歌手・俳優の上條恒彦さん死去 85歳 ミュージカルで共演の松本白鸚がコメント「さみしいです」
2025.08.01 10:50
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歌手・俳優の上條恒彦さんが、7月22日に亡くなったことがわかった。享年85。8月1日、所属事務所が発表した。
上條恒彦さん死去
株式会社ケイセブン中村屋 所属事務所は1日、「長野県の自宅近くの病院にて老衰により永眠いたしました。家族に見守られ、とても穏やかな旅立ちでございました」と報告。「これまでご支援いただきましたファンの皆様、関係者の皆様には、生前のご厚誼に深く感謝申し上げます」と感謝し、「葬儀・告別式につきましては、故人、ご家族一同のご希望により親族のみにて執り行いました事を謹んでご報告申し上げます。なお故人の遺志によりお別れの会は致しません。御香典、御供物もご辞退させて頂きます」と伝えた。上條さんは、1940年3月7日生まれ、長野県東筑摩郡出身。松本県立ヶ丘高校卒業。1962年6月に、歌手活動を始める。1971年11月には世界歌謡祭「出発の歌」でグランプリを受賞。その後、「だれかが風の中で」がテレビドラマ主題歌となる。舞台・ドラマにも出演し幅広く活躍。1987年6月に八ヶ岳山麓に移住した。
音楽活動、映像作品での活躍に加え、昭和から上演を重ねる、東宝ミュージカルの財産と言える名作3作品に長らく出演。松本白鸚が日本初演から54年間主演を続けてきた「ラ・マンチャの男」には1977年から2023年の最終公演まで、牢名主・宿屋の主人役にて948回にわたり出演し、主演の松本を堅実で温かみのある名演で支え続けた。
「屋根の上のヴァイオリン弾き」には、森繁久彌さん演じる主役テヴィエの盟友ラザール・ウォルフ役を1980年から演じ、森繁さんの最終公演となった1986年公演では森繁さんの指名で7回にわたり、主役のテヴィエ役を演じ、1994年から2001年までテヴィエ役を演じた西田敏行さんを同じくラザール役で支えた。大地真央がイライザ役を務めた「マイ・フェア・レディ」においては、1993年から2010年の大地さんの卒業公演までイライザの父ドゥーリトル役を417回演じ、帝劇の歴史においても挑戦的な作品「ピピン」日本初演(1976)の主役を務めるなど果敢な挑戦をしてきた。
訃報を受けて、松本は「残念です。長い間、ラ・マンチャの牢名主の上條さんとは一緒に戦ってきました。舞台を離れても、いつも優しく励ましてくれました。さみしいです」とコメントを寄せている。(modelpress編集部)
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