

「虱」=「かぜ」じゃない…?読めたらスゴイ!《虫の難読漢字》4選
読めたらすごい!難読漢字を4つご紹介します。「虱」って、なんと読むかわかりますか?よく見てください「かぜ」ではないですよ。今回はすべて虫の名前です。「寒蝉」「壁蝨」「飛蝗」いくつ読めるか挑戦してみて。
虱=シラミ
「虱」は「シラミ」と読みます。血液や体液を吸う寄生生物で、現在世界中に約1000種類ほど存在し、多くの未知種があると言われています。虱は針のような口器で皮膚を突き刺し、咽頭にあるポンプで吸血します。語源は「白虫」の転訛といわれていて、古名の「キササ」に「虱」の漢字が当てられています。第二次世界大戦後には「ホワイトチイチイ」という、隠語風の呼び方もあったのだそう。
寒蝉=ツクツクボウシ
「寒蝉」は「ツクツクボウシ」と読みます。晩夏から初秋に発生する、特徴的な鳴き声を持つセミの1種です。鳴き声が「ツクツクホーシ」や「オーシーツクツク」などと聞こえ、そのまま「ツクツクホーシ」や「オーシンツク」と呼ばれることもあります。「寒蝉」以外に、「つくつく法師」と表記することもあるので覚えておいてくださいね。
壁蝨=ダニ
「壁蝨」は「ダニ」と読みます。体長1mm以下の小型節足動物で、全世界に4万5千種ほど存在すると言われています。「壁蝨」のほかに、「蜱」「蟎」「螕」と表記することもあり、中国語ではマダニ類を「蜱」それ以外を「蟎」とし、総称して「蜱蟎」と呼びます。新潟県では「たんじろう」、京都府では「たにこ」、鹿児島県では「だんにゃま」など、日本では地方によってさまざまな呼び方があります。
飛蝗=バッタ
「飛蝗」は「バッタ」と読み、昆虫のバッタ類を指します。単独生活を送る普通のバッタもいますが、飛翔能力と集団性が高い成虫に変化すると大群をなして移動し、農作物などに大害を与える「蝗害(こうがい)」を発生させ、田畑に壊滅的な被害を与えることもあります。食べ物がなくなると、バッタ同士で共食いも起こるのだそう。「飛蝗」以外に、「螇蚸」「蝗虫」「蝗」と表記することもあります。
難読漢字いくつ読めた?
4つの難読漢字を紹介しましたが、いくつ読めましたか?よく知っている身近な虫も、漢字表記になると読むのが難しいですよね。いい機会なので、ぜひ覚えておいてくださいね。
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