【女子プロレス】上福ゆき、アンチエイジングのためにベルト挑戦「最高に美しい姿で後楽園へ」
プロレスラーがチャンピオンベルトに挑戦するとき、そのほとんどが「強くなりたい」「強さをアピールしたい」といった理由になる。しかし、ここにきて「アンチエイジングのために」というとんでもない理由で挑戦をブチあげる女子プロレスラーが登場した。彼女の名前は上福ゆき。6・7後楽園で荒井優希のベルトに挑戦する彼女はなぜ、そんなことを言ったのか?
かみーゆの愛称で知られる女子プロレスラー・上福ゆき。彼女は綺麗どころが多い東京女子プロレスのリングでも唯一無二の存在である。スラリと伸びた脚とモデルばりのスタイル。いわゆるアイドルレスラーとは一線を画する大人の魅力を纏った『美女レスラー』なのである。
そんな彼女が荒井優希の保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座への挑戦を表明したのだが、そのときに観客を唖然とさせたのが、挑戦理由として「アンチエイジングのため」と断言したこと。長いプロレスの歴史の中で、アンチエイジングを理由にベルトを獲りにいったプロレスラーはおそらくいないはず。当初は年齢的に「まだアンチエイジングを意識したことがない」と流していた荒井優希も、上福の挑発に本気でアンチエイジングについて考えだす、という思わぬ波及効果まで生みだした。
「まぁね、私は9年間、プロレスをやってきたけど、一度もこのタイトルに挑戦していないわけ。団体的にもイツメンばっかり挑戦したって新鮮味がなくて面白くないし、ファンもうるせぇから、じゃあ、私が挑戦しようかなって。本当はやりたくないんだよ、そんな面倒くさいこと(笑)。だから、なにか理由づけが欲しかったんだけど、そこで思わず口に出たのがアンチエイジング。だから別に荒井ちゃんをアンチエイジングという言葉で煽ったわけじゃない。私が挑戦しようとしたタイミングで、たまたま荒井ちゃんがチャンピオンだったってだけの話。なんか振り回しちゃって、ごめんなさいって感じだよね(笑)」
もちろん、アンチエイジングに関しては真剣に取り組んでいる。実際、ここ数年、試合を観ていても、年齢を重ねたことによる衰えみたいなものは試合でも、もちろん美貌でも感じたことがない。これって地味にすごいことではないか。
「人に見られる仕事をしている以上、やっぱり美しいと思われたい。正直、ここ数年、リングの上では大丈夫なんだけど、普段、なにげないことでもドッと疲れるようになったので(苦笑)、そこは意識するようになったかな」
“最も気をつけていること”を尋ねると、彼女はサラッと「腹六分目」と言った。我々も医師から「健康のために腹八分目を心がけるように」と言われることはあるが、実際にやってみると、空腹に耐えきれず間食に手を出してしまうことが多い。それを考えると、トレーニングをして、毎週試合をしている状況で「腹六分目」というのは驚異的であり、なんでそんなことができるの?となってしまう。
「もともと太っていた時期もあって、太りやすい体質だと分かっているから。本当はラーメンとか脂っこいものも好きだし、甘いお菓子も大好き。最近、アメリカ遠征が続いたから、向こうの甘ったるいクッキーとか食べまくりたかったんだけど、グッと我慢して帰ってきたよ。私の場合、バッキバキに鍛えることはしない。逆にプロレスラーっぽくないカラダを目指している。あんなに細くてスラッとしたお姉ちゃんがプロレスをやっているんだ、という驚きを与えたいし、私のプロレスラーとしてのブランディングだよね。その肉体を維持するには『腹六分目』がちょうどいい」
とはいえ、辛くはないのか?
「そりゃ、辛いよ! でも、これも私の仕事だから。私はずっと東京女子プロレスのメンバーが影で努力している姿を見てきた。渡辺未詩(前プリンセス王者)が寝る時間を削ってまでジムに通って鍛えていることも知っている。荒井ちゃんが東京女子プロレスに来たころは『どうせ人気アイドルだからって特別扱いされるんだろう?』って勝手に思っていたけど、実際には誰よりも努力していた。その結果、チャンピオンにまでなったんだから、そこは本当に認めているし、だからこそ挑戦する意味もあると思っている。
みんな、そうやって努力や苦労をしている。じゃあ、自分になにができるかって言ったら、どんなに辛くても『腹六分目』に耐えて、このスタイルを維持することかなって。だから仕事だし、みんなの努力を考えたら、がんばれるよ!」
普段からそこまで美の追求にこだわっている上福ゆきが、さらにアンチエイジングにこだわると宣言して、6月7日、後楽園ホールのメインイベントで荒井優希と闘う。3月までタッグのベルトを巻いていた上福としては、なんとしても勝ちたい一戦。日付がハッキリわかっているので、しっかり肉体も仕上げやすい?
「そうだね。6月7日は間違いなくプロレスラーになってから“最高に美しい上福ゆき”の姿でリングに上がることになるから、たくさんの方に見ていただきたいね。荒井ちゃんとは使う技も似ていたりするから、そこはもう使い方や技を出すための工夫を加えたほうが勝ちでしょ? どんな工夫を考えているかは明かせないけどね」
最高の肉体と美貌に仕上げて、6・7後楽園のリングに臨む上福ゆき。そこにチャンピオンベルトという最高のアクセサリーが加われば、これぞ究極の美しさ、ということになる。はたしてアンチエイジングを極めるとチャンピオンになれるのか? 興味深く見守りたい。
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