敵は『水ダウ』だけじゃなかった? 三谷幸喜脚本『もしがく』が最終回も振るわなかったワケ
三谷幸喜脚本で話題となっていたフジテレビ系ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』の最終回が12月17日に放送され、視聴率は2.9%(世帯平均・関東地区)に終わった。
水曜日22時台は連ドラが2本並ぶの激戦区だが、日テレ系の『ESCAPE それは誘拐のはずだった』は前週に一足先に最終回を迎えた。そのため、『もしがく』の最終回は『ESCAPE』を視聴していたドラマファンを取り込み、視聴率が上昇するのではと考えられていたが、結果的には前週よりも0.3ポイント数字を落としてしまった。
水曜22時台はテレ朝系『報道ステーション』が圧倒的な高視聴率を誇り、TBS系の人気バラエティ『水曜日のダウンタウン』も好調。さらに17日は、ここに日テレ系21時台の人気バラエティ『上田と女が吠える夜』が2時間スペシャルを放送した。
視聴率は『報ステ』『上田と女』『水ダウ』の順で、『もしがく』はNHK・テレビ東京と最下位争いを展開する結果となった。
三谷氏は前週の13日、レギュラー出演しているTBS系『情報7daysニュースキャスター』で『もしがく』について言及。「来週最終回なので…」と視聴者にアピールしつつも、自身は「『水曜日のダウンタウン』を見ます」と自虐的に語っていたが、その思いは視聴者には届かなかったようだ。
菅田将暉が主演し、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波といった主役級人気俳優陣が脇を固める豪華布陣が話題となった『もしがく』だったが、三谷氏の脚本の問題点が再三指摘されるなど、厳しい展開が続いた。
中でも問題が大きかったのは、菅田演じる演出家・久部のキャラクターだ。独善的で常に上から目線、他の登場人物たちを下に見ている典型的な嫌われ役。自己都合的で嘘つき、ピンチの場面では逃げようとすることが多いのに、二階堂演じるリカや浜辺演じる樹里になぜモテているのかがわからない。これも三谷氏の思惑なのだろうが、視聴者には敬遠されてしまった。
おまけに菅田の演技力が高かったことで、久部の嫌な部分がより強調されてしまったことも響いたのか、好感も共感も持てない主人公は、視聴者にとって受け入れがたかったようだ。
結果として、「三谷ワールド」が好きでドラマを視聴した層をもがっかりさせる結果となってしまった『もしがく』。果たして今後、三谷氏が再び連ドラの脚本を手がけ、リベンジを果たす機会は訪れるのだろうか。
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