アニメ「葬送のフリーレン」第6話が放送

<葬送のフリーレン>真の実力を見せたシュタルク ド迫力の戦闘シーンに称賛の声多数

2023.10.14 18:03
アニメ「葬送のフリーレン」第6話が放送

週刊少年サンデーにて連載中の同名コミックをアニメ化した「葬送のフリーレン」(毎週金曜夜11:00-11:30、日本テレビ系/ABEMA・ディズニープラス・Huluほかにて配信)。その第6話「村の英雄」が10月13日に放送された。今回、フリーレン(CV.種﨑敦美)は戦士アイゼン(CV.上田燿司)の弟子・シュタルク(CV.小林千晃)と共に紅鏡竜討伐に向かう。(以下ネタバレを含みます)

臆病すぎる男・シュタルクが真の実力を発揮する

深夜、激しい騒音を聞いたフェルン(CV.市ノ瀬加那)はその音の発生源であるシュタルクの元を訪れる。そこで彼女が目にしたのは、修行に明け暮れるシュタルクの姿だった。断崖絶壁を斧で切り裂くシュタルク。それを見たフェルンは「竜が村を襲ったらシュタルク様は戦うのですか?」と問いかける。この質問に対しシュタルクは「死んだって嫌さ。でもよ、この村の連中にとっては俺は英雄なんだよ」と答えた。

そんなシュタルクに対し、フェルンは自らが初めて魔物と戦った時のことを語り始める。魔物と相対した瞬間、足がすくみ逃げ出してしまったフェルン。ひたすら逃げ続け、魔物に追い詰められたその時、彼女の身体は自然と動き、放った魔法は魔物を貫いた。当時のことを振り返り、フェルンは「必要なものは覚悟だけだったのです。必死に積み上げてきたものは決して裏切りません」そうシュタルクに言って聞かせた。

翌朝、フリーレンたちはシュタルクと合流して紅鏡竜の討伐に向かう。恐怖のあまり、手を震わせるシュタルク。その姿を見てフリーレンは「アイゼンと同じだ」と語る。自らの師匠も恐れながら魔物に戦っていたことを知ったシュタルクは、紅鏡竜と戦う決意を固めた。シュタルクに課せられたのは紅鏡竜を30秒間足止めすること。その後はフリーレンたちによる魔法攻撃が始まる予定だった。しかし30秒間の中の戦いの中で、シュタルクは紅鏡竜の討伐をひとりで成し遂げてしまう。それを見たフリーレンは「よくやった。期待以上だ。偉いぞ」と告げる。

土産話を持って帰る、それがシュタルクの旅の理由

シュタルクを旅のパーティーに加えたフリーレン一行は城塞都市ヴァールに到着する。しかし、この街の関所は通行止めで、守護する衛兵隊長は「少なくとも俺が着任してからは、魔物も人も1匹たりとも通していない」と語る。この足止めに対し「久々にゆっくり魔法の研究ができるぞ」と、気楽に構えるフリーレン。この態度にフェルンは不満げな面持ちを見せる。

街の人々が「関所が開くのは早くても2年は先だろうな…」と話すのを聞いたフェルンは、シュタルクと共に関所を越える方法を探り始める。商人ギルドから盗賊ギルドまで、街の至る所で情報収集を行うふたり。フェルンはこの捜索に積極的なシュタルクを見て、その理由を尋ねる。シュタルクは、いつ死ぬともわからない師匠・アイゼンのことを思いながら「師匠が俺を連れてけってお前たちに言ったんだ。だから俺はよ、師匠の代わりにくだらなくて楽しい旅をたくさん経験して、土産話をたっぷりと持って帰らないと駄目なんだ」と答えた。

関所の通過方法を模索するなかで、フェルンたちは衛兵に追われて姿を隠すフリーレンを発見する。共に姿を隠す3人、しかし衛兵たちは容易くフリーレンたちを見つけだすと、「申し訳ありませんでした! フリーレン様、どうかお許しください!」と突如謝罪した。さらに同伴した城代も魔王討伐を成し得た英雄であるフリーレンを足止めしてしまったことを謝罪する。城代から直々に関所通行許可をもらった3人。フリーレンは「ゆっくりしたかったのに…」とボヤきながら北側諸国に歩みを進めることとなった。

ド迫力の戦闘シーンに「シュタルク」が2週連続トレンド入り

X(旧Twitter)には多くの感想が投稿され、先週に続けて「シュタルク」が日本のトレンド入りを果たした。そのきっかけとなったのはシュタルクと紅鏡竜のバトルシーンだ。その迫力溢れる映像に「戦闘シーンめっちゃある!!!!!すげぇ!」「ド迫力の戦闘シーン来た」とのコメントが集まる。同時に「これはシュタルクさん主人公ですわ」といった称賛の言葉も集まり、大いに話題となった。

北側諸国に歩みを進めるフリーレン一行。彼女たちを待ち受けるのは果たして…。次週も楽しみにしたい。

■文/はるのおと

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