

【バッグの中身】田中みな実オタクとして話題の女子が仕事で欠かせないもの
取材・文:ミクニシオリ
撮影:三浦晃一
編集:照井絵梨奈/マイナビウーマン編集部
自分の軸を持っている人って、同じ女性の目から見ても輝いて見える。
「芯になるものを見つけると、服や持ち物を選ぶ時も悩まなくなります。それが、私にとっては田中みな実ちゃん」
彼女の名前は、アリサさん。フリーランスの彼女は、映画や音楽など、もともと自分が好きだったことに関わる仕事をしている。
フリーランスとして大成するために、彼女が意識したのはSNSでの発信活動だった。その過程で、フリーアナウンサーの田中みな実さんのファンとして、みな実さんにまつわる美容情報なども発信しはじめたアリサさん。今では総フォロワーも2万人近い。
そんなアリサさんのしごとバッグからは見えてきたのは、“好き”という軸を持って、周りに発信し続けることの大切さだった。
アリサさん
広告業界からフリーランスに。好きなものはとことん突き詰める性格から映画をはじめとした、音楽・美容・ホテルなど幅広い業界でSNSを使用したプロモーションをメインに担当。映画試写会イベントの企画や登壇なども行う。
Twitter:@ars__625、Instagram:@ars__625
「バッグはMM6 by Maison Margielaのもの。フリーランスとして複数の会社と仕事していて、時に取引先から支給されたPCを複数台持ち歩くこともあるため、大きめをセレクトしました。マルジェラはみな実ちゃんが好きなブランドでもあるので、そこも購入のきっかけです。ファッションもみな実ちゃんの着用服を指名買いすることが多いのですが、このバッグはフェミニンにもカジュアルにも合うシンプルなデザインなので、オンオフ問わず使っています」
今日のファッションも、田中みな実さんがお仕事で着用されていたものなんだとか。今や美容やファッションのミューズとしても人気のある田中みな実さん。アリサさんの持ち物には、そんな田中みな実さんの美容発信の中でも珠玉のアイテムが詰まっている。
●バッグの中身
1 パスポート
2 iPhone
3 AirPods Pro
4 ブレスケア
5 MacBook Air
6 コンパクトスタイラー
7 メガネ
8 財布
9 イヤホン
10 MacBookの充電器
11 歯磨きセット
12 Ray-Banのサングラス
13 皮膚科でもらったビタミン剤
14 タオルハンカチ
15 ロルバーンのノート
16 ミッフィーのヘアクリップ
17 ペン
18 化粧ポーチ
19 ANKERの充電器
「みな実ちゃんは美容にもすごくこだわっているので、美容の発信もすごく参考になります。みな実ちゃんを見習ってファンデレスの肌を目指すために、今使っているのがこのミスト化粧水とKANEBOのコンシーラーです。ファンデレスメイクを意識するようになってからは、ズボラなところのある自分でもメイクのマスクよれが気にならなくなりました」
保湿のためのミスト化粧水は、出先での急な宿泊や環境の違うオフィスなどでも大活躍。マスクの機会の多い今なら、肌の土台力を高めておけばコンシーラーでのポイントカバーくらいの方が、肌への負荷も軽減できる。ファンデレスメイクって大変そうだけど、田中みな実さんの情報をくまなくチェックすると、自然と「こっちのが楽じゃん!」と思えたのだそう。
「仕事でスマホを使う機会も多いので、充電器は大きめです。昔は普通の充電器を使っていたんですが、それだと充電器の充電をし忘れて、必要な時に充電できなくて(笑)。この充電器は充電しながら給電もできるパススルーバッテリーなので、充電のし忘れがなくなりました。充電容量も大きいので、AirPodsなど様々なガジェットも充電できるんです。
映画に関する仕事もしているので、移動中に試写を見ることも多く、イヤホンの充電し忘れも実は命取り。シーンを分けるためにも非常用にもなるので、イヤホンは有線と無線のダブル持ちです」
自分のことをズボラと話しながらも、そんな自分を理解したアイテムセレクトをしているところがステキだ。フリーランスという働き方は自由そうには見えるかもしれないけれど、仕事の管理も自己責任になってくる。自分の短所をすくってみせることも、ある種フリーランサーの仕事のうちなのだ。
とはいえ、24歳のアリサさんは、現在フリーランス歴3年だ。ずいぶん早い独立には、どんな経緯があったのだろう。
「もともとはSNS系のマーケティング会社で働いていたのですが、その時にはすでに個人での仕事をいくつかもらっていたんです。それがたまたま、正社員を辞めても生きていけるくらいの分量になったので、それなら、となりゆきでフリーになったんです。
個人の仕事のもらい方をよく聞かれるんですが、私の場合SNSや周囲の友人関係の中で”好きを公言していた”からだったなと。映画も音楽ももともと好きで、それを周りでもネットでも話していたんですよね。すると、誰かが『これ、アリサちゃんに向いてるんじゃない?』って言って、仕事を振ってくれるんです」
たしかにもし自分が外注に仕事を振るとしたら、その仕事が得意だったり、その仕事に詳しかったりする人がいい。もっと言うなら、その仕事が“好き”な人が、一番ステキなものを作ってくれそうだ。
「みな実ちゃんのことを発信するようになったのも、その経験がきっかけです。フリーランスになった時に、エンタメ領域に関わる人間として、自分のSNSも伸ばせたという実績が欲しくて。
でも、もうインフルエンサーって飽和量オーバーしているんですよね。ネットの海で、自分にしか発信できないことってなんだろうって考えた時に、いくつかの情報を組み合わせるしかないなと。そこで、自分が関わっている映画宣伝の情報と、大好きなみな実さんに関わる美容情報を発信するようになったんです」
SNSやインターネットの中で、自分らしくいるのって難しい。人の発信やコメントが嫌なノイズとして聞こえることもある。でも、アリサさんは前向きだった。映画とみな実ちゃん。どっちかだけは好きで発信している人がたくさんいるかもしれないけれど、組み合わされた時にうまく言葉に落とし込めるのは、自分だけのはず。
自分の言葉で、自分のスキを発信し続けた結果、アリサさんは「田中みな実さんのファン」として地上波のテレビ番組にまで出演した。
「フォロワーが増えてから、仕事の幅も広がりました。アリサといえば、映画とみな実ちゃん。フォロワーさんも友人も、みんなそう思ってくれているように感じます。好きなものって情報のキャッチアップが早いじゃないですか。その情報はきっと、どこかの誰かにとって知らない情報になるはず。好きなものを好きって言って悪いことなんて一個も無いので、恐れず好きって言えるといいのかなと思います」
自分の好きなものを好きということにも、抵抗があるという人もいるかもしれない。自分よりもっと好きな人がいるかも、と自信が持てなくなる気持ちも分かる。
「でも、私にはみな実ちゃんがいたから。みな実ちゃんだけじゃなくて、フリーアナウンサーの宇垣美里ちゃんも好きなんですけど、昔からアイドルみたいな女の子よりも、強くてクレバーな女性に憧れたんです。だからまずは、そういう女性に少しでも近づけるようにって、いろんなことを真似してみたんです。
彼女たちを人生の指標にしてから、周りから『きれいになったね』って言われる機会も増えて、自分に自信がつきました。目標になる人を見つけると、自分の意思決定もシンプルになります」
好きな人、好きなもの。そういうものはきっと、自分を強くしてくれる。好きなことを仕事に、の第一歩は、まず胸を張って「好きなものを好き」と周りに伝えること。
ファッションも仕事もバッグも好きなもので身を包んだアリサさんは、今日も楽しく働いている。
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