵐が巻き起こっていました。
写真/ⓒytv、anna 取材・文/日高ケータ
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