「3つの病が連鎖する」人気ストリーマーk4sen、2週間休止の真相を告白

人気ストリーマー『k4sen / かせん』の「2週間休止していたk4senに何が起こっていたのか説明します【雑談】」が公開された。
登録者103万人を誇る彼が突然の活動休止に至った理由は、想像を超える過酷なものだった。
半年前から続く体の異変、そして自身が主催するイベント「The k4sen Con 2025」での緊急事態。
彼の口から語られたのは、複数の病が絡み合い悪化していく恐怖の体験だった。
半年前、左右の耳の聞こえ方が違うことに気づいたk4senは、耳鼻科で低音障害型感音難聴と診断される。
利尿作用のあるシロップで一度は回復したものの、イベントが近づくにつれめまいが悪化。
そして運命の前日、半年以上準備してきた企画が急遽中止になる。
対応に追われ解散は午前2時、翌日は7時半入りという過酷なスケジュール。
睡眠不足で迎えたイベント初日、ステージで貧血のような状態になり舞台袖へ。
「もしここで倒れたら今日どうなっちゃう」という恐怖から不安障害の発作が起きた。頭の中は「ヤバい」という言葉だけ。
担架で運ばれる彼を救ったのは、偶然用意されていたバックショット用の担架だった。スタッフは全出番をその場でアドリブ変更。
共演者たちも次々と代役を買って出てくれた。
医師の診断で明らかになったのは、メニエール病、不安障害、機能性ディスペプシアという3つの病が連鎖する状態だった。
メニエール病のめまいがストレスを生み、ストレスが不安障害を引き起こし、胃の痙攣がさらに不安を増幅させる無限ループ。
イベント後、全ての仕事をキャンセルし治療に専念する決断をした彼を、スポンサー企業や案件の担当者は温かく見守ってくれた。
「俺にやらせときゃいいから」と代役を引き受けてくれた仲間の言葉に、彼は涙をこらえきれなかった。
現在は散歩や読書、ゲームで気分転換しながら回復を目指している。
「体は大丈夫。心の中のパワーマンがパワーをくれる」と語る彼の言葉には、同じ症状で苦しむ人々へのメッセージが込められている。
1週間後の配信復帰に向けて、人の優しさに支えられながら前を向く姿がそこにはある。
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