

割り勘or奢ってもらう? 本当にモテるデート代の支払い方
今回のお悩み「財布を出さない女って嫌われますか?」
SNSでよく見かける「デート代割り勘問題」。親世代のスタンダードは「男性が奢る」だったかもしれませんが、令和の今は割り勘カップルも増えてきているように思います。でも、Twitterを見ていると「奢られた方がうまくいく」なんて意見もあったり……。デート代って結局どうするのが正解なんでしょうか?
■財布は印籠。見せつけるのが女性のマナー
まず最初に断言します。
「奢るよ」と言われようが、「会計時に財布を見せるのは女性のマナー」です。これをしないのは、トイレに入って手を洗わないくらいマナーがなってません。本心はどうであれ、財布は水戸黄門の印籠のように「目に入らぬか〜」と必ず相手の目に入れるべきであり、黄門できない女は嫌われます。
男性は奢ることが嫌いなのではなく「奢られて当然と思っている女」のことを忌み嫌っています。
財布を見せる見せないの違いであなたの印象は雲泥の差なわけですから、好きな男性の前で出さない理由はありません。請求されたら? それは払いましょう。あなたが食べた分ですから。払いたくない? もしかしてトイレで洗った手を髪の毛で拭くタイプ?
特に交際後、毎回彼がお支払いしてくれるのが定番になっている人ほど忘れがち。お金を出してもらうのが当たり前のように見える態度は言わないだけで彼も何か思っているかも。
◇心にボディコンを着ている「奢られた方が〜」派
さて、カップルとして「奢られた方がうまくいくのか?」という問題についてです。
そもそもなぜ奢られた方がうまくいくという考えが生まれるのか。その理由に「割り勘は男らしくなくカッコ悪い」「奢られる事で男を立てる」という考え方があるのでしょう。
その昔、男性が稼ぐことが当たり前で女性はそんな男性を立て、半歩後ろを歩くことがもてはやされていました。あなたが「奢られた方がうまくいく」と感じているのなら、それはその昭和の価値観の名残りです。
男性よりも稼いでいる女性だって山ほどいる今、「旧来の男らしさ」に縛られすぎています。個の魅力や多様性を評価する令和の時代にいながら、価値観がブラッシュアップされておらず、ワンレンボディコンを身につけた心で生きている証拠。まさにおったまげ〜です。早くそのお立ち台から降りてください。
■令和の今「うまくいく、の定型」はない
今は昭和的価値観が少しずつ壊されてきている価値観の過渡期です。女性だって結婚後も仕事を持ち続け、家事も育児も分担して対等に生きていこうという時代。男らしさ、女らしさっていうものが世の中からとっぱらわれ、個性を受け入れる時になってきたわけです。
カップルのお金事情だって同じ。カップルごとの多様な形があるべきです。
日本人は同調圧力が好きです。「一般的にはこう」と型にはまる事で安心し、考えることを放棄している場面をよく見ます。昔は人生設計や家族の形も画一的だったのでそれで良かったのでしょう。
働き方や恋愛対象、生き方など何一つとっても型にはめられないことの方がほとんどの今。令和のカップルとしていい関係を築くために「友達はこうだから」「普通はこうあるべき」という固定観念から抜け出し、2人だけのしっくりくる形を生み出していくのが正解だと思います。
■どっちが払う? 二人の正解の見つけ方
うまくいっている、の定義として「互いがその点において不満を持たずに過ごせていること」が重要です。
◇お金について話すことは安心感を生む
例えばいつも彼が払ってくれている場合「ずっとあなたと一緒にいたい。だからこそ、今の会計の形が負担になっていないか心配だ」と切り出し、相手の本音を聞いてみましょう。
あえて多く払いたい男の人もいますし、それこそ旧来の男性主体の形に縛られて実は無理をしている人もいます。交際前に多く払うことがスタンダードになってしまった後だから、切り出しにくいと思っていたかもしれません。
二人のお金の形を話し合うことは、相手にも安心感を与えますし将来を考えるきっかけになることもあります。
また、「対等でいたいからあえて割り勘がいい」「割り勘だったけど彼の方がいつもたくさん食べているから、食事代だけはその分多く負担して欲しい」など、あなたにも正当な主張があるならきちんと伝えましょう。「自分の方が稼いでいるから、多く出して彼に負担をかけないよう会う頻度を増やしたい」というのも一つの形です。
◇正当でない主張はただのわがまま
とはいえ「うちのカップルは収入格差がある! デートで同じことをするにも収入が少ない自分の負担の方が大きいから多く出して欲しい」と、もし考えているならあなたはジャイアンです。
自分で稼いだお金をどう使うかは、その人自身の権利。他人が勝手に使い道を決めるのは非常に傲慢であり、ジャイアニズムがすぎます。「お前のものは俺のもの」と言っているのと同じですから、それはただのわがままでしかありません。そうさせたいなら相手がそうしたいと思わせるようなあり方を考える必要があります。
■大切なのは「感謝の気持ち」を忘れないこと
お金の切れ目は縁の切れ目でありながら、なかなか切り出しにくいのがこの問題。だからこそ不安を抱えながら察し合うのではなく、しっかり話し合うことが一番大切です。
二人の答えが見つかった時、男女関わらず多く出してもらった側は常にお礼と感謝の気持ちを忘れてはいけません。相手も話し合って納得したのだからとその答えにあぐらをかいていては、関係は終わりです。
彼が多く負担すると言ってくれたとしても、たまにはこちらからも出したり、別の形でお礼を形にしたりと、行動や気配りなどで感謝を表してギブとテイクを忘れずにいることでいい関係が築けるものです。
令和のマネーハック01
「奢られた方がうまくいく」は昭和の価値観。2人だけのしっくりくる形を生み出していくのが令和の正解!
(文:やまとなでし子、イラスト:itabamoe)
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