「名探偵津田」幽霊役で大バズのセクシー女優・矢埜愛茉、15歳で芸能界入り⇒1年だけ会社員の過去
『水曜日のダウンタウン』の人気企画「名探偵津田」に“幽霊役”として登場し、オンエア中からSNSのフォロワーが急増したセクシー女優・矢埜愛茉。しかし彼女のキャリアは、15歳から始まる15年の長丁場だ。アイドルグループ、日テレジェニック、そして1年間の会社員生活——幾度もの転機を経て今に至る彼女が、波乱万丈な半生を語ってくれた。インタビュー当日は、ちょうど30歳の誕生日。記念すべき節目に、積み重ねてきた時間のすべてを振り返る。(前後編の前編)
――まずは『水曜日のダウンタウン』の反響がすごかったですね。
矢埜 まさかこんなに反響があるとは思っていなくて。撮影からオンエアまで少し時間が空いていたので、「本当に無事に放送されるんだろうか」という不安が一番大きかったです。オーディションの時から「これ、地上波でいけるんだろうか」と感じていたので、どんな反応をされるかすごく心配でした。
――視聴者からも「これ地上波大丈夫?」という声が多く上がっていましたね。
矢埜 (笑)。『水曜日のダウンタウン』はすごく大好きな番組で、今の時代には珍しいくらい攻めてると思っていたので、まさか自分が出られるなんて嬉しい限りですよね。もともとバラエティーに出たいという夢があったんですけど、なかなか叶わなかったんです。セクシー女優になってから出られるんだなって、そこもびっくりしました。
――地上波の力は実感しましたか?
矢埜 もう、すごいんだなと(笑)。オンエア中にYouTubeの生配信をしていたら、私が出た瞬間に「特定しました!」みたいな感じで一気にいろんな方が観に来てくださったんです。年始に開催したセルフプロデュースの写真展にも、「『水ダウ』見ました」という方が本当にたくさん来てくれました。ご夫婦で来てくださる方とか、今までだったら絶対に知ってもらえなかった方々に届いたのが一番大きかったですね。
インタビュー当日に30歳の誕生日を迎えた矢埜。芸歴は人生のちょうど半分、15年に及ぶ。華々しいキャリアの裏には、知られざる苦悩といくつもの転機があった。
――そもそも、芸能界に入ったきっかけは?
矢埜 もともとすごくテレビっ子で、ドラマやバラエティーが大好きだったんです。同じドラマをビデオテープに録画して何回も巻き戻して観て、セリフを覚えていたんですよね。そのうちに、お芝居の仕事をしてみたいなって思うようになって。アイドルもすごく好きだったので、中学生の頃から自分でオーディション雑誌を買っては、いろんなところに履歴書を送っていました。
――当時の親御さんの反応はいかがでしたか。
矢埜 親には何も言わずに履歴書を送っていました(笑)。一次審査が通って面接に行くってなった時に「実は……」と打ち明けて、「一緒についてきてください」ってお願いしたんです。AKB48さんとかも受けたんですけど、落ちることが本当に多くて。たまたまスナップ撮影のオーディションが通った時に、同じ現場にいた事務所の社長さんにスカウトしていただいて、やっと芸能界に入れたという形です。
――15歳でデビューして、当時はどんなことを意識していましたか?
矢埜 いやー、今より何も考えてなかった気がします。本当に"ガキンチョ"だったので(笑)。大人の方にたくさん怒られながら、報告・連絡・相談といった基本や、自分の見せ方、オーディションに落ちた時の自己分析の仕方などを叩き込まれました。当時は訳が分からなかったですけど、今となっては本当にありがたかったなと思います。
――20歳の時に一度、芸能界を離れていますよね。なぜでしょう。
矢埜 所属していたアイドルグループが解散することになったのと、20歳というタイミングで何か新しいことをやってみたいなと思ったのがきっかけです。一度は社会を経験をしておいた方が、今後の人生で絶対にいいだろうなと思って、1年間だけ就職しました。
――どんな職種だったんですか?
矢埜 広告系の会社で事務をしていました。お堅い感じではなかったのでやりやすくて、パソコン業務は概ね習得して、書類作成やPowerPointでの資料作りもできるようになりました。でも、毎日同じ時間に出社して同じ作業を繰り返すルーティン化された生活に、だんだん気持ちが暗くなっていってしまったんですよ。
――芸能界の刺激的な毎日とは真逆ですもんね。
矢埜 そうなんです。もともと人見知りではあるんですけど、仕事のスイッチが入れば誰とでも話せるタイプだったのに、一般人になってスイッチがオフになった瞬間、全然人とコミュニケーションが取れなくなった。会社で一日誰とも話さず、ランチも一人なんてことを繰り返していたら、「私、向いてないのかもしれない」って。毎日刺激を求めてるタイプなんだな、組織に属すのが苦手なんだなって、その時に気づきましたね。
――それで芸能界に戻ったと。復帰してしんどかったことはありましたか?
矢埜 1年のブランクがあったので、また1からのスタートでした。一緒に仕事をしていた子たちが活躍し始めているのを見て、悔しい気持ちもありましたね。復帰する時に「雑誌に出られるよ」「知り合いにつなげるよ」と言われて事務所に入ったんですけど、蓋を開けたら全くそんな話はなくて。グラビアのDVDを出すか、舞台に出るかくらいしか仕事がありませんでした。
――元々グラビアもされていましたが、復帰したら変化があった?
矢埜 15歳からやっていた頃はオーソドックスなグラビアだったんですけど、復帰したのが22、23歳だったので、DVDの内容が一気に大人なグレードにパワーアップしていて。「あれ、これ私がやりたいことだったっけな」という葛藤はすごくありました。
▽矢埜愛茉(やの・えま)1996年2月13日生まれ、30歳。身長146センチ。15歳でスカウトされ芸能界デビュー。アイドル活動、1年間の会社員経験を経て、2024年に28歳でセクシー女優に転身。長年叶わなかったラジオ、バラエティー出演、写真集と夢を次々と実現させた。「殻を脱ぎ去ったら自由になれた」と笑う刺激好きで、前日の夜に遠征を決める衝動派。目下の目標は「自分を大切にすること」。
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