

プライドの高い人ほど人を嫌う心理「誰かを傷つけることで、自分のプライドを保つ」
2013.09.28 17:24
提供:マイナビウーマン
プライドの高い人に公の場でバカにされたり、軽蔑(けいべつ)されたりした経験がある人は、意外と多いのではないでしょうか。プライドの高い人はなぜ、わざわざ他人を傷つけたり、「嫌いだ」ということを、殊更に強調したりするのでしょうか。
今回は、その秘密をまとめてみました。
■プライドって何?
プライドとは、「自分のことを、誇りに思う気持ち」のことを現します。しかし、このプライドは「自信」とはまた別の物です。例えば両親から無条件に愛されている幼い子供は、「自分は世界から愛されている」ということを無条件で信じることができます。
自信は、このような子どものように、理屈ではなく無条件に感じる、自分への信頼感のことです。
一方で「プライド」は、「自分は優秀なのだから、愛されるべき存在だ」と、母親を振り向かせるために、習い事や勉強に打ち込む子供の気持ちに似ています。「自信」がないために、他の何かでそれを埋めようとして、身につけていくのが「プライド」なのです。
■プライドが高い人の心には、どんなことが起こっているのか
プライドが高い人は、よく他人と自分を比べて、自分がより優れている人間だと思い込もうとします。他人より優秀だと認められることで、自分が少しでも信じられるようになるからです。しかし本当の自信は、それだけでは手に入りません。
愛されるという経験が、無条件の自信には必須だからです。
この愛は、優秀だからといって、手に入るものではありません。そこで生まれるのが、「愛されない自分は、ダメな自分」という考えです。この考えが生まれると、ただでさえ自信がないのに、ますます自信を失ってしまいます。
高いプライドの持ち主は「愛されない自分はダメな自分」という考えが、自分を傷つけるため、「愛されようとしている自分が、ダメな自分なのだ」という考えを持つようになります。この考えならプライドを保つことができるからです。
しかし愛を求める気持ちは簡単に消えるものではありません。自信が欲しいという欲求と、愛情への欲求が、いつも心の中で葛藤(かっとう)を起こします。
プライドが高い人は愛を求めていますが、そんな自分を許してしまうと、プライドが傷つけられるという葛藤(かっとう)を持っています。
この葛藤(かっとう)は、「なぜ自分は愛されず、自信も持てないんだ」という怒りにつながりやすく、この怒りがさらに自分を傷つけてしまうという悪循環に陥りやすくなっています。
■人嫌いの理由は、心の防波堤を壊さないため
この悪循環による怒りを晴らし、プライドを確保するための手段が「自分と同じように、誰かを傷つける」ということなのです。他人をおとしめることで、相対的に自分の評価があがり、自分のプライドを保つことができるからです。
つまり、プライドが高い人が人を嫌うのは、「誰かを傷つけることで、自分のプライドを保とうとしている」のです。
無条件の自信は、「頭で考える」、「他人から評価される」だけでは手に入りません。無条件で人から愛される、または無条件で自分を愛する経験が必要です。
プライドが高いと感じている人は、ぜひ一度本当の自分を見つめ直し、弱い自分、愛されたがっている自分と素直に向き合い、まずは「何もない自分でも愛される」ということを信じてみることから、始めてみてはいかがでしょうか。
今回は、その秘密をまとめてみました。
■プライドって何?
プライドとは、「自分のことを、誇りに思う気持ち」のことを現します。しかし、このプライドは「自信」とはまた別の物です。例えば両親から無条件に愛されている幼い子供は、「自分は世界から愛されている」ということを無条件で信じることができます。
自信は、このような子どものように、理屈ではなく無条件に感じる、自分への信頼感のことです。
一方で「プライド」は、「自分は優秀なのだから、愛されるべき存在だ」と、母親を振り向かせるために、習い事や勉強に打ち込む子供の気持ちに似ています。「自信」がないために、他の何かでそれを埋めようとして、身につけていくのが「プライド」なのです。
■プライドが高い人の心には、どんなことが起こっているのか
プライドが高い人は、よく他人と自分を比べて、自分がより優れている人間だと思い込もうとします。他人より優秀だと認められることで、自分が少しでも信じられるようになるからです。しかし本当の自信は、それだけでは手に入りません。
愛されるという経験が、無条件の自信には必須だからです。
この愛は、優秀だからといって、手に入るものではありません。そこで生まれるのが、「愛されない自分は、ダメな自分」という考えです。この考えが生まれると、ただでさえ自信がないのに、ますます自信を失ってしまいます。
高いプライドの持ち主は「愛されない自分はダメな自分」という考えが、自分を傷つけるため、「愛されようとしている自分が、ダメな自分なのだ」という考えを持つようになります。この考えならプライドを保つことができるからです。
しかし愛を求める気持ちは簡単に消えるものではありません。自信が欲しいという欲求と、愛情への欲求が、いつも心の中で葛藤(かっとう)を起こします。
プライドが高い人は愛を求めていますが、そんな自分を許してしまうと、プライドが傷つけられるという葛藤(かっとう)を持っています。
この葛藤(かっとう)は、「なぜ自分は愛されず、自信も持てないんだ」という怒りにつながりやすく、この怒りがさらに自分を傷つけてしまうという悪循環に陥りやすくなっています。
■人嫌いの理由は、心の防波堤を壊さないため
この悪循環による怒りを晴らし、プライドを確保するための手段が「自分と同じように、誰かを傷つける」ということなのです。他人をおとしめることで、相対的に自分の評価があがり、自分のプライドを保つことができるからです。
つまり、プライドが高い人が人を嫌うのは、「誰かを傷つけることで、自分のプライドを保とうとしている」のです。
無条件の自信は、「頭で考える」、「他人から評価される」だけでは手に入りません。無条件で人から愛される、または無条件で自分を愛する経験が必要です。
プライドが高いと感じている人は、ぜひ一度本当の自分を見つめ直し、弱い自分、愛されたがっている自分と素直に向き合い、まずは「何もない自分でも愛される」ということを信じてみることから、始めてみてはいかがでしょうか。
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