平手友梨奈“降板”の影はどう描かれたか 『うちの弁護士はまたしても手がかかる』に垣間見える制作陣の本音
2023年10月期に放送され、全話平均視聴率6.6%(世帯平均・関東地区)を記録したフジテレビ系連続ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』の続編スペシャルドラマ『うちの弁護士はまたしても手がかかる』が、1月4日に放送された。
主演は2023年と同じくムロツヨシ。ムロ演じるパラリーガル(弁護士のもとで専門的な事務作業を行う専門職)の蔵前勉は、担当していた弁護士・天野杏(平手友梨奈)がアメリカの法律事務所に移籍してしまい、クビのピンチに立たされる(以下、ネタバレあり)。
そんな中、蔵前はテレビ番組のコメンテーターとしても人気の弁護士・樋口新(木南晴夏)のスカウトに成功し、クビの危機はとりあえず回避できたが、新たな弁護士はまたしても手がかかるワガママぶりを発揮するのだった。
実はこのドラマ、続編を巡って平手をめぐるちょっとしたトラブルが起きていた。連ドラの評判も上々で、スペシャルドラマと映画で続編が制作されることになったが、映画の配給会社も決まった2024年の段階で、平手側から降板の申し出があったことが報じられたのだ。
このため続編は暗礁に乗り上げてしまうが、新キャストに木南を迎え、2026年の正月特番として、ようやく再スタートが叶ったという。
SPドラマの構成は前後ふたつで構成され、前半では渡部篤郎演じる人気俳優が、決まっていた映画主演をドタキャンする騒動が描かれる。後半では、事務所を退所したアイドル(田畑志真)が前事務所の妨害で仕事を失うというトラブルに見舞われる。
まるで平手を意識したようなストーリー展開に視聴者もザワついたが、劇中には平手の回想シーンも散りばめられるなど、制作サイドの平手に対する思いもうかがえる。
最終盤では、蔵前が所属する香澄法律事務所の所長・香澄今日子(戸田恵子)が天野の個室のネームプレートを樋口のプレートに付け替えながら「こっちの子が帰ってくるのは、いつになることやら」と感慨深げに口にするシーンも描かれた。
制作スタッフの平手に対する“愛”が垣間見られた今作に対し、視聴者からは「天野弁護士、帰ってくるのかな?」「平手さんで映画作るのだろうか?」といった反応も起きている。
平手の降板理由については「音楽活動に専念するため」と報じられており、しばらく女優業は控える方針であるとも伝えられている。しかし、彼女自身が演じたいというタイミングが合えば、映画版で再登板する可能性は決してゼロではない雰囲気だ。
今作のラストでは、樋口が過去に敗訴法廷に立たなくなった理由として、裁判を見学していた女子中学生から手抜きだと糾弾された出来事が描かれる。その中学生こそが、のちの天野であることが判明し、二人の因縁が明らかになった。樋口と天野の関係性を軸とした映画が実現すれば、是非見てみたいところだ。
ナレーションを務めた時任三郎は、ラストで「この男の物語、まだ続くのかどうなのか…」と、映画版について含みを持たせたが、果たしてどうなるか。
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