坂本龍一「毎日のように音採集をしている」雨音を録音
2018.10.25 20:07
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アーティストの坂本龍一が25日、千葉県内で行われたトークショーに、『WIRED』元編集長の若林恵氏とともに出席した。
「音楽への探究心」「人や社会の本質を求める姿勢」「再生と復活」を中心に、本物を追求し、自由を実現するために進化し続ける生き方についてトークが展開。その中で、坂本は「毎日のように音採集をしている」と打ち明け、なぜ、そんなことをしているのか聞かれると「18歳のころから感じていたことで、例えばオーケストラだったら(音が)決まってるんですね。飽きちゃうんです。なので民族音楽を勉強したりして、聞いたことのない音への飽くなき興味ですかね」と返答。
さらに「雨が降ってくるとワクワクしますね」という坂本は、「雨が降ってくると耳をすまして“今日の雨はどんな感じかなあ”とか、同じところに降っても決して同じ音じゃないはずなので、(音を)録ってしまうんですね。でも普通に録っても面白くないから、バケツを被って、そのバケツの中で聞いたらどんな音がするのかなということで被ってみたり(笑)」と打ち明けた。
また、次のステップについて聞かれると「『async』は地図にない山だったんです。登山道もわからないので、めちゃくちゃに登った感じなんですね。で、登ってみたら次の山が見えちゃったんです。でもその山は(『async』の)山に登らないと見えないものだったから、今はそっちに登っているので、その結果がいつ出るかわからないんですけど、2~3年のうちには次の山を」と意気込みを語った。(modelpress編集部)
さらに「雨が降ってくるとワクワクしますね」という坂本は、「雨が降ってくると耳をすまして“今日の雨はどんな感じかなあ”とか、同じところに降っても決して同じ音じゃないはずなので、(音を)録ってしまうんですね。でも普通に録っても面白くないから、バケツを被って、そのバケツの中で聞いたらどんな音がするのかなということで被ってみたり(笑)」と打ち明けた。
坂本龍一、昨年発売のアルバムについて語る
昨年発売した『async』を“原点回帰したアルバム”と表現している理由について聞かれると「いろいろやって来て、今までやっていないことをやろう、やりたいことだけやろうと思ったときに、18歳のころにやりたいと思っていたことと似ていたんです」といい、「この50年くらい何していたんだろうって(笑)。一生懸命やってきたけど、50年前の自分と変わっていなくて、無駄だったと言うべきか…」と苦笑しつつも、「救われるのは、18歳のときには(やろうと思っても)できていないので、意味はあることなのかなと思いますね」としみじみと語った。また、次のステップについて聞かれると「『async』は地図にない山だったんです。登山道もわからないので、めちゃくちゃに登った感じなんですね。で、登ってみたら次の山が見えちゃったんです。でもその山は(『async』の)山に登らないと見えないものだったから、今はそっちに登っているので、その結果がいつ出るかわからないんですけど、2~3年のうちには次の山を」と意気込みを語った。(modelpress編集部)
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