充電中モバイルバッテリーが発火、中2息子の咄嗟の行動に注目集まる 「YouTubeの知識も侮れない」と驚きの声

2026.01.26 04:45
提供:Sirabee

充電中のモバイルバッテリーが発火したのを見て、中学2年生の少年が咄嗟にとった行動が話題に。消防庁はこうしたケースに対し、「大量の水をかけることを推奨している」と、説明する。

空気が乾燥する冬は火事の季節。つい先日も、地下鉄日比谷線内で乗客のモバイルバッテリーが発火し、大きな話題となっていた。


そんな中X上では、発火したモバイルバッテリーに対する中学生の少年の咄嗟の反応が注目を集めているのだ。



モバイルバッテリーが発火、息子の行動は...


ことの発端は、Xユーザー・ゆりさんが投稿したポスト。


発火したモバイルバッテリー
画像提供:ゆりさん

「充電中のモバイルバッテリーが発火して、火事になりかけました...」という書き出しから始まる投稿には黒焦げになったモバイルバッテリー...いや、モバイルバッテリー「だった物」の写真が添えられている。


https://twitter.com/yuri_exam/status/2013573666710376735


そして、「中2が気づいて、速攻で濡らしたタオルをかけて消火したので、近くにあったものが焦げただけで済みました。息子いわく、YouTubeで対処法見たことあったらしい。おそるべし。マジでモバイルバッテリー気をつけてください!」と、注意喚起の言葉が続いていた。


こちらの光景は瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「息子さん、ナイス対応」「YouTubeの知識も侮れないですね」といった称賛の声のほか、「こういうことがあるからモバイルバッテリーは怖い」「落下等の衝撃が加わると、どこのメーカーでもこういうリスクはあるようです」などの疑問・指摘の声が寄せられている。



「1メートル以上の炎が上がっていた」


ポスト投稿主・ゆりさんに発火時の様子を尋ねると、リビングで夕食をとっていた中学2年生の次男が、リビングと玄関を隔てる扉の曇りガラスの様子がおかしいことに気づいて扉を開けたところ、煙が充満して炎が上がっていたという。


当時の様子については、「壁のコンセントから1メートル以上炎が上がっている状態でした。バッテリーの中身が飛び出し、娘が玄関に脱ぎ捨てていたコートと、コンセントの横にかけていた私のダウンコート、バッテリー部分が飛んで落ちた玄関マットが焦げましたが、幸い玄関マットが天然毛のものだったので、焦げただけでそれ以上燃え広がることはありませんでした」と、説明している。


「おそらく、あと数分遅ければダウンコートに燃え移って手が付けられなくなっていたと思います」と振り返るゆりさんは、「出火元が玄関だったので、避難ルートのことも考えると、玄関でこの手のものを充電するのは今後辞めようと思っています」とも語っていた。


なお、当該のモバイルバッテリーは約2年前に購入したもので、特に膨張などは見られず、発火があった日の午前中も通常通り問題なく使用していたそう。


Xでも指摘されていた「落下の影響」による可能性について、ゆりさんは「おそらく数回は机程度の高さからは落としたことはあると思います。しかし、記憶に残るほどの大きな落下はありません。車にも乗らないので高温下に放置したこともなく、通常の使用範囲だったと思います」と、回答。


とはいえ、「特段丁寧に扱っていた」というワケではなく、多少のダメージが蓄積されていき、「それが原因で発火したのでは」とも推測していた。



消防庁は「大量の水」での消化を推奨


焼け焦げたコンセント穴
画像提供:ゆりさん

消火時の様子については、「最初に気づいた次男と夫が現場に駆け付け、夫が家全体のブレーカーを落としている間に、次男がバスタオルを濡らしに走りました。ブレーカーで電気を遮断した直後に、濡らしたバスタオルを上からかぶせて消火しました。濡らしたバスタオルをかけた後も、バスタオルが乾いていくほどの熱を発している状態が続いたので、バスタオルごと玄関の外へ出して対応しました」と、振り返る。


ゆりさんの次男はYouTubeの動画を観た際、火災の対処方法として「電気製品の火災に水をかけてはいけない。濡れたタオルを使う」という説明が印象に残り、今回の消火に役立ったという。


そこで今回は、モバイルバッテリー(リチウムイオン電池)が発火した際の対応について、消防庁に詳しい話を聞いてみることに。


すると、意外(?)にも、担当者からは「水が少ないと消しきれないため、消防庁としては大量の水をかけることを推奨しています」との回答が得られた。


発火したモバイルバッテリー
画像提供:ゆりさん

一口に「発火」といっても、その規模は様々であり、被害状況もケースバイケースである。今回ゆりさんの家庭で起こった火災に関しては、「濡らしたバスタオル」という消火手段が功を奏したのだろう。



発火後、メーカーの対応は...


今回のケースを受け、X上では「メーカーの不備」を疑う声も散見された。


しかし、当事者のゆりさんは「考え得る中で最小限の被害だったと思いますし、これまで2年間快適に使えていたことも考えると、我が家側の扱いも丁寧なものとも言えないこともあり、今後の安全を考えて状況のご報告はしましたが、メーカーさんを責める気持ちはありません」と、追求の意思をキッパリ否定する。


ちなみにその後、販売店を通じてメーカーに連絡したところ、すぐ折り返しの連絡があったそうで、「大変丁寧な対応を頂いています。原因究明のためのやり取りも直接させて頂きました」とのこと。


「よく分からないメーカー、安価なモバイルバッテリーは危ない」という危険意識を持つ人は少なくないと思うが、逆に言えばそれは一定以上の金額のモバイルバッテリーに対する「過信」である。


ゆりさんも「1万円超のモバイルバッテリーを使っており、バッテリー火災のニュースを見ても、どこかで『うちはちゃんとしたものを使っているから大丈夫』と思っていた節があります」と、認める。


そのため今回は、「たとえ有名メーカーの商品であっても、モバイルバッテリーはユーザーの扱いによっては発火のリスクがゼロではないこと、充電中はすぐに対応できる状況にいること」などの情報を発信することで、1人でも多くの人の安全を救いたいという気持ちで、当該のポストを投稿したという。


「高い商品を使っているから」と油断せず、モバイルバッテリー使用の際は、くれぐれも気をつけてほしい。



執筆者プロフィール


秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。


新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。


X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。


(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)

関連記事

  1. 「本命は私よ?(笑)」勝ち誇る女が妻に離婚要求。だが直後⇒妻が【正体】を明かした瞬間、形勢逆転した話
    「本命は私よ?(笑)」勝ち誇る女が妻に離婚要求。だが直後⇒妻が【正体】を明かした瞬間、形勢逆転した話
    愛カツ
  2. 彼「ごめん、金ないわ」デートでいつも立て替えさせる彼氏→今までのデート代を一括で請求することに
    彼「ごめん、金ないわ」デートでいつも立て替えさせる彼氏→今までのデート代を一括で請求することに
    ハウコレ
  3. 付き合う前のハグ、OK?NG?信頼を壊さずに親密さを高める方法
    付き合う前のハグ、OK?NG?信頼を壊さずに親密さを高める方法
    ハウコレ
  4. 【星座別】将来考えてます。節約家な女性ランキング<第1位~第3位>
    【星座別】将来考えてます。節約家な女性ランキング<第1位~第3位>
    ハウコレ
  5. 【誕生月別】2026年、あなたのモテ運<第1位~第3位>
    【誕生月別】2026年、あなたのモテ運<第1位~第3位>
    ハウコレ
  6. 彼から「今から電話する」電話に出たら2秒で切られた...→彼の通話履歴から判明した事実
    彼から「今から電話する」電話に出たら2秒で切られた...→彼の通話履歴から判明した事実
    ハウコレ

「ニュース」カテゴリーの最新記事

  1. 堀未央奈、ショート丈から圧巻美脚披露「スタイル憧れ」「お人形さんみたい」の声
    堀未央奈、ショート丈から圧巻美脚披露「スタイル憧れ」「お人形さんみたい」の声
    モデルプレス
  2. “恋人とのベッドでの姿が話題”木下優樹菜さん(38)、3人分のガパオライス弁当を公開
    “恋人とのベッドでの姿が話題”木下優樹菜さん(38)、3人分のガパオライス弁当を公開
    ABEMA TIMES
  3. 24歳年下男性と再婚・藤あや子(64)、高級食材を使った2人分の“おうちごはん”に反響「食べごたえありますね!」
    24歳年下男性と再婚・藤あや子(64)、高級食材を使った2人分の“おうちごはん”に反響「食べごたえありますね!」
    ABEMA TIMES
  4. スタダ男性アイドルメンバー、AKB48の“ガチファン”だった 推しに呼ばれていたあだ名告白「握手会行きすぎて」
    スタダ男性アイドルメンバー、AKB48の“ガチファン”だった 推しに呼ばれていたあだ名告白「握手会行きすぎて」
    モデルプレス
  5. 高山一実、美脚全開の撮影裏側にファン二度見「大人の雰囲気」「破壊力すごい」
    高山一実、美脚全開の撮影裏側にファン二度見「大人の雰囲気」「破壊力すごい」
    モデルプレス
  6. 中村江里子アナ、10年前の貴重自撮りショットが話題「変わらぬ美しさ」「懐かしい雰囲気」
    中村江里子アナ、10年前の貴重自撮りショットが話題「変わらぬ美しさ」「懐かしい雰囲気」
    モデルプレス
  7. 布袋寅泰、CMで共演中の“姪っ子”との2ショット公開「背が高くてスタイル抜群」「やりとり可愛い」の声
    布袋寅泰、CMで共演中の“姪っ子”との2ショット公開「背が高くてスタイル抜群」「やりとり可愛い」の声
    モデルプレス
  8. 平野レミ「私たち親子でした」息子・和田唱との“念願”TV初共演ショット公開「言っちゃダメだと言われ続けて数十年、ようやくお許しがでましたぁ」
    平野レミ「私たち親子でした」息子・和田唱との“念願”TV初共演ショット公開「言っちゃダメだと言われ続けて数十年、ようやくお許しがでましたぁ」
    モデルプレス
  9. 親子ショットが話題・土屋太鳳(31)、姉・炎伽との姉妹ショットにファン興奮「美人姉妹の姿に癒やされた!」
    親子ショットが話題・土屋太鳳(31)、姉・炎伽との姉妹ショットにファン興奮「美人姉妹の姿に癒やされた!」
    ABEMA TIMES

あなたにおすすめの記事