「46年ぶり」HMMの船舶4隻、喜望峰航路に迂回…スエズ事故で
2021.03.28 10:46
提供:もっと!コリア
スエズ運河での船舶座礁事故が長期化し、国内最大のコンテナ船社HMM(旧現代商船)は該当の航路を通る船舶4隻を南アフリカの喜望峰を回ることを決定した。
HMMは去る28日、今週にスエズ運河を通る2万4000TEU級の「HMMストックホルム号」「HMMロッテルダム号」「HMMダブリン号」と、5000TEU級の不定期船「HMMプレステージ号」の4隻を南アフリカ喜望峰航路に迂回することにしたと明らかにした。ストックホルム号はアジア発欧州行きの船であり、残りはヨーロッパ発アジア行きの船舶だ。
HMMの関係者は、「海運同盟ザアライアンスと協議の末、今週(スエズ運河を通る)の船舶を迂回することにした」とし、「来週に移動する船舶は今後の状況を見て決める予定だ」と説明した。ザアライアンス加盟の独ハパクロイドは、ホームページにHMM所属船が迂回を決定したという公示文を上げた。
喜望峰に迂回すると運航距離が6000マイル(約9650キロメートル)増えることになる。またスエズ運河を通過するよりも7~10日ほどさらにかかる。それだけコストが増加するが、スエズ運河を通過するときに支払う通関料がかなりの額である点などを勘案すれば、損失はそれほど大きくないだろうというのが業界関係者の話だ。
HMMが喜望峰を迂回することは、1975年以来で46年ぶりだ。 1869年のスエズ運河の開通以降、各海運会社は喜望峰航路をあまり利用しなかった。しかし第1~4次中東戦争で1967年から8年間は喜望峰航路に迂回したが、1975年に再開通された後は喜望峰に迂回することはなかった。
ただしHMM船舶の中で一番最初にスエズ運河への進入が妨げられた2万4000TEU級「HMMグダニスク号」は、近くの海上に四日目で待機していると伝えられた。今回の事故で欧州向けのコンテナ船の運賃が高騰するだろうという懸念が提起されている。 100隻を超えるコンテナ船がスエズ運河に閉じ込められており、その分の供給が急減したためだ。
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