

「プリキュア来たよ」派手な見た目に偏見も…小田愛実が語る、シングルギャルマザーの保育園ライフ
「元々はギャルになりたくなかったんです。でも、お姉ちゃんにブリーチ剤で髪を染められて、『人生ギャルになるしかない』って思って…」。──そう語るのは、TikTokで「ちゃおっすぽいーん」のフレーズで大バズりし、現在はシングルマザーとしても活動するギャルモデル・小田愛実。元々はOL志望の優等生だった彼女がギャルになった意外なきっかけ、eggモデル時代の経験、そして母としての葛藤と成長、仕事への想いを赤裸々に明かす。波乱万丈な道のりを経て「ありのまま」で輝く彼女の魅力に迫る。(前後編の前編)
――早速ですが、小田さんがギャルに目覚めたきっかけは何だったのでしょうか?
小田 意外に思われるかもしれませんが、私、元々別にギャルじゃなくて、むしろなりたくなかったんですよ。でも、中学生の時にお姉ちゃんがブリーチ剤を買ってきて、「染めろよ」って。それまでは本当に真面目な、クラスでも優等生の部類だったんですけど。
――お姉さんの一言が大きかったのですね。
小田 お姉ちゃんがすごく怖い存在だったので、言うことを聞かなきゃいけないと思って染められてしまいました。その瞬間、「あ、人生はギャルになるしかないんだな」って一択になって。
――それまでの優等生だった自分とのギャップに戸惑いはありませんでしたか?
小田 ありました。特に私の長所は黒髪のロングヘアだと思っていたので、染めるのは絶対にNGだったんですけど、お姉ちゃんが片手にブリーチ剤を持って「お帰り」って言われたら、もう怖すぎて(笑)。次の日から学校に行けなくなりました。先生たちが毎日5、6人家に来て、「いじめられたんじゃないか」って心配されたんですけど、「いや、お姉ちゃんに髪の毛染められて行けなくなっただけです」って説明していました。
――学校には行かなくなったのですか?
小田 行けないですよね。私のいた地域は校則も厳しくて。髪が明るくなっちゃったから、別室で勉強するのも嫌だったし、とりあえず行かないって。そこから新しい道を歩み始めました。中学の卒業式だけは顔を出しましたけど、その時もラベンダーアッシュみたいな気合入れたカラーで行ったら、先生に「ダメだ!」って言われて。眉毛も抜いていたのに、6Bの鉛筆で眉毛を書かれたんです。最悪じゃないですか、6Bの鉛筆で眉毛書かれる卒業式って(笑)。
――そこから本格的にギャルモデルの道へ?
小田 いえ、最初はただの普通のギャルでした。モデルになったきっかけは、『egg』が復活するタイミングで、ギャル友の撮影について行っておにぎりを食べていたらスカウトされたんです。運が良かったのかもしれないです。
――『egg』に入ってからは順調でしたか?先輩後輩の関係など、大変なこともあったのでは。
小田 『egg』に入った当初は、年上の子には敬語を使ったりしていましたけど、比較的年齢が近い子が多かったので、友達みたいな感じでしたね。むしろ、今の方がちょっと大変かもしれないです。『egg』を卒業して『nuts』に入ったんですけど、『nuts』には元々いたモデルさんたちがいて、ほぼ先輩しかいない環境なので。ずっと後輩がいる環境でやってきたから、関わり方が難しくてちょっと孤立しちゃったりもしました。最近やっと馴染めてきた感じです。
――ギャルの世界の上下関係は厳しいイメージがあります。
小田 私、タメ口しか使えなくて、それで怒られたこともあります。常識が分からないまま雑誌の世界に入っちゃったので。社会人としての礼儀とか敬語とかも知らなくて、「どうにかなるっしょ」みたいなテンションだったんです。でも、そういう経験があったからこそ色々学べたし、逆に言われて良かったなと思っています。
――それまで部活動で上下関係を学んだりは?
小田 中学2年までは陸上部とテニス部を掛け持ちでやっていました。部活が終わった後、夜も6時から9時までテニスの練習に行ったり、けっこう真面目にやっていました。陸上部の方は人が足りないからって助っ人で行っていて。運動神経は良かったんです。ただ、テニス部は私の一個上に先輩がいなかったんですよ。だから、あんまり上下関係を学ぶ機会がなかったんですよね。
――2021年にはご妊娠、翌年にご出産されています。当時は二十歳という若さでしたが、どんな心境でしたか?
小田 この話は重くなるので言ってこなかったんですが、実は、その頃お父さんが病気で、余命宣告も受けていたんです。19歳の時に。だから、子どもを見せたいなっていう気持ちがあって。そんな時に元旦那と出会ってビビッと来て、「この人だ!」って。お互い「結婚しよう」みたいな感じで、出会ってすぐに。それで子どもも作っちゃおう、と。結局、臨月前にお父さんは亡くなってしまって、直接は見せられなかったんですけど、そういう背景もあって子どもが欲しいなと思っていました。
――出産直後に離婚されて、シングルマザーになられました。大変だったのでは?
小田 めちゃくちゃ大変です。今も大変。ほぼワンオペなので、寝る時間もなくて、いつも気絶するように寝ています。寝かしつけた後に洗濯物とかやらないといけないんですけど、気づいたら朝、みたいな。仕事もしているので、締め切りに追われていつもバタバタしています。
――ママ友と交流したりは?
小田 ないですね。保育園でも、『egg』の時は髪の毛がヒョウ柄で全身ピンクとか蛍光色とか派手な格好をしていたので、「プリキュア来たよ」みたいに言われて(笑)。お母さんたちからも見る専門みたいな感じで、話しかけられることもなかったです。今は『nuts』のスタイルで、ちょっと怖いヤンキーギャルっぽいイメージを持たれがちなので、それもあってか…。
前の保育園では、子どもがアトピーで肌が荒れているのを虐待だと疑われたり、保育園の前で待たないでくださいって言われたり、偏見も結構ありましたね。保護者会では「ギャルってどんな生活してるの?」って興味本位で聞かれたり、「子どもに悪影響じゃない?」ってストレートに言われたこともあります。でも、逆に「インスタ見ています」ってこっそり言いに来てくれるお母さんもいて、実は陰で応援してくれている人もいるんだなって思いました。
▽小田愛実2001年7月9日生まれ、茨城県出身。『nuts』専属モデル高校生のときに『egg』でモデルデビュー。2018年に恋愛リアリティショー『恋する♥週末ホームステイ』に出演し注目を集める。2021年に第一子となる長男を出産。2024年に自己紹介フレーズ「ちゃおっすぽいーん」がTikTokで大バズリ。2nd写真集『ちゃおっすぽいーん』(株式会社エイチジェイ)が7月5日に発売。X、Instagramともに(@maaaami79)。YouTube「まぁみチャンネル」。
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