

<呪術廻戦>オシャレな演出で攻めたVS腸相戦 “アニオリ盛り盛り”赤血操術の真価にファンも絶句「舐めててゴメン」

MBS・TBS系列全国28局にて放送・配信中のアニメ「呪術廻戦」(毎週木曜夜11:56-0:26ほか、TBS系/ABEMA・ディズニープラス・Huluほかにて配信)の第2期13話(第37話) 「赫鱗」が10月19日に放送された。今話は1話まるっと虎杖悠仁(CV.榎木淳弥)と腸相(CV.浪川大輔)のバトル回となり、腸相が使う赤血操術とスタイリッシュなアクションに注目が集まった。(以下、ネタバレを含みます)
動きに動きまくったVS腸相戦
渋谷駅構内に突入した虎杖と腸相のファーストコンタクト。いきなりの赤血操術奥義“穿血”で虎杖は左腕を貫かれてしまう。ここから展開された2人のバトルはひと言で言って、「ものすごい」に尽きるものだった。
アニメーターへの感謝の気持ちが湧き上がるほどに、とにかく動く、動きまくる。前話は七海建人(CV.津田健次郎)の怒気を表現するように、太く、ずしりとした重厚な作画であったが、今回はそれとは対照的に、様々な角度から映すカメラワークとスピード感のあるスタイリッシュなアニメーション。なおかつ、電光パネルで見せる赤血操術の解説、穿血を誘う矢印の標識、点滅する光源による明暗の作りといったオシャレな演出とあって、本来なら鮮血が広がるエグい戦闘描写を鮮烈に見せていく。
振り返れば、これまでも「呪術廻戦」はエピソードによって演出カラーを変えてくる作品だった。「懐玉・玉折」で言えば、爽やかな青とまぶしい光を強調した前半の雰囲気に対し、後半は夏油傑(CV.櫻井孝宏)の胸中を表したかのようなくすんだ絵作りがされていた。全編通して固定の演出カラーという作品も素晴らしいが、本作のように画(え)の感覚を変えていくのも文句なしに素晴らしいものだ。これを作った絵コンテ、演出担当のセンスは視聴者にも刺さったようで、X(旧Twitter)では「今回の呪術廻戦、オシャレすぎん!」「標識のメタファーと重なるバトルがいい雰囲気。これすごい好き!」などのコメントが次々と寄せられていく。
“アニオリ盛り盛り”赤血操術の真価
そして、腸相が使用した術式、赤血操術にも注目が集まる。赤血操術は第1期で高専京都校の加茂憲紀(CV.日野聡)も使用した、呪力を込めた自身の血液を自在に操る術式だ。遠距離では穿血、中距離では超新星、近距離では血刃、格闘戦では赤鱗躍動といったどの距離でも戦えるバランスの良さが強みの術式だ。また、円刃型の投擲技や鉤爪を作っての攻撃という原作にはなかったアニメオリジナルの追加技が赤血操術の万能さをより強調し、腸相はこれらを的確に繰り出して虎杖に手痛いダメージを負わせていく。この腸相の強さに視聴者も赤血操術の真価を理解したようで、「加茂家が門外不出にするのもわかるわ。正直舐めててゴメン」「お兄ちゃんだからだろうけど、赤血操術ってこんな強かったのか」「加茂君の赤血操術見てイマイチな技と思ってたの全面撤回」など、Xには驚きと絶句のコメントが続々と集まり、トレンドにも上がる勢いとなっていた。
前述した演出の上手さも含み、赤血操術の分かりやすさ、アクションの醍醐味があるこのバトルシーンには、アニメ化の良さがふんだんに詰まっている。原作からどの程度変えていくか、どの程度追加していくかは元作品の形やアニメ化の方針次第だが、期待を超えて、作品をさらに底上げしてくれるアニメ化はファンにとって嬉しいかぎりだ。このあたりには多くのファンが声を寄せており、「私の脳内で思い描いていた赤血操術の何倍もスタイリッシュだったアニメ化万歳」「脹相お兄ちゃんの赤血操術のレパートリーが大盛りになってて戦闘描写がめっちゃ良かった」「アニメの独特さと実写のような生っぽさをうまく組み合わせていて凄いと思う。いつもどこかにリアリティを感じる」など、歓喜のコメントも目立っていた。
“存在しない記憶”の意味は?
激闘の末に敗れてしまった虎杖だが、腸相がトドメを刺そうとしたそのとき、彼の脳裏に九相図兄弟と虎杖とで仲睦まじくテーブルを囲む“存在しない記憶”が流れ出す。これは一体、何を意味する映像なのか。残された虎杖の下には夏油の仲間だった美々子、奈々子(ミミ、ナナ)も現れ、今話では描かれなかった冥冥(CV.三石琴乃)と特級呪霊の戦いの行方も気になるところだ。「渋谷事変」はまだ中盤に差し掛かったばかり。各所で起こる戦いがどう回収されていくのかに注目したい。
■文/鈴木康道
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