「煮凝」って何…?読めたらすごい!《難読漢字》4選
みなさんは、「煮凝」の読み方がわかりますか?この漢字をサラッと読むことができたらスゴいです♪周りの人たちに自慢できちゃうかも…?!今回は、難読漢字を4つ集めてみました。読める漢字があるかどうか、挑戦してみてくださいね!
(1)「煮凝」
「煮凝」の読み方は、「にこごり」と読むのが正解です!ゼラチン質のものが多い食べ物は、冷めると汁の部分が固まりますよね。魚やお肉にはゼラチン質が多く、煮物にしたときの煮汁が冷めてゼリー状になったもののことを、「煮凝(にこごり)」と言うんです!地域によって「煮凝(にこごり)」のことは、「こごり」や「こうごり」とも呼ばれています。ほかにも、この冷えて固まる現象を利用した、具材ごと固めた料理のことも「煮凝(にこごり)」と呼ばれます。
(2)「女奮」
「女奮」の読み方は、「めふん」と読むのが正解です!「女奮(めふん)」とは、「ぶなざけ」という種類の鮭の腎臓を使って作った、「塩辛」のことなんです♪北海道の郷土料理で、お酒のあてとして大人気の食品です。見た目は海苔の佃煮のように、黒くてとろみがあります。鉄分やビタミンが多く含まれることから、地元では体調がよくないときに食べられるようです。
(3)「剥ぎ造り」
「剥ぎ造り」の読み方は、「へぎづくり」と読むのが正解です!「剥ぎ造り(へぎづくり)」は、和食における料理用語のひとつで、包丁で魚を切る切り方の名前なんです。そもそも「へぎ」とは、包丁で食材をそぐように切る切り方のことです。そして、鯛などの引き締まった白身魚を切るときに、そぐようにして身を切る手法のことを「剥ぎ造り(へぎづくり)」と言います。古くからの伝統がある和食には切り方にもひとつひとつ名前があり、難しい漢字の言葉も多いのですね。
(4)「氷頭膾」
「氷頭膾」の読み方は、「ひずなます」と読むのが正解です!みなさんは、「膾(なます)」を知っていますか?魚介類や野菜、果物などを細く切り、酢を基本にした調味料で和えた料理のことです。そして「氷頭膾(ひずなます)」は、鮭の鼻先にある軟骨を使用した「膾(なます)」の一種のことです♪おせち料理としても有名な料理なんですよ。
読める漢字はありましたか?
今回ご紹介した漢字の中で、ひとつでも読むことができたあなたはスゴいです♪読めなかった漢字は、これを機会に覚えてみてもいいですね。
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