年明けには厳しい寒さの日も…気象予報士が解説!冬休みシーズンの天気予報
年の瀬、いよいよ寒さも本格的になってきました。関西では北部を中心に大雪が降ったり、凍えるような寒さの日も。ここで気になってくるのが年末年始の天気予報!
そこで今回は、読売テレビ『かんさい情報ネットten.』のお天気コーナー『スケッチ予報』でお馴染みの気象予報士・蓬莱大介さんが冬休みシーズンの天気予報と、寒暖差に気を付けるべきポイントを解説!
年末年始は平年並みの寒さ。年明けには強い寒気が
画像:ウェザーニューズ
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年末から年越しまでは、平年並みの寒さで比較的穏やかでしょう。週間予報には写っていませんが、2023年1月3日(火)と4日(水)に近畿に強い寒気が流れてきそうです。北部を中心に大雪や吹雪で、中部、南部も風が冷たく厳しい寒さになる予想です。
この冬は、“ラニーニャ現象”によって、偏西風が大きく蛇行しやすくなっています。この現象は、日本列島に、夏になると南から蒸し暑い空気が流れ込みやすくさせ、冬にはシベリア大陸から寒気が流れ込みやすくさせます。
2023年2月頃までは続く見通しとなっていますので、この冬は大雪、寒さには要注意です。
ヒートショックに気を付けて
この冬は、寒さが厳しい日が多くなります。
画像:ウェザーニューズ
特に、気を付けていただきたいのは“ヒートショック”です。ヒートショックは、気温の下がる冬に多く発生しやすく、お風呂場の浴室・脱衣場、トイレでの寒暖差に気を付けてください。
画像:ウェザーニューズ
入浴前に浴室や脱衣所を温める、食後や飲酒後すぐに入浴しないなど、対策は上の画像を参考にしてください。
朝起きたらストレッチを。蓬莱さんの冬のルーティン
僕の年末年始は、1月の仕事の準備に追われていて、机に向かっての作業が多くなりそうです。寒くて肩が凝りがちだとスポーツトレーナーの方に相談したところ、猫背と肩こり防止の体操を教えてもらったので毎日やっています。
画像:蓬莱大介
まず、両手を肩に軽く触れて肘を前後5回ずつまわします。「肩甲骨を回す意識」で、これを毎日3セットしています。あとは、朝起きた時にストレッチをしています。
年始は厳しい寒さが予想されてますが、しっかり防寒対策して新年を気持ちよく迎えましょう。(解説/蓬莱大介)
【取材協力】
※ 蓬莱大介さん・・・2011年より読売テレビの気象キャスターを担当し、現在は『情報ライブ ミヤネ屋』、『かんさい情報ネット ten.』、『ウェークアップ!ぷらす』に出演中。翌日の天気のポイントをイラストで教えてくれる『スケッチ予報』では、ユーモア溢れるイラストが大人気!
【画像】
※ウェザーニューズ/蓬莱大介
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