「早朝の除雪車はうるさくて迷惑」発言、雪国エアプ民の犯行か 国交省は「感謝の気持ち持って」呼びかけ
「早朝の除雪車は音がうるさい」という苦情が、ネット上で物議を醸している。国土交通省による「感謝の気持ちと適切な車間距離の確保」の呼びかけに共感の声が相次いだ。

本日1月12日は成人の日。毎年この時期は大量の降雪が危ぶまれ、今年も日本海側を中心に、猛吹雪が予想されている。
そんな中、SNS上では「早朝の除雪車」に対する議論が起こっているのをご存知だろうか。
早朝の除雪車に「マジ迷惑」
ことの発端は、とあるネットユーザーによるThreadsへの投稿。
その内容は「雪国住みなんですが、家の隣が病院の広ーい駐車場なんですが、朝5:30から除雪車が稼働してらっしゃる。せめて6:30とかにできないのかな...。だいぶ早い時間からタイヤの音などガガガ、ゴゴゴ、ピーピーと叩き起こされるんですよ。開始時間早すぎやしませんか? 毎年思う早すぎだよ」というもので、投稿者は病院側にクレームを入れているという。
投稿本文は「除雪はありがたいことですが、住民としてはマジ迷惑。眠すぎます」という怒りの言葉で締められていた。
除雪業者が事情をマジレス
すると、こちらの投稿に対する疑問の声が多数寄せられ、その勢いはXにも飛び火することに。
6日には、除雪業者を名乗るXユーザーが「除雪するのはあなたの家の隣の病院の駐車場だけではありません。 除雪オペレーターも人手不足なため、1人で何カ所も除雪しなければなりません。 店や施設がオープンする前に終わらせる必要があります。 仮に5時間かかる除雪コースを朝の8時までに終わらせるとしたら、朝の3時から初めなければなりません。 除雪業者はあなたより短い睡眠時間で眠い思いをしながら作業をしています。 ご理解とご協力をよろしくお願いします」と、除雪事情について投稿。
こちらの投稿は瞬く間に話題となり、多くのユーザーから「感謝こそすれど、文句が出てくる意味が分からない...」「朝早くから除雪をしてくれる作業員の方々には、感謝しかないです」「むしろ、遠くから除雪車の音が聞こえてくると安心します」といった具合に、除雪作業員に対する感謝の声が寄せられることになった。
なお、一部ユーザーからは「それでもやはり、騒音は迷惑」「作業員の人数を増やせば解決するのでは」など不満の声が上がっていたが、「ところであなたはどこにお住まいですか?」という質問を受けると途端に黙ってしまうことから、雪国エアプの人々による発言とも推測されている。
国土交通省も「除雪車に感謝の気持ち」呼びかけ
そして7日、こちらの流れに呼応するが如く「国土交通省長岡国道事務所」Xアカウントが「雪国あるある」と題し、「まだ暗いうちに外から聞こえる 除雪車の音で目が覚めがち」という内容のポストを投稿。
https://twitter.com/mlit_chokoku/status/2008833999247167998
もちろんこちらは否定的な内容ではなく、ポスト本文は「大雪の際、寝ている間に除雪してくれる業者の皆さん。除雪車を見かけたら、感謝の気持ちと適切な車間距離の確保をお願いします」と、続いている。
前出のポストが話題となっていたタイミングということもあり、当該のポストには多くの共感、そして称賛の声が寄せられていた。やはり、同事務所もタイミングを狙って投稿したのだろうか...?

そこで今回は、当該のポスト投稿の意図について、長岡国道事務所に話を聞いてみることに。すると、担当者からは「今回の当事務所によるXの投稿については特段、一連の投稿を意識したものではございません」と、やや意外な回答が。
投稿の経緯については「当事務所が所管する新潟県中越地域は、県の中央部に位置し、年間多くの降雪がございます。今回のXにおける投稿に限らず、冬期には例えば、道路情報、雪道への備え等の発信に努めております」とのコメントが得られている。
除雪車との距離を誤って起きた事故も
除雪車との車間距離をキープする重要性について、担当者は「年末に普通自動車が除雪車に追突する事故が実際に発生したこともあり、注意喚起させて頂きました。圧雪や凍結路面では制動距離が乾燥路面よりも伸びることから、十分な車間距離の確保をお願いします。また、除雪作業中はことのほか走行速度が低下しますが、危険ですので決して無理な追い越しをしないようお願いします」とも呼びかけている。
また、寒さがピークを迎えるこれからの時期に当たって、「本格的な冬のシーズンに入りましたが、道路利用者等の安全・安心は、除雪業者を含め、多くの関係者の皆様に支えられていることを感じて頂ければ幸いです」ともコメントしていた。
除雪車の作業音は決して騒音などではなく、「福音」であると理解したい。
執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
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