柏木由紀が「絶望の総選挙3位時代」を告白 ターニングポイントは「前田さんと優子ちゃんが私の髪の毛を『バッ』て…」

17年間所属したAKB48を2年前に卒業した柏木由紀(34)。15歳でAKB48に合格し、アイドルとしてスポットライトを浴び続けた彼女が、華やかな功績の裏にあった“絶望の総選挙3位時代”について明かした。
【映像】「メガネザル」と呼ばれた学生時代の柏木由紀(複数カット)
「Re:MAKE 〜拝啓、あの頃の君へ〜」
3期生として中学3年生でAKB48の仲間入りを果たし、生まれ故郷の鹿児島から東京へ引っ越した柏木。しかし、加入当初に待っていたのは、憧れの世界との残酷なギャップだった。
「ずっと大好きで憧れだったアイドルになれてワクワクドキドキしていた。でも、握手会に行った時に、横に並んでる前田敦子さんとか大島優子ちゃんと握手をした人たちが『うわ、あっちゃんだ!』『うわぁ、うれしいです!』ってすごく喜んで…私の前に来た時に『この人は誰なんだろう?』って顔をされたのを今でも覚えてる。そこから『ああ、私はなにもできてないな。そもそもAKB48で私が目立つのって良くない、意味ないな』って。レギュラー番組とかでも『とにかく映らないように、話を振られないように』って」
周囲の圧倒的な存在感に圧倒され、一時は殻に閉じこもった柏木だったが“生存戦略”を見出す。
「でも何かしなきゃと思って、私が選んだのが握手会を頑張ること。何にも取り柄がないけど握手会でファンの人と一生懸命真摯に向き合って、その人が喜んでくれる対応をしたり、名前を覚えたり、先輩よりもなるべく元気に大きな声を出して『好きになってもらおう』って。毎週、握手会を頑張った」
地道な努力が実を結び、加入4年目の選抜総選挙で見事3位へと大躍進を遂げた柏木。しかし、「3位」という重圧は、20歳の彼女をさらに追い詰めることになる。
「写真では笑っていたけど、『申し訳なさ』がやっぱり出ちゃってた。音楽番組で順位順に並んで話を振られる時とかも、あっちゃん、優子ちゃん、その次誰?みたいな感じで(順番を)飛ばされたことも全然あった。『私のことを誰も知らないからテレビで使われないよな』なんて、せっかく3位になれたのに傷つくことがどんどん増えちゃって…」
音楽番組で自分の順番を飛ばされるなど、深くうつむいていた柏木の視界を広げ、救い出したのが、トップに君臨していた前田敦子と大島優子だった。
「当時の私には『顔をちょっとでも隠したい』という思いから髪の毛で(触覚のようにして)顔を隠していた。自信のなさというか、ここがあると安心していた。でも3位になった時に前田敦子さんと大島優子ちゃんに『これ何?』みたいに言われた。私は『いやこれちょっと…』とどもっていたら、前田さんと優子ちゃんが髪の毛をどっちも『バッ』って耳を出して『暗いからもったいないよ』『顔はなるべく見せたほうがいいし、顔を覚えてもらった方がいいんだから、ここの髪やめな』って言われて…自分の中で『あ、これは変われるきっかけかも』と。小さなことだけど、先輩に気にかけてもらえたうれしさと自信のない自分を少し変えられた気がした」
(『ABEMA NEWS』より)
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