

<薬屋のひとりごと>「園遊会」編開幕、猫猫にかんざしをおくる壬氏に“胸キュン”

TVアニメ「薬屋のひとりごと」(毎週土曜深夜0:55-1:25、日本テレビ系/ABEMA・ディズニープラス・Huluほかにて配信)の第5話が11月4日に放送され、園遊会当日を迎えた猫猫と壬氏のとある胸キュンシーンに注目が集まった。(以下ネタバレを含みます)
「薬屋のひとりごと」
同作は、日向夏の小説を原作とする後宮謎解きエンタテインメント。小説は「ヒーロー文庫」(イマジカインフォス)より刊行中で、「ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)および「サンデーGX」(小学館)でのコミカライズも展開されており、シリーズ累計2400万部を突破。中世の東洋を舞台に、「毒見役」の少女・猫猫が宮中で起こる様々な難事件を次々に解決する姿を描く。
TVアニメは、「魔法使いの嫁」や「劇場版 弱虫ペダル(2015)」を手がけた長沼範裕監督のもと、TOHO animation STUDIOと、「オッドタクシー」や「古見さんは、コミュ症です。」を制作したOLMがタッグを組みアニメーション制作を担当。CVは猫猫役を悠木碧、壬氏役を大塚剛央が務める。
炎の色が変わったのは呪い?
梨花妃(CV:石川由依)が回復したことで、玉葉妃(CV.種崎敦美)の侍女として働く日常に戻った猫猫。初物の松茸を見つけ、医局でやぶ医者とこっそり味わっていた彼女のもとに一人の宦官が訪ねてくる。
ひどく怯えた様子で「呪いを解く薬がほしい」と訴えてくる宦官は手のひらが異常にかぶれていた。猫猫はひとまず軟膏を処方し、詳しく話を聞くことに。
一昨日の晩、ゴミの中に袖が燃えた服に包まれた木簡を見つけたという宦官。それを他のゴミと一緒に火に燃やしたところ、見たこともない色の炎が上がり、直後に手が荒れたというのだ。
それを呪いと思い込み、怯える宦官の前で猫猫は小さくつけた炎にさまざまな粉を振って色を変えてみせる。要は花火と同じく、燃えるものによって色が変わる仕組みで呪いなどではなかった。手がかぶれたのは、おそらく木簡に何か原因となるものが付着していたからだろうと結論づける猫猫。
問題は一件落着……と思われたが、猫猫から話を聞いた壬氏は違和感を持ち、高順(CV:小西克幸)に後宮で最近腕に火傷を負った人を探させるのだった。
猫猫の寒さ対策が本格的
猫猫が翡翠宮に戻ると、同僚たちが園遊会の準備をしていた。園遊会とは、年に二回、宮廷の庭園にお偉い方が集い、出し物が行われたり食事が振る舞われたりする会。現在の皇帝には后がいないため、正一品の妃、つまりは上級妃である四夫人の梨花妃、玉葉妃、里樹妃(CV:木野日菜)、阿多妃(CV:甲斐田裕子)が招かれるという。
前回の園遊会では、梨花妃と玉葉妃が出産直後で参加できなかったことから四夫人が揃うのは今回が初めて。それだけではなく、今回は玉葉妃の姫・鈴麗公主のお披露目とあって、侍女たちはいつもより気合が入っていた。
そのため、参加に乗り気でない猫猫も仕方なく園遊会の準備を進める。特に冬の園遊会は寒さが厳しく、そのくせトイレまで距離があることから寒さ対策を講じる猫猫。血行を良くし、体を温める作用がある生姜と蜜柑の飴を作り、さらには肌着にカイロを入れるポケットを作った。
すると、話を聞きつけた壬氏や、皇帝直属のお針子や食事係までもが続々と「私の分も」と猫猫のもとに。日がな一日、内職に追われていると、あっという間に園遊会当日を迎えた。
猫猫にかんざしを贈る壬氏に胸キュン
高順も驚くほど、普段から猫猫のことをよく構っている壬氏。その日も、壬氏はいつものように猫猫をからかおうとするが、彼女の顔を見た瞬間に固まる。猫猫の顔から見慣れたそばかすが消えていたからだ。
壬氏は最初、化粧で消したのだと思っていたが、猫猫のそばかすは乾いた粘土でわざと作ったものだった。その理由を「裏路地に連れ込まれないようにするためです」と語る猫猫。彼女が暮らしていた花街には女に飢えた者も少なからずいて、狙われる可能性があったので、そばかすで少しでも醜女に見せていたのである。つまりは、自衛のため。猫猫が人攫い(ひとさらい)に遭ったのは、たまたま化粧が落ちかけていたからだ。
その話を聞き、自分の管理不行き届きを詫びる壬氏。そんな壬氏に猫猫は「壬氏様のせいではありません」とはっきり答える。すると、壬氏は頬を赤らめながら、さりげなく猫猫の頭に男物のかんざしをつけるのだった。
珍しく素直になった壬氏と、一切顔色を変えることがない猫猫。そんな二人の間に一瞬だけ甘い雰囲気が漂った第5話に、「壬氏様が照れながら猫猫に簪渡すところホント可愛かった」「そばかすが化粧だったのか」「おめかし猫猫可愛い」「だいぶキュンときた、今日の回」という声がSNSに集まった。
※種崎敦美の崎は、正しくは「たつさき」
■文/苫とり子
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