【#推しとき】東大院で人工細胞を研究、ミス東大ファイナリストは「機械が苦手で超インドア派」

今回は東京大学の大学院で人工細胞のRNA研究に励みながら、「ミス東大コンテスト2025」のファイナリストとしても活動する入江あんなさん。その知的なイメージとは裏腹に、「機械が苦手で超インドア派」と語る素顔はギャップに満ちている。そんな彼女の驚くほど堅実な私生活と将来への展望に迫った。

――「ミス東大コンテスト」、いよいよフィナーレ。そもそも出場のキッカケは何だったのでしょうか。

入江さん　もともとSNSはやっていたのですが、去年の「ミスコン」が終わった翌日くらいに運営の方から「来年どうですか？」とお声がけいただいたんです。理科大から東大の大学院に進んだ経歴があるので、SNSで「外部から大学院に行くための勉強法がわからない」という声をよく頂いていました。「ミスコン」への出場がそういった方への発信の機会になれば、という思いもありましたね。

――大学院ではどのような研究を？

入江さん　RNAの研究をしています。研究室のゴールは「増える人工細胞を作ること」で、私はその中でタンパク質を作るアミノ酸を運ぶ「トランスファーRNA」の合成の改良に取り組んでいます。ちょっと難しいんですけど（笑）。

――なぜその研究の道に進もうと？

入江さん　理科大にいた学部時代は遺伝子工学系の研究をしていたのですが、研究を進めるうちに細胞自体への興味が湧いたんです。大学院の研究室を探す中で、今の研究室が一番自分のやりたいことに合っているなと思って受験しました。

――学生時代から勉強は得意だったんですか？

入江さん　中学校の頃から本気で勉強するようになって、年に1回はテストで学年1位を取っていましたね。高校は県の進学校に進んだので、さすがに1位は難しくなりましたけど、充実した学校生活だったと思います。

――今日のコーディネートも素敵ですが、ファッションへのこだわりは？

入江さん　全然お金をかけていないんです（笑）。今日の服も靴も、ほとんどがSHEINで購入したものか、お仕事で頂いたものですし、ストッキングはダイソーですね。基本的に無駄遣いをしない性格。節約することに喜びを感じるタイプなんですよね。――節約エピソード、他にもありそうですね。

入江さん　物持ちはいい方だと思います。小学校1年生から使っていたお弁当箱をずっと使っています。あと、今日もですが、基本的に2Lのペットボトルの水を持ち歩いています（笑）。

――500mlではなく！？

入江さん　2Lの水を箱買いしてあって。500mlだと足りないし、1Lを買うより2Lの方がお得じゃないですか（笑）。どうせ飲むし、っていう考えなので。……重いですけどね。

――休日はどう過ごしていますか？

入江さん　基本インドアです。休みがあったら家でゴロゴロするかな。旅行もお金と体力がかかるのであまり行かないです。出かけるとしても、日帰りで行けるディズニーとか、ドライブがてらショッピングに行くくらいかな。

――「ミスコン」を通じて、ご自身の内面に変化はありましたか？

入江さん　物の見方がすごく変わりました。勉強は、やればやるだけ結果に繋がりやすい自分との戦いだと思うんですけど、コンテストはファンの方ありきなんです。自分の努力が必ずしも結果に比例するわけではない。まだ会ったことのないファンの方々に応援していただく経験は人生で初めてで、本当にいい人生経験になっています。

――今後、やってみたいことがあれば教えて下さい。

入江さん　まだ明確に「これをやりたい」というこだわりはないのですが、チャンスがあるなら何でも挑戦してみたいです。

――例えば？

入江さん　モデルはすごくやってみたいです！ でも、最近のモデルさんはアイドルやインフルエンサーの方が多くて、モデルだけでやっていくのは難しい時代だと聞いています。だからこそ、まずは今の「ミスコン」の活動で応援してくださるファンの方を大切にすることが、将来の可能性に繋がるのかなって。この活動が一番、自分の選択肢を広げてくれると思っています。

――最後に、応援してくれるファンへメッセージをお願いします。

入江さん　フィナーレまであと少しですが、応援してくださっている方はもちろん、この記事で私を知ってくださった方も、最後まで見届けてくださると嬉しいです。よろしくお願いします！