「雨上がりの僕らについて」の記者会見に出席した池田匡志、堀夏喜、渡邉美穂、高杉亘、山田真歩

池田匡志、堀夏喜とのエピソードを披露「撮影の合間に体を鍛えている堀くんがトレーナーのように知識を教えてくれた」＜雨上がりの僕らについて＞

2025.06.27 20:00

7月2日(水)に放送スタートする、池田匡志と堀夏喜(FANTASTICS from EXILE TRIBE)W主演のドラマNEXT「雨上がりの僕らについて」(毎週水曜深夜0:30-1:00、テレ東系)の記者会見が6月27日に都内で行われ、主演の池田と堀の他、共演の渡邉美穂、高杉亘、山田真歩が出席した。

6年の時を経て再会した2人が織りなすボーイズラブ

らくたしょうこの同名漫画が原作の同ドラマは、6年の時を経て再会した、ネガティブピュアボーイと押し強めな天然男子が織りなすボーイズラブ。学生時代の苦い思い出から同性愛者であることを隠す奏振一郎(池田)は、偶然入った喫茶店で高校時代の親友で、片思いの相手・真城洸輔(堀)と再会。6年ぶりの再会をきっかけに2人は過去と向き合い、自分自身を見つめ直しながら前に進む姿を描く。

池田が同性愛者であることを隠し、恋に臆病になっている社会人・奏振一郎を、堀が奏の高校時代の親友であり、片思いの相手・真城洸輔を演じる。

また、奏に想いを寄せる同僚・藍沢すみれ役で渡邉が、奏と真城が再会するきっかけとなる喫茶店のマスター役で高杉が、奏の同僚で良き相談相手となる先輩・金森彩役で山田が出演。

池田匡志らが撮影中に印象に残ったエピソードを披露

登壇した出演者がそれぞれあいさつをして会見がスタート。最初に、撮影中に印象に残ったエピソードを聞かれた池田は「オープニング撮影の時に、真城と2人でジェンガをしたんですが、本当の真剣勝負をしたのが印象的です。どっちが勝ったのかはオープニングで見て、確認していただけたらと思いますが、その場面がオープニングになっているのがうれしいです」と笑顔を。

そんな池田の話を聞いた堀は「決着がつくまでずっとやっていいよと言われて(笑)。でも、意外と早く終わってしまい、負けた方は本当に悔しがっていました。演技というより素でしたね」とコメント。

続けて、堀は「僕が印象に残っているのは、“2人の笑顔が欲しいから自由に好きなことを喋っていていいよ”と言われて撮影した奏との浜辺のシーンで。とにかく楽しそうで、動きのあることをしたいとなり、ジェスチャーしりとりをやりましたが、すごく動きが出てしまい、カメラマンさんが大変そうでした。海ということもありすごく気持ち良かったし、楽しかったです」と振り返った。

一方、渡邉は「外で撮影中に、たくさん蚊に刺されまして、多い時は7か所もさされてしまい(笑)。まだ6月なのに、こんなにたくさん刺されるんだと思って、少し早めに夏の始まりを感じました。なので、すみれの足にも注目して見てください！」と呼び掛けた。

渡邉美穂、学生時代は「高校まで自転車で通っていたんですが」

学生時代の親友同士の物語にちなみ、司会から「学生時代の思い出を教えてください」との投げかけが。最初に、高杉が「何十年も前で忘れてしまいました」と話すも、続けて「僕は少し大人びて見られていたということもあり、高校に入学した時、周りの人が幼く見えてしまい。僕も大人というわけではなかったですが、周りの人と関わらずずっと1人でいました」と懐古。

一方、池田は「僕は12年間、部活動でサッカーをやっていたので、サッカーが学生時代の青春でした。高校3年生の時、全国大会に行けたのが1番の思い出です」と語り、堀は「僕は中学生の時、1年に10cmずつ背が伸びたので、成長痛でずっとかかとが痛くて。机にぶつかったりすると悶絶するくらい痛くて、その痛みと戦っていたのが思い出です」と振り返った。

また、渡邉は「高校まで自転車で通っていたんですが、普通の人が30分かけて行く道のりを、私は15分で通っていました。どんどん人を追い抜いて、そこで体力ついたなと思います。また、私も12年間、バスケットボールをやっていました」と明かし、山田は「(学生時代の)私は積極的で明るい子ではあったんですが、恋に関してはものすごく奥手で。中学時代、好きな人と修学旅行の班が同じになれたんですが、その子が他の人とばかり話していて、私はいじけてしまい、一緒に回らなかったことしか思い出せません(笑)」と当時のエピソードを披露した。

堀夏喜、初対面の人への接し方は「緊張してないふりをする」

続いて、事前に視聴者から募集した質問に答えるコーナーを実施。最初に、さまざまな質問が入った箱から紙を引いた堀が「初共演の方と仲良くなる、または相手のことを知るために心がけていることはありますか？」と読み上げ、「僕、すごくあがり症で、すぐに緊張してしまうんです。でも、相手も緊張していて、自分も緊張しちゃって、仲良くなれないのはいやだなとおもうので、緊張してないふりをするようにしてます、リラックスすることを頑張って、接しています」と告白。

そんな堀の話を聞いた池田が「リラックスはできてたと思うよ！」と伝えると、堀は「じゃあ、上手になってきてるかもしれない！」と笑顔を見せた。

さらに、司会から堀に「ちなみに、パフォーマンスされる時は緊張しますか？」との問いが。堀は「パフォーマンスの時は緊張というより、頑張るぞと集中して気合が入るタイプです」と明かした。

また、渡邉は「私は、自分から話しかけることを心がけてはいます。あとは、この人って話しかけやすそうだなっていう雰囲気を出そうと、ニコニコすることをどの現場でも忘れないようにしています」とコメントし、山田は「面白い芝居をしようと思っています。面白いなと思ってくれれば、声をかけてくれると思うので、終わった後に話しやすいかなと。あと、相手の面白い部分や魅力的な所を探して、見つけたら伝えるようにしています」と笑顔を見せた。

一方、高杉は「僕は、身長が高くて大きいので怖く見られるから、なるべく共演する方の情報を頭に入れて、必ず自分から話しかけるようにしています。僕も、ものすごく緊張しいなんですが、僕がいることによって相手が緊張されるのはいやだから、緊張しないように接するというのは必ずしています」と自身が心がけていることを口に。

渡邉美穂＆高杉亘＆山田真歩、空き時間は「外を歩いて気分転換」

堀の次に、池田が箱から引いた紙には「撮影の空き時間の過ごし方を教えてください」と質問が。池田は「今回はあまり撮影の空き時間がなかったんですが、基本は近くに共演者の方がいたら、なるべくコミュニケーション取りたいなと思っているので、(堀と)一緒にご飯を食べました！あと、堀くんはすごく体を鍛えていて、食事まで本当に細かくストイックにされているので、ジムのトレーナーのようにいろんな知識を教えてくれました。尊敬しています」とコメント。

すると、つかさず堀が「話しましたね！(池田が)少し体を作ろうかなと話していたんで、じゃあこうしたらいいよってアドバイスしました」とエピソードを披露。

そんな2人の話を聞いた山田が「あとで教えてください！」と堀にお願いすると、堀が「ぜひ！お悩みを聞かせてもらえれば、それにあった答えを」と笑顔を見せた。

一方、渡邉は「私は1回だけ長い空き時間あったので、外に行きました。行き当たりばったりが好きなので気になったカフェなどお店に入って、ボーっと過ごしながら頭をリセットして、リフレッシュして、また現場に戻るというルーティーンが好きなのでお散歩したりしています」と明かした。

すると、山田が「大体みんな同じことしてるんだなと思いました。私も美穂ちゃんみたいに、気分転換に外を歩いたりします」と言い、高杉も「僕は一人でお店に入ることはないけど、確かに、近所を少し歩いたりとかはします」と、2人とも渡邉の過ごし方に共感する様子を見せた。

池田匡志「恋愛や葛藤、希望が詰まった物語」

最後に、池田は「たくさんの方々に支えられてこの作品が形になったこと、そして、皆様の元へ届けられることを本当にうれしく思います。登場人物それぞれに繊細な心の揺れだったりを、1人1人の心に優しく届けられるように、僕らキャストとスタッフ全員で丁寧に向き合いながら撮影に挑みました。恋愛や葛藤、希望が詰まった物語だなと思っています。ぜひ最後まで見ていただけたら、きっと何か感じるものがあるんじゃないかなと思っています」とあいさつ。

そして、堀が「皆さんに本当に支えられて、助けられてこの作品を作り上げることができました。人それぞれ悩みが違うと思いますが、どんな人の悩みにも寄り添って、背中を押してあげられるような作品なのかなと、撮りながらすごく実感しました。ぜひ、ゆっくりと見ていただき、明日からの活力になればいいなと思っております。ぜひ楽しみにしていてください」と視聴者へメッセージを送り、会見を締めくくった。