女の子が生まれてくるのを望む夫婦はなんと80％―米調査

2013.09.04 10:31

アメリカでは産まれてくる子供の産み分けをしたい夫婦が多く、その夫婦が選ぶほとんどの性が女の子であることがわかりました。

スレートコムの調査で、アメリカではおよそ80％の夫婦が女の子を欲しがっている、と医師が見積もっていることがわかりました。

これにかかる費用は4万ドルで、男女の産み分け業界としては年間1億ドルとも言われています。

オーストラリアでは男女の産み分けは違法で、そのためアメリカに飛んで、産み分けをしに行く夫婦もいるようです。

産み分けはまず卵子を採取し、そして精子と受精させます。受精卵を3日間培養させたあと、胎生学者はレーザーを使い胎児の保護粘膜をスライスし、8つの細胞から1つを取り除きます。

そして蛍光染色を用い、胎芽がxx染色体(女)かxy染色体かを見極めます。

その胎芽が希望する性別だったら、それを女性の子宮に移植し、残りの7つの細胞は普通に育てっていきます。

これが禁止されているオーストラリアはメルボルンのIVFメディカルディレクターのリンドンヘール医師は、夫婦からの産み分けの希望をよく言われる、と話します。

男性の多い家系出身で、バランスを取るために女の子を選ぶ、という理由はあるかもしれませんが、なぜ女の子が人気なのかは分かりかねるようです。

健康児が産まれさえすれば喜ぶべき、という考えがあるので、倫理的問題がある男女産み分けを合法にするのは難しいことなのかもしれません、とヘール医師は言います。

※ 当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー（http://www.worldjumper.com）の協力により執筆されました。

参考:Eighty percent of gender selection parents choose a girl
http://health.ninemsn.com.au/healthnews/8533985/eighty-percent-of-gender-selection-parents-choose-a-girl

女の子が生まれてくるのを望む夫婦はなんと80％―米調査

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