るるたん(@ruruka820)撮影/大野代樹

アダルトインフルエンサー・るるたんが風俗嬢になった理由と壮絶半生「お金を返して死のうと思った」

2025.09.27 06:03
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ナイトワーカーとして働きながら、アダルトインフルエンサーとしても活動する、るるたん。Hカップのスタイルと蠱惑的な雰囲気で注目を集める一方、その原点には「親に育ててもらったお金を返してから死のう」と思い詰めた若き日の決断が。壮絶な経験をした過去について語ってもらった(前後編の前編)。

――今日はるるたんさんの半生について深くお伺いできればと思います。早速ですが、夜の世界に入られたきっかけから教えていただけますか。

るるたん 以前は「生活費がなくて一人暮らしをするため」という、接客用の嘘をついていたんです。でも、最近になって本当のことを話すようになりました。本当のきっかけは、親に育ててもらった分のお金を返して、死のうと思ったからなんです。

ずっと希死念慮が強くて。もう死にたい、死にたいって。いざ死のうって思ったとき、育ててくれた親に申し訳ないなと思って。私立の学校や塾にも行かせてもらったから、少なく見積もっても1000万円くらいはかかっているはず。そのお金だけは返してから死のう、と。そのために1番早く稼げる方法として、デリバリーヘルスを選びました。

――そこまで思い詰めてしまっていたんですね。その「死にたい」という気持ちの根本には、何があったのでしょうか。

るるたん 生きていて楽しくないから。ずっと病んでた、っていうのが1番近いかもしれません。もともと太宰治が大好きで、彼の作品にあるような厭世観、ダザイズムを継承しちゃってたところもあって(笑)。「いつでも死ねる」っていう感覚がずっとありました。

――その価値観が形成された背景には、やはりこれまでの生い立ちが?

るるたん そうですね。出身は東京なんですけど、親が転勤族で、富山、千葉と小さい頃から転々としていました。なので、思い入れのある土地っていうのがなくて。それぞれの場所で文化が全然違うんですよ。富山の小学校5年生はまだ公園で鬼ごっこをしているような感じだったのに、千葉の小5はもうカラオケに行ったりする。お金が必要な遊びに馴染めなかったり、人間関係も富山より複雑で。小6で千葉に転校したときは、うまくなじめなくて若干ハブられるような感じでした。

――苦い思い出ですね。

るるたん そうですね。「あ、こっちの文化は違うんだ」って学んで、中学校に入るときにキャラクターを作り変えようと思ったんです。いわゆる中学デビューですね。でも、その方向性を間違えちゃって……問題児になりました。

――問題児、ですか。

るるたん はい。この文化では、ちょっとチャラいというか、発言力がある強い男の子と仲良くする方がいいんだって変に学んでしまって。そういう子たちと一緒にいるようになったんです。でも、その中で事件に巻き込まれてしまって……無理やりされる、みたいな。地元では知られているような事件だったんですけど。そこから完全にメンタルを壊して、学校に行かなくなったり、いろんな人と関係を持ったりしました。

――それは壮絶な経験ですね。ちなみに、高校時代はどのように過ごされていたんですか?

るるたん 進学校だったんですけど、そこでもまた文化が違って馴染めなくて。中高一貫の子が多い学校だったから、すでに人間関係が出来上がっているし、みんな真面目な環境で、私はまた浮いてしまって。結局、高校卒業はギリギリで……あと1回休んだら留年っていう状態で卒業しました。

――あまり通えていなかったとのことですが、進学校に進めるだけの学力はあったと。

るるたん 親は厳しかったんですけど、本だけは自由に買い与えてくれたんです。高校までは月に30冊くらい読んでいました。対人コミュニケーションが苦手だった分、本とコミュニケーションを取っていたんだと思います。本って反論してこないじゃないですか。自分のペースで向き合える。それが心地よかったんです。

――大学は法学部法律学科に進学されていますね。

るるたん 中学校のときにある本を読んで「弁護士になりたい」と思ったんです。それで勉強を頑張って法学部に入りました。弁護士や裁判官、検察官になる「法曹」を目指していたんです。でも、大学で勉強しているうちに、あまり面白くないかもって思っちゃって。それに難しすぎたのもあって、大学2年のときにはもう諦めていました。

――夜の世界で働き始めたのはちょうどその頃だと思います。全くの未知の世界だと思いますが、怖さはなかったんですか?

るるたん めちゃくちゃ怖かったです。だから、面接には酔っ払って行きました(笑)。でも、当時は本当に死にたかったので、殺されるならそれでもいいくらいに思っていて、怖さよりも目的の方が勝っていましたね。

――現実はどうでしたか?

るるたん イメージとは全然違って、普通の会議室みたいな部屋で、面接してくれた人もすごく優しい人でした。そこで講習もしてもらったんです。

――講習、というと?

るるたん 「こんにちはって笑顔で入ったら、まず靴を揃えましょう」とか、「お客さんとの靴の距離は心の距離を表すから、近い方がいいよ」とか。あとは「部屋のノックは3回。2回はトイレのノックだから失礼にあたる」とか。当たり前だけど意外と知らないマナーを教えてもらいました。もちろん、サービスについてのレクチャーもありましたけど、すごく真面目な講習で。おかげで、業界に対する怖いイメージは払拭されましたね。

――現在は当時とは違うお店で働かれていますが、なぜ店舗を変えられたんでしょう。

るるたん コロナ禍でお店が潰れてしまって……。私も副業として働いていたのでコロナ禍は休んで、その間は塾講師のバイトをしていました。政治経済と高1英語を教えていましたね。

――ナイトワーカーと塾講師はすごいギャップですね。

るるたん 貞操観念がめっちゃ低いので、どちらもあまり変わらないんです。抵抗感みたいなものはなくて。でも、楽しいのは圧倒的に風俗だったので、世の中が落ち着いたら戻ろうと思っていました。

▽るるたん1999年8月20日生まれ。出身地は非公表。2019年にデリバリーヘルスデビュー。2022年にYouTubeチャンネル「ホンクレch〜本指になってくれますか?〜」の潜入メンバーとして活動を開始し、同年に個人チャンネルも開設。2023年10月には『週刊プレイボーイ』の特集「インフルエンサー×グラビア新時代」でグラビアに初登場。動画やSNSを軸に活動の幅を広げている。

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