しまった! 職場の上司や先輩へのうっかり発言のフォロー法「サラッと流す」「笑顔で乗り切る」
2013.10.08 18:05
提供:マイナビウーマン
職場での人間関係に悩む女性は少なくないと思います。特に、上司や先輩社員への態度は、非常に気を使いますよね。理解できない部分も多いけれど、思いやりの気持ちを持って上手くやっていくのが、社会人というものなのかもしれません。
しかし、心の中で思っていることや不満が、ポロリと口からこぼれてしまう瞬間はあるもの。今回はそんな社会人女性たちのうっかり失言エピソードを集めてみました。
●年齢・結婚はデリケートな話題?
「上司や先輩と一緒に世間話をしているときに、話の内容から女性上司の年齢を初めて知った。そのとき、うっかり『えっ! ○○さん意外とまだ若いんですね!』と言ってしまった。
私は『若い』というほめ言葉のつもりだったけれど、よく考えると『見た目は実年齢より老けて見える』と言ったも同然。一緒にいた先輩からも、真剣に注意されてしまいました」(27歳/商社勤務)
「結婚願望の話を職場の女性社員同士でしているときに、何気なく『私は結構遅くてもいいと思ってるんだけど。あ、でも30代後半とかになっちゃったら、ウエディングドレス着るのがちょっとイタいかな』と発言。じつはその輪の中には、37歳独身女性の先輩が……。
言ってから『しまった!』と気づきましたがもう遅く、場の空気が凍り付いてしまいました。誰かが『○○先輩なら、全然イケますよ』とフォローしていたようですが、私は焦りすぎて、正直その後のことはあまり覚えていません」(26歳/アパレル関連企業勤務)
年齢や結婚に関する話題は、相手によっては気を使ってしまいますよね。まったく悪気がない発言でも、相手を傷つけてしまったり、嫌みを言ったと思われたりするケースもありそうです。
こんなとき、どうフォローすれば良いのでしょうか。中央話し方教室の代表講師・栗原君枝先生にアドバイスをいただきました。
「たしかに、女性にとって年齢や結婚のことは、デリケートな問題かもしれません。中には、自分の年齢を気にしている人や、結婚できないことで悩んでいる人もいるとは思います。
しかし、だからと言って周囲が気にしすぎる必要はありません。むしろ、こういった失言をよってたかってフォローすることで、かえって相手を傷つけてしまうことになります。
『しまった!』と思っても、場の空気がおかしくなる前に、サラッと流して話を続けるのが一番の思いやりではないでしょうか。おそらく、周囲が思っているほど、言われた人は気にしていないはず。たとえ気にしていたとしても、流してくれた方がありがたいものです」(栗原先生)
慌てて『いやいや、○○さんまだ若いですから』『○○先輩はドレスまだ似合いますよ!』なんて言ってしまうと、さらに傷口を広げる可能性も。デリケートな話題こそ、サラリと流すのが大人の思いやりかもしれませんね。
●困ったときは笑顔で乗り切る
「外出から帰ったらデスクの上にメモがあり、その字が汚かったため『ちょっと、字が汚すぎて内容がわからないんですけど。これ、何て書いてあるの?』と隣の同僚に言った。
じつはそのメモを書いたのは直属の男性上司で、席が近いため私の発言は丸聞こえ。上司は真っ赤な顔で、メモの内容を口頭で教えてくれました」(31歳/広告代理店勤務)
「職場の飲み会で、好きな男性俳優の話で盛り上がり、『私ちょっと髪の薄い外国人俳優がツボなんですよ。日本人なら絶対無理ですけど』と言ってしまった。薄毛の上司や先輩が何人もいたのに……」(31歳/デザイン会社勤務)
これは……。『スミマセン』と謝って良いものかどうか。フォロー方法に迷うところですね。栗原先生、対処法を教えてください!
「真剣に謝っては、相手に余計恥をかかせてしまいそうですね。こういった失言の後は、できれば笑顔で乗り切りたいところです。『しまった!』という気持ちをグッとこらえて、まずはニッコリ笑ってみましょう。
『これはさすがに読めませんよー』といった感じで、和やかな雰囲気を作ると相手も恥ずかしさが和らぐと思います。薄毛を気にしている男性も、真顔で『スミマセン』なんて言われると、かえって恥ずかしいですよね。かといって、変な空気になっているのに、無視をするのも気まずい。
それならいっそ、笑って『あ、失礼しました』くらいの方が、相手の男性上司も救われるのではないでしょうか」(栗原先生)
場合によっては、笑顔やユーモアこそが相手への思いやりになるケースもあるようですね。
どれも他人事ではない、うっかり言いそうな失言ばかりです。覆水盆に返らず。一度言ってしまった台詞は、引っ込められませんので、まずは失言をしないように注意しましょう。それでもうっかり口から出てしまったら、相手に恥をかかせないフォローができると良いですね。
(OFFICE-SANGA 森川ほしの)
しかし、心の中で思っていることや不満が、ポロリと口からこぼれてしまう瞬間はあるもの。今回はそんな社会人女性たちのうっかり失言エピソードを集めてみました。
●年齢・結婚はデリケートな話題?
「上司や先輩と一緒に世間話をしているときに、話の内容から女性上司の年齢を初めて知った。そのとき、うっかり『えっ! ○○さん意外とまだ若いんですね!』と言ってしまった。
私は『若い』というほめ言葉のつもりだったけれど、よく考えると『見た目は実年齢より老けて見える』と言ったも同然。一緒にいた先輩からも、真剣に注意されてしまいました」(27歳/商社勤務)
「結婚願望の話を職場の女性社員同士でしているときに、何気なく『私は結構遅くてもいいと思ってるんだけど。あ、でも30代後半とかになっちゃったら、ウエディングドレス着るのがちょっとイタいかな』と発言。じつはその輪の中には、37歳独身女性の先輩が……。
言ってから『しまった!』と気づきましたがもう遅く、場の空気が凍り付いてしまいました。誰かが『○○先輩なら、全然イケますよ』とフォローしていたようですが、私は焦りすぎて、正直その後のことはあまり覚えていません」(26歳/アパレル関連企業勤務)
年齢や結婚に関する話題は、相手によっては気を使ってしまいますよね。まったく悪気がない発言でも、相手を傷つけてしまったり、嫌みを言ったと思われたりするケースもありそうです。
こんなとき、どうフォローすれば良いのでしょうか。中央話し方教室の代表講師・栗原君枝先生にアドバイスをいただきました。
「たしかに、女性にとって年齢や結婚のことは、デリケートな問題かもしれません。中には、自分の年齢を気にしている人や、結婚できないことで悩んでいる人もいるとは思います。
しかし、だからと言って周囲が気にしすぎる必要はありません。むしろ、こういった失言をよってたかってフォローすることで、かえって相手を傷つけてしまうことになります。
『しまった!』と思っても、場の空気がおかしくなる前に、サラッと流して話を続けるのが一番の思いやりではないでしょうか。おそらく、周囲が思っているほど、言われた人は気にしていないはず。たとえ気にしていたとしても、流してくれた方がありがたいものです」(栗原先生)
慌てて『いやいや、○○さんまだ若いですから』『○○先輩はドレスまだ似合いますよ!』なんて言ってしまうと、さらに傷口を広げる可能性も。デリケートな話題こそ、サラリと流すのが大人の思いやりかもしれませんね。
●困ったときは笑顔で乗り切る
「外出から帰ったらデスクの上にメモがあり、その字が汚かったため『ちょっと、字が汚すぎて内容がわからないんですけど。これ、何て書いてあるの?』と隣の同僚に言った。
じつはそのメモを書いたのは直属の男性上司で、席が近いため私の発言は丸聞こえ。上司は真っ赤な顔で、メモの内容を口頭で教えてくれました」(31歳/広告代理店勤務)
「職場の飲み会で、好きな男性俳優の話で盛り上がり、『私ちょっと髪の薄い外国人俳優がツボなんですよ。日本人なら絶対無理ですけど』と言ってしまった。薄毛の上司や先輩が何人もいたのに……」(31歳/デザイン会社勤務)
これは……。『スミマセン』と謝って良いものかどうか。フォロー方法に迷うところですね。栗原先生、対処法を教えてください!
「真剣に謝っては、相手に余計恥をかかせてしまいそうですね。こういった失言の後は、できれば笑顔で乗り切りたいところです。『しまった!』という気持ちをグッとこらえて、まずはニッコリ笑ってみましょう。
『これはさすがに読めませんよー』といった感じで、和やかな雰囲気を作ると相手も恥ずかしさが和らぐと思います。薄毛を気にしている男性も、真顔で『スミマセン』なんて言われると、かえって恥ずかしいですよね。かといって、変な空気になっているのに、無視をするのも気まずい。
それならいっそ、笑って『あ、失礼しました』くらいの方が、相手の男性上司も救われるのではないでしょうか」(栗原先生)
場合によっては、笑顔やユーモアこそが相手への思いやりになるケースもあるようですね。
どれも他人事ではない、うっかり言いそうな失言ばかりです。覆水盆に返らず。一度言ってしまった台詞は、引っ込められませんので、まずは失言をしないように注意しましょう。それでもうっかり口から出てしまったら、相手に恥をかかせないフォローができると良いですね。
(OFFICE-SANGA 森川ほしの)
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