結婚相談所のお見合いで、高級珈琲店でデート! 私が放った“ある言葉”に大声を出される事態に…
マッチングアプリにハマっていたモノマネ芸人・こいでまほが、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

ものまね芸人・こいでまほがリアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 婚活ダイアリー』。
2度目の結婚相談所に入会しました。いい人がいたらラッキーくらいに思っているなか、ひとつ年下の男性とマッチング。貴重な同世代とビデオデートをすることになりました。
★これまでのエピソードはコチラ!
オンラインお見合い
オンラインお見合いとは、zoomのURLが結婚相談所より送られてきて30分のリモートデートをする形のこと。私に申請してくれる男性たちは失礼ながらやっぱり介護保険のパンフレット状態。ひとつ年下の男性と、さっそくお見合いできるなんて貴重でありがたく感じます。
オンラインでの彼との会話はいい感じでした。彼は素朴な雰囲気で、不動産もやりながら塾講師もしている。子供が好きと言っていて、非常に好感がもて、会ってお話してみたいと思いました。
オンラインお見合いが終わると、わりと早めに次に進むかの回答をしなければいけないのが結婚相談所。私は対面を希望しましたが、彼も承諾してくださってサクサクと会う日が決まりました。
会話
今回の結婚相談所は帝国ホテルのラウンジでお見合いではなく、私の最寄りの駅まで来てくれました。登場した彼は実際見ると背が高く180㎝ほどありました。お茶する場所はどこでもよいとのことだったので私はつい一杯900円ほどする高級珈琲店を指差してしまいました。大人ですしお見合いですから、ちょっといいところで会話してみたい。
席に着き、もうすでに感じたことがありました。うまく言葉にできないのですが、なんとなく会話を頑張らないといけないような雰囲気が...。こういうのってやっぱり直感なのかもしれません。彼から質問が来ました。
「まほさんは...お笑いやっているんですよね?」
「はい、そうなんです」
「緊張しますか?」
「しますねーやっぱり」
「お客さんの前でやるんですよね?」
「そうですよ」
「緊張しますよね?」
「はい、めっちゃします」
「テレビも緊張しますか?」
「はい、します...」
「ラジオは緊張しますか?」
「うーん、そんなに」
「え、しないんですか? 雑誌は緊張しますか?」
「緊張」でそんな膨らませる?! 彼の会話は終始こんな感じでした。会話が膨らんでいるというより同じことをずっと聞いていました。だんだんと私は下を向いてしまいました。
イメージさせる
もういい、私がリードしよう。「お仕事って不動産と塾講師2つやられてるのって大変そうですけど素敵ですね。どういったスケジュールなんですか?」。我ながらいい質問を切り出したと思いましたが、不動産は親がやっているからそのまま引き継げばよくて、塾講師は自分が高校生のときからバイトでやっていたものをそのままやっているという回答でした。
またずっと同じ所にいて、実家から一度も出たことがないと言う彼。私の頭の中は「この人、2つお仕事を手掛けてると思ってたけど、全部、親が決めてる感じする...1回も実家から出たことがないってなんで?」と止まらず...。また、結婚相談所の人たちに「ちゃんと結婚をイメージして」と言われたこともあり、この人はキチンとイメージしているのだろうか? と、私は気づけば入ってしまいました、スイッチが。
「結婚生活、どのように想像していますか? どこに住むかとか家賃など」。相談所の人たちに言われたようにイメージを彼にもしてもらおうとすると「えっ、えー? えへへへ」と照れる彼を真顔で見ながら切り出しました。
「あと、一度も実家出たことないんですか? 出たいと思ったことはないんですか?」。「うーん特に出る必要もないし...ま、洗濯とかはたまに自分でやってますけど」。彼なりに察したのかもしれません、私が「家事できるの? ってか実家暮らしの男ってどうなの?」みたいなことを遠回しに思っていることが。
高級珈琲店で大声
私は続けました。「1人になって知れる世界もありませんか?」。「うーん...」そんな彼を見て私は自分でも引くほどハッキリ言ってしまいました。「私、1回くらいはちゃんと自立して一人暮らししてる人がいいなって思います」。
言っちゃったーと思ったのも束の間、彼は高級珈琲店で大きな声を出しました。「やろうと思えばできますけどねぇ!!!!」。げ、やっちゃった、はい、終了。でも私、そんなに悪くないし? 黙り込みました。
いつもアプリではニコニコして男性から楽しいと言われてるようにしていた私はどこにいった? 2度目の結婚相談所、もう猫かぶっても意味がない、違和感ある時点でもう合わないのは経験でわかってる、そんな感覚が発動したからかもしれません。
新たな出会い方で覚醒か?
帰り道、私は黙っていました。怒っているわけではないけれど気遣う必要もないかなと。昔だったらここでヘラヘラ笑って小芝居していましたが、もういいかなと思っていました。
でも会いに来てくださり、高い珈琲店まで連れて行ってもらったので、キチンと感謝しよう、御礼をし最後は笑顔でお別れしました。翌日にまた会えませんか? と連絡いただきましたがお断りしました。このデートを相談所の人たちに言うと「あー、不動産屋系は、そういう人多いのよー」と、特に反省も深掘りもせず、明るく接してくださいました。
この後も、結婚相談所はこんなようなことが何度か続き、周りの友達はわりと相談所で成婚してるけど私には合わないのかもなぁと思っていると、ある新しい場所に出会いました! 新たな出会い方で、覚醒か? 相談所の人も「まほさんそっちのほうが合ってる」とまで言わせてしまう、その場所とは...婚活バー!? 続く!
◆こいでまほ
太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。
aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。
(文/Sirabee 編集部・こいで まほ)
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