元広島・佐々岡真司氏、「サイン盗み」の過去を告白 その後“球界ルール”変える騒動に発展し…
20年ほど前までプロ野球界の一部に存在していた「サイン盗み」疑惑。当時の様子を佐々岡真司氏が明かした。

広島東洋カープで活躍し現在は共に野球解説者の佐々岡真司氏と西山秀二氏が、13日放送の『ジャンクSPORTS』 (フジテレビ系)に出演。
プロ野球界のルールまで変えてしまった「サイン盗み」疑惑について明かした。
ベンチがメガホンで打者に伝達
この日は、プロ野球界の「今だから語れる裏話&本音」特集。
カープのエースだった佐々岡氏は現役時代、一部チームでサイン盗みらしき行為が存在していたことを明かし、「我々の時代は、ベンチがメガホンを持って応援する。そのメガホンで『ワッ!』とか『イッ!』とか言ったらインコースを構えた意味、メガホンを叩いたら何かの球種とか、そういう伝達行為が昔はあった」と冒頭に明かす。
一方で自分の相棒・西山氏は...
そんな緊迫感漂う攻防を振り返った佐々岡氏は、長年バッテリーを組んだ捕手・西山氏に言いたいことがある様子。
「落ちる球のサインが出ると、西山は足をバタバタ広げて(腰をより一層低くして)準備を始める。ワンバウンドで来ても捕れる準備。そんなのしてたら誰でもわかる。(サイン盗みがなくても)球種をバレバレにさせていたわけです(笑)」と、当時を回顧。
スタジオ内が爆笑に包まれる中、隣に座っていた西山氏はバツが悪そうな表情で苦笑いを浮かべていた。
西山氏が使った「対抗策」
西山氏にも言い分があり、「(佐々岡氏から)とんでもないワンバンを投げてくることもあった。後ろに逸らしたらベンチですっげぇ怒られていたんです...僕らの時代は」と弁解。
足をバタバタと左右に広げる仕草でサインがバレていたことは当時知っていたようで、「違うサインの時も、わざとその動きをして誤魔化していた」と、頭脳プレーで対抗していたとも明かしていた。
選手会が抗議し「メガホン禁止」
「(メガホンを使う怪しい行為に)選手会が抗議して、それでメガホン使用が禁止になったんですよ」と、その顛末についても語った西山氏。
確かに過去の『プロ野球珍プレー・好プレー大賞』(フジテレビ系)を見ると、当時ヤクルトスワローズ監督だった野村克也さんがメガホンを持ってベンチに座るシーンが思い出される。
野村さんは相手投手やキャッチャーの癖を見抜く達人で、今回の放送では西山氏も「全部バレていた」と称賛の言葉を送っていた。
著者プロフィール
キモカメコ佐藤(@peyangtaneda)。1982年東京都生まれ、sirabee編集部記者。
政治・経済系出版社、『1UP情報局』『ねとらぼ』編集部などを経て現職。格闘技やプロ野球のほか、コスプレ、メイド、秋葉原文化を長年取材してきたオタク記者。今シーズンもパ・リーグ中心に、東北楽天ゴールデンイーグルスのほぼ全試合を視聴中。
(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)
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