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濱咲友菜、アイドルから俳優への転身の苦悩を告白「悔しい想いをすることもたくさんあった」 24歳を迎えてさらなる飛躍を誓う

2025.08.26 19:00
提供:Deview

 AKB48卒業後に俳優という新たな道を歩み始め、この夏にはショートドラマの主演をはじめ、様々な作品への出演が決まっている濱咲友菜(濱=眉はま)。先日24歳の誕生日を迎え、8月30日(土)には都内にてバースデーイベントを開催する。単独では自身初となるバースデーイベントを目前に控えている濱に、『デビュー』が直撃インタビュー。ショートドラマ出演のほか、全国ネットの『全力坂』(テレビ朝日系)、地元・滋賀県が舞台の映画『ジモトループ』出演など、俳優としてのさらなる飛躍が期待される濱が語る、俳優業への想いとは――。

【濱咲友菜(はま・さゆな)インタビュー】

――初めてのバースデーイベントの開催が目前に迫っていますが、まずは今のお気持ちから聞かせてください。

【濱咲友菜】「前回、23歳のときは初の単独イベントとしてバスツアーをやらせていただいて、今回は人生初のバースデーイベントをやらせていただけるので、すごく嬉しいです。AKB48時代にも劇場で生誕祭というのはありましたが、私個人でのバースデーイベントをやらせていただくのは初めてなので。これまでゲストとしてバースデーイベントに参加させていただいたりしたことはあったので、“私もいつかやってみたい!”とずっと憧れていましたし、それが今回叶って、今は不安と楽しみが入り混じっている感じです」

――ゲストとしてAKB48時代からの親友、大西桃香さんと永野芹佳さんがご出演されますが、どんなバースデーイベントになるのでしょうか?

【濱咲友菜】「楽しくてハッピーなバースデーイベントになればいいなと思って、マネージャーさんやChatGPT にも相談しつつ、やる内容をいろいろと考えました。大西も芹佳もお仕事ですごく忙しい中、スケジュールの合間を縫って私のバースデーイベントに来てくれるので、本当に感謝しています。今回、歌を披露する予定なのですが、ファンの方の前で歌うこともすごく久しぶりですし、自分が歌いたい曲を歌えるというのも楽しみなんです。何を歌ってほしいか、インスタのストーリーでアンケートをとったりもしたので、自分が歌いたい曲はもちろん、歌ったことがない曲にも挑戦してみようかなとか、今いろいろと選曲しているので、楽しみにしていてもらえたら嬉しいです」

――ファンの方と久しぶりにお会いできる貴重な機会でもありますしね。

【濱咲友菜】「AKB48時代は毎日のようにファンの方にお会いできていたのですが、今はオンラインのお話し会や、今回のバースデーイベントとか、たまにしかお会いできる機会がなくて。やっぱりファンの方のお顔を生で見られる機会があったり、お話しできる機会があると、初心を思い出しますし、私もすごく嬉しいんです。ファンのみなさんの笑顔や喜んでくださっている様子を直接見ると、“もっとみなさんに喜んでもらえるように、私ももっともっと頑張ろう!”というモチベーションが上がるんです。なので、これからも定期的にお話しできるような機会は作っていきたいなと思っています」

■「ずっと映像作品に出たいと思っていたので、出演が決まったときは嬉しかった」

――そんな濱さんですが、最近では縦型ショートドラマや『全力坂』、地元・滋賀が舞台の映画『ジモトループ』への出演が決まるなど、活動の幅も段々と広がってきています。初のドラマ出演となった『Fly and Go!~世界一ドタバタな出張~』の撮影はいかがでしたか?

【濱咲友菜】「ずっと映像作品に出たいと思っていたので、出演が決まったときは嬉しかったのですが、初めてのドラマ撮影というなかで、メインキャストで主演の一人、しかも海外ロケもあるということで、最初はすごく不安でした。でも、実際に撮影が始まったらスタッフさんもキャストの方々もみなさん本当に優しくて。現場では監督さんとボケとツッコミの掛け合いができるくらい打ち解けられましたし、本当にみなさんと仲良くなれてすごく楽しかったです。初めてのドラマがこの作品で良かったなって思うくらい、いろいろと勉強になりましたし、この作品が決まってから、いろいろなお仕事が決まっていったんです」

――方向音痴な大学生・陽菜は濱さんにピッタリな役でした。

【濱咲友菜】「そうなんです。すごく演じていてやりやすかったですし、変顔やオーバーなリアクションとかもやっていて楽しかったです。でも、撮影された映像を観たときに、自分としては思いっきりやったつもりだったけど、映像で観ると”このくらいの表情しかできていないんだ…“という発見もあって。自分としては100やっているつもりでも、縦型のショートドラマの映像では50くらいにしか見えないんだなと感じましたし、表情やお芝居の表現の幅をもっともっと広げていかないとダメだなと痛感させられました」

――ご家族やファンの方など、周りからはどんな反応がありましたか?

【濱咲友菜】「地元の滋賀に住んでいる家族や祖父母もみんな見てくれたみたいで、喜んでもらえましたし、ファンの方からも『良かったよ』と褒めていただけて、すごく嬉しかったです。父は普段あまり褒めてくれないタイプなんですけど、『今回のドラマはすごく良かった。ハマり役やったな』って言ってもらえて、頑張ってやってきて良かったなと改めて思いました」

■「映像で観てみたら、思った以上に自分が悪い顔をしていてビックリしました(笑)」

―― もう一つのショートドラマ『フレンド!ニュー!地獄!~堕ちてゆく偽善者たち~』では、小悪魔的なキャラクターというか、これまで見たことのない濱さんの新たな一面が垣間見られた役柄でしたね。

【濱咲友菜】「台本をいただいたときは、難しいキャラクターだなと感じましたし、この役をどう解釈して表現すればいいのかわからなくてすごく悩みました。撮影が始まってもちゃんとできているか不安だったんですけど、映像で観てみたら、思った以上に自分が悪い顔をしていてビックリしました(笑)。撮影現場で監督さんに『悪い女の役、似合ってるよ』って言っていただいたんです。でも、私自身はその自覚が無さ過ぎて、ピンと来ていなかったのですが、映像を確認したら、すごい悪い顔で笑っていたので、“私ってこんな顔できるんだ!”と新たな自分を発見することができました」

――それぞれの作品で新たな発見があったり、得たものも多かったですか?

【濱咲友菜】「そうですね。目の動き方ひとつとっても、スマホで観る縦型のショートドラマはより繊細に映りますし、完成されたものを観ても、ショートドラマってテンポや展開がすごく早いんですよね。今回の2本のショートドラマだけでも、自分が思っている表情と映像で見たときの表情でのギャップを感じたり、すごく勉強になることがたくさんありました。これまでも演技のレッスンなどで学んだりしていましたが、やっぱり現場を重ねていかないとわからないことっていっぱいあるんだなと改めて感じました」

――そして、全国ネットの『全力坂』への出演も決定。

【濱咲友菜】「めちゃくちゃ暑い日に撮影してきました。板橋区にある坂を走ったのですが、最初に走ったときにめちゃくちゃキツすぎて、真剣に走っているのになんか笑えてきちゃって…。スタッフさんから『次は笑顔少なめで走ろうか』って言われました(笑)。『全力坂』って、引きの絵や顔アップ、足に焦点を当てたカットなど、いろんな角度で撮影するので、何本も全力で走らないといけなくて、撮影はけっこう大変でした。あと、一番難しかったのは走り終えた直後のカット。カメラを意識してしまってうまくできなくて、何回も撮り直しました。それと私は体力には自信があったので、めっちゃ気合い入れて臨んだのですが、1本目の坂道のとき、走る前に気合入り過ぎて水分をたくさん取ってしまったんです。そうしたら走っているときにお腹がポチャポチャ状態になってしまって、音声さんからも『ポチャポチャって音が聞こえる』って言われて、めっちゃ気まずかったです(笑)」

――どんなふうに映っているのか、放送が楽しみです(笑)。そして、映画『ジモトループ』は濱さんの地元・滋賀が舞台となる作品ですが、出演が決まった際はどのような想いでしたか?

【濱咲友菜】「監督さんが滋賀県出身の方なのですが、私はAKB48時代にチーム8の滋賀県代表として、滋賀でお仕事をさせていただく機会も多かったので、それで私のことを知っていただいていたみたいで。以前、滋賀でのお仕事でお世話になったヘアメイクさんが、監督さんと知り合いだったということで繋いでくださって、今回の話をいただきました。そういったご縁があって、お声がけいただいたので、今までやってきたことが無駄じゃなかったんだなと思いましたし、大好きな地元・滋賀県で映画をやるというのは一つの夢だったので、本当に嬉しかったです」

――撮影が始まるのが待ち遠しいですね。

【濱咲友菜】「秋ごろに撮影予定なのですが、父がすごく楽しみにしていて、『いつ撮影するんや』って1週間に1回くらい連絡が来ます(笑)。私自身も先日、この作品の舞台となる滋賀県長浜市に友達と一緒に行って観光してきたのですが、いろんなところを巡りながら、“ここでロケしたりするのかな?”と想いを馳せながら長浜観光を楽しんできたばかりなので、撮影始まるのが本当に待ち遠しいです」

■「人との出会いを大切に、一つ一つの仕事と真摯に向き合っていきたいです」

――さらに、今年の12月5日に日本武道館にて開催されるAKB48 20周年記念コンサートに、卒業生として出演することも発表されました。

【濱咲友菜】「グループを卒業して以来、初めてのAKB48関連のお仕事なので、楽しみな部分もありつつ、あの大人数の中に放り込まれたら、どうなっちゃうんだろうという不安というか、メンバーもガラっと変わっていますし、人見知りが止まらないんじゃないかなと思っています(笑)。でも、日本武道館のように大きなステージに立つのは久しぶりですし、チーム8の関西メンバーも揃うので、今から楽しみです」

――AKB48卒業後、俳優という新たな道を進み始め、ここ最近では出演作が続々と決定して、さらなる活躍が期待される濱さん。さらにこの先、どのように飛躍していきたいですか?

【濱咲友菜】「今の事務所に入って1年間くらいは、オーディションを受けてもなかなか仕事が決まらなくて、悔しい想いをすることもたくさんありました。今、MCをやらせていただいている『はまゆりAI』(ORICON NEWSのYouTube生配信番組)でも、決まっているお仕事がないから、告知コーナーで『各SNSをチェックしてください』としか言えなかったことが、本当に悔しかったんです。でも最近は、徐々に出演情報をお知らせすることができるようになってきて、本当に良かったなと。それと、お仕事をいただけるようになってきて嬉しさもありますが、それと同時にいろいろな課題も見つかって、できない悔しさも増えて、もっと頑張らないとっていう気持ちがさらに強くなりました。ただ、やる気や向上心だけを上げていっても意味がないので、きちんと努力して実力をつけて着実にステップアップしていきたいなと思っています。今までは辛抱強く種をまいていく時期でしたが、これからはその種からたくさんの芽が出てくるように、人との出会いを大切に、一つ一つの仕事と真摯に向き合っていきたいです」

――では最後に、24歳の1年間で“デビュー”したいことを教えてください。

【濱咲友菜】「プライベートでは運転免許を取りたい! やっぱり地元に帰ったときの移動に便利なので、24歳で運転免許を取ることがプライベートでの目標です。仕事面では、俳優を目指したときからの目標でもある、地上波ドラマデビューがしたいです。映像の現場でもいろいろな現場に呼んでもらえるよう、実力をつけていきたいですし、『この子は演技も良いし、人として魅力的だから使いたい』と思っていただけるように、プライベートから人間力を上げてこれからも頑張っていきたいです」

【プロフィール】
濱咲友菜(はま・さゆな)●2001年8月20日生まれ、滋賀県出身。
2014年4月にAKB48チーム8のメンバーとしてお披露目され、グループ活動を開始。その後、2023年4月にAKB48を卒業し、オーディションを経て、スペースクラフト・エージェンシーに所属。
2024年4月より、ORICON NEWS YouTubeチャンネル『はまゆりAIランド』の番組アシスタントMCに就任。2025年には、『不気味な答え 恋愛考察ミステリー』(テレビ朝日)、AirAsiaショートドラマ『Fly and Go!~世界一ドタバタな出張~』(BUMPにて配信中)、ショートドラマ『フレンド!ニュー!地獄!~堕ちてゆく偽善者たち~』(FANY :Dにて配信中)、『わたしの日々が言葉になるまで』(NHK Eテレ)などに出演。
8月30日(土)には渋谷PLUG IN STUDIOにて、『濱咲友菜 24th HAPPY HAPPY BIRTHDAY』を開催。
今後の待機作に、『全力坂』(テレビ朝日系)や映画『ジモトループ』などがある。

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