

使い始めたら虜になる!シンプリスト愛用が買ってよかったお洒落なキッチングッズ
2023.02.27 07:05
“サステナブルな行動”のバトンをつなげていく、リレー連載企画「#TSUNAGU100」。整理収納アドバイザー佐々木奈美さんは、木工品好き。自然から生まれたものを取り入れることが、心地よい暮らしにつながっているのだそう。木工品の魅力や、愛用しているお盆について綴っていただきました。
持続可能な社会は、暮らしのモノ選び一つから。

人は昔からそうやって、工夫して道具を作り、使えなくなるまで使ってきました。モノが溢れた昨今、私たちは昔の人々の暮らしに憧れさえ抱いています。そして、それを大切に受け継ぎ残そうとしている人もいるのです。

里山に並ぶ木を削って作られた道具たち…例えば、ちりとり、杓子、木箱などは、素材そのまま。それは見ていてとてもおもしろいものでした。
そのせいか、大人になってからは、人の手で丹精込めて作られた道具を見ると、なつかしさと同時に豊かささえ覚えるのです。
日本各地で伝承された伝統工芸品には、細やかな手仕事に魅了され、わくわくします。
量産品をいくつ買っても満たされない心を、唯一無二の存在が満たしてくれるのです。
四十沢木材工芸「KITO」から受け取る自然のぬくもり

特に木工品は、木の年輪や木目がそのまま映し出されている様子に愛おしさを感じます。
一つ一つ木目が違い、計算のない配列がリズミカルなデザインのよう。
2つとして同じものはなく、自分の手元に届くご縁を感じるのです。
石川県の四十沢(アイザワ)木材工芸「KITO」の雪輪盆をわが家に迎えました。ケヤキという木材でできたお盆です。
石川県と言えば、漆器が伝統工芸として有名ですが、その中で四十沢木材工芸は漆器用素地の木地屋として創業。技術を伝承しながら、手工業デザイナー大治将典氏を迎え、「KITO(きと)」が生まれました。木と一緒に日常を過ごせるように・・・という意味で名付けられたそうです。

木工品のお盆を取り入れた食卓は豊かな時間に



木の日用品は、使うごとに傷や汚れが経年変化として現れ、それを味わうのが醍醐味です。木の色が変わったり、乾燥してくると形が反れてくるのも愛おしい変化。オイルなどを塗布してメンテナンスする方法もありますが、私はありのままを受け入れて使うのを楽しんでいます。いびつな形になっていくのもまた、おもしろいものです。
暮らしの中で見つけられる、地産地消と伝統工芸を楽しむこと。

伝統工芸品などに見られる細やかな技術は、「どんなふうにつくられているのだろう?」とか、「どんな暮らしぶりの人がつくっているのだろう?」など、作り手に対するイメージが膨らむのも楽しみの一つです。
作り手のこだわりや思い、その土地の歴史や継承の背景が網のように広がっていくことにおもしろさがあります。日本のどこか遠くに住む誰かが大切に受け継ごうとしている伝承を、暮らしで愛用するということにわくわくするんです。
コトン、コトン。
木工品から出る生活音は、自然の山や沢の音を感じられるやさしく心地良いものです。時として手に取りやすい大量生産のプラスチック製品ではなく、長く使っていきたい日本各地で伝承された伝統工芸品を暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。
四十沢木材工芸
KITO 雪輪盆
9,900円(税込)
わたし、身近な誰か、地球にもいいコト起きる“サステナブルな行動”をここからつなげていこう!
暮らしにいいコトの循環“サステナブルな行動”が一人でも多くの人につながってほしい、という思いを込めた、リレー連載企画「#TSUNAGU100」。
サステナブルな行動は、環境だけでなく、実はみんなが思っている“モヤモヤ”“小さな不満”を解決してくれます。
「#TSUNAGU100」のハッシュタグをつけてSNSで投稿いただいた方の中から、編集部が選び、記事に取り上げさせていただきます。
“サステナブルな行動”とは?
✓ゴミを減らす工夫、使わなくなったものを再利用、モノを大切に使う気持ち
✓実はみんなが思っている暮らしの中の“モヤモヤ”“小さな不満”が解消できる
✓自分や、身近な誰か、地球にもやさしい etc..
“サステナブルなモノやコト”を、みんなで共有していきましょう!
こちらのレビューはInstagramでもご欄いただけます。「#TSUNAGU100」のタグを覗いてみてくださいね
writer / 佐々木奈美 佐々木奈美
※記事の内容(本文・画像など)に関しては、許諾を得て掲載しております。
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