

マーケの神様も通用しない時代?ジャングリア沖縄が浮き彫りにした新たなPRの現実

『下矢一良の正直メディア』の「マーケの神様が大失敗?『ジャングリア沖縄』がインフルエンサー大量投入も事実とは異なるレビューが続出して大炎上した理由を教えます!」では、マーケティング界の重鎮・森岡毅氏が手がけた沖縄のテーマパークが直面した予想外の批判について、元テレビ局員の視点から鋭く分析している。
Hikakinやホリエモンといった有名インフルエンサーたちが絶賛する一方で、ネット上では辛辣(しんらつ)な評価が続出するという矛盾した現象の背景に、現代社会の深い溝が見え隠れする。
7月にオープンしたジャングリア沖縄は、従来のPR戦略の教科書通りに展開された。
有名インフルエンサーを事前招待し、VIP待遇で施設を案内してもらい、好意的なレビューを投稿してもらう。この手法は長年マーケティング業界で成功を収めてきた王道中の王道である。
しかし、ふたを開けてみれば、Googleレビューには評価1が400件も殺到し、平均評価は2点台という悲惨な結果となった。
興味深いのは、批判の多くが実際に施設を訪れていない人々からのものだったことだ。
「プロモーション映像と実際の映像が違いすぎる」「沖縄の自然が活かされていない」といった声が相次ぎ、400件のレビューが一斉に削除される事態にまで発展した。
この現象は、従来のインフルエンサーマーケティングが機能不全を起こしていることを如実に物語っている。
下矢氏が指摘するのは、インフルエンサー自体が「あちら側の人」になってしまったという現実である。
かつて等身大の存在として親しまれていたYouTuberたちは、今や億万長者となり、一般の人々からは手の届かない存在となった。都内のマンションが平均1億円を超える現代において、格差は個人の努力では埋められないレベルにまで拡大している。
サイゼリヤに30分も並ぶ若者たちの姿に象徴されるように、経済的な閉塞感が社会全体を覆っている。
このような背景から、成功者への憧れは嫉妬や反感へと変化し、インフルエンサーの発言に対する不信感が高まっているのだ。
参政党の躍進や陰謀論の拡散といった社会現象も、同じ根を持つ現象として捉えることができる。
「規制の成功している連中は何か怪しいことをしているに違いない」という感情が、ジャングリア沖縄への批判という形で表面化したのかもしれない。
時代の空気が変わった今、従来のマーケティング手法では心をつかむことが難しくなっている。
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