水原一平・大谷翔平、事件ドラマ化でギャラは? 「支払われることは…」弁護士が解説
大谷翔平の元通訳・水原一平受刑者を題材にしたドラマ。作品の差し止めやギャラについて弁護士が解説する。

弁護士の河西邦剛氏が14日、YouTube『【弁護士】河西ちゃんねる』に出演。MLBロサンゼルス・ドジャース大谷翔平の元通訳・水原一平受刑者のドラマ化について言及した。
【今回の動画】ギャラなどについて解説
大谷の口座から不正送金
水原受刑者は大谷の通訳を務めていた2021年11月ごろから24年3月ごろにかけて、違法なスポーツ賭博で多額の借金を抱え、大谷の口座から胴元に不正に送金。その額は1,659万ドル(約24億1,000万円)とされる。賭博に使った金額は3億ドル(約435億円)、抱えた借金の総額は4,100万ドル(59億円)ともいわれている。
その後、銀行詐欺などの罪で禁固4年9ヶ月の刑が確定し、今年6月に収監された。
ギャラ支払われる可能性は...
その水原受刑者を題材にしたドラマが米国で放送されることが、10日に報じられた。
ドラマはケーブルネットワーク「STARZ」がオンエア。脚本を映画『AIR/エア』などで知られるアレックス・コンヴェリー氏、製作総指揮を『ワイルドスピード』シリーズのジャスティン・リン氏が務めるとのこと。報道によると、あらすじは「無職の放浪者から通訳となった水原受刑者が、スポーツ界を揺るがす賭博スキャンダルに巻き込まれる」というストーリー。
大谷と水原受刑者へのギャラが気になるところだが、河西氏は「結論から言うと、大谷選手や水原氏にギャラが支払われることは1円もない可能性が非常に高い」と述べる。
「報酬得ることは難しい」
今回の作品は、「法律的に許諾の必要がないような構成」「報道の延長として構成している」と指摘。
「実際の事件とか刑事事件は、著作物に該当してきませんので。ドラマ化したとしても、そもそも著作物を使っていない。今回、原作に該当するのが事件部分になってきますので、そうなってくると著作権法上の許可が必要ないということになってきます」と解説する。
とくに水原受刑者については、米国に存在する「サムの息子法」という事件の加害者が自身の犯罪を題材にして収益を得ることを禁じる法律が適用されるため、「水原氏のほうが、より報酬を得ることは難しい構造になっている」と説明した。
作品差し止め「法的ハードルは非常に高い」
また、大谷やドジャースが作品を差し止めることについても「法的ハードルは非常に高い」との見解を示す。
「現状報道されていたりとか、裁判において認定されている事実関係を前提として脚本とか演出を考えていく可能性があるかとは思います」とした上で、「大谷選手やドジャースのほうとしては、名誉棄損とかプライバシー侵害だってことを前提として差し止めることが非常に難しい」と述べた。
【今回の動画】ギャラなどについて解説
https://www.youtube.com/watch?v=GpXJltkmlog
(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)
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