

“ウエスト58cm・太もも59cm”のプロレスラー・上原わかな「太い足はずっとコンプレックスだった」
グラビアや大食い、バラエティなど幅広く活躍する上原わかな。そんな彼女が、自分自身を肯定できるようになったきっかけは意外にも「プロレス」だったという。1人だけが夢を叶えられるプロジェクト「夢プロレス」でアジャコングと出会い、ある言葉に涙した日——その経験が彼女の人生を変えた。インタビュー後編では、ターニングポイントとなったプロレスとの出会い、そして30代を前に見据える未来を語ってもらった。(前後編の後編)
――プロレスを始めたきっかけは、プロジェクト「夢プロレス」だったとか。
上原 はい。1位になれば夢が叶えられるという企画で、「チャレンジしてみよう」という気持ちで参加しました。当時はオーディション番組が流行り始めた時期で、自分も出てみたいという思いがあったんです。
――プロレスに対して、怖さや抵抗はなかったですか?
上原 もちろん怪我の不安はありましたけど、それ以上にチャレンジしてみたい気持ちのほうが強かったですね。でも家族からは「危なくないの?」と心配されました。
――番組内では、アジャコングさんの言葉に涙する場面もありました。
上原 あのときは、本当に心に刺さってしまって……めっちゃ泣きました(笑)。
――どんな言葉だったんでしょう?
上原 「このままじゃ何も伝わらない」と言われたんです。それはプロレスだけじゃなく、芸能活動全般に対してもそうだと感じました。当時は何をやるにも恥ずかしさがあって、どこか振り切れていなかったんですよね。その言葉を受けて、「変わらなきゃ」と強く思って。それからは「自分は芸人だ」くらいの気持ちで、何事にも全力で向き合うようになりました。
――プロジェクト終了後もプロレスを続けることにした理由は?
上原 総合順位では1位だったんですけど、最後のお客さんの前での試合では2位に終わってしまって、それがすごく悔しかったんです。半年間ずっとプロレスのことを考えていたのに、それが終わってしまうと思うと、寂しさもありました。最初は続ける気なんて全然なかったんですけど、よくよく考えると「プロレスに救われていた」ことに気づいて。だから、ちゃんと覚悟を持って続けると決めました。
――その後、「戦う女」をテーマにしたグラビアにも挑戦されました。
上原 アイドル時代にも『FRIDAY』さんや『アスキー』さんに掲載していただいたことはあるんですが、それっきりでした。正直、今もグラビアをがっつりやっているわけではないので、もしオファーがあればぜひお願いします!って感じです(笑)。
――プロレスのコスチュームも肌の露出が多いですが、水着に対する抵抗はなかったんですか?
上原 プロレスの衣装である程度は見えているので、あまり抵抗はなかったですね。でもアイドル時代は、顔が崩れていたり、体の肉感が出ている写真はSNSに載せたくなかったんです。今は完全に吹っ切れました。試合中は白目をむいたり、怖い顔をしている瞬間もあるんですけど、それも「自分の一部だ」と思えるようになって。昔だったら絶対に嫌だったけど、今は「みんな意外と気にしてない」と思えるようになりました。
――もともと体にコンプレックスがあったと聞きました。
上原 一番のコンプレックスは、太い足です。小学生のときから成長が早くて、小6の時点で身長が161~162cmくらいありました。胸もお肉もついていたので、よく中高生に間違われていました。ランドセルを背負ってると、コスプレみたいでしたね(笑)。――そのコンプレックスと、長い間向き合っていたんですね。
上原 アイドル時代は、脚を見られるのが本当に嫌で、体重も38kgまで落としていました。
――38kg!?かなり痩せていましたね。
上原 はい、ガリガリでした。お金もなかったので、「節約できて痩せられるなら一石二鳥じゃん」と思ってましたけど、疲れやすいし、顔はげっそりするし……それに、足って思ったほど細くならないんですよね。だから今は体重を戻しました。
――プロレスとの出会いが、考え方を変えたと。
上原 そうなんです。太い足を「いいじゃん!」って褒められることが増えて、そこから自己肯定感が一気に上がりました。今では「欠点を平均に直すより、長所を伸ばしたほうがいい」って思えるようになりました。プロレスに出会っていなければ、今の自分はなかったと思います。
――大食い、グラビア、プロレスとマルチに活動されていますが、原動力は何ですか?
上原 根本的に、仕事が大好きなんです。仕事がなくなったら、自分には何も残らないんじゃないかって思うくらい。それに、人前に立ってお客さんの反応を感じられる瞬間がすごく好きなんです。「自分が何か影響を与えられている」と実感できるとき、生きてるって感じます。
――29歳になった今、これからどうなっていきたいですか?
上原 プロレスラーで大食いといえば“上原わかな”と思ってもらえるように、もっと知名度を上げたいです。SNSのフォロワーは全体で10万人ほどなので、この1年で20万人を目指しています。数字が全てではないけど、見てくれる人が増えるほど、チャンスも広がると思うんです。
――最近は海外でも試合をされているとか。
上原 今年はシアトルとラスベガスで試合をさせていただきました。少しずつ海外にもファンが増えてきていて、すごくうれしいです。これまで海外を意識したことはなかったけど、プロレスを始めてから世界にも目が向くようになりました。「プロレスには夢がある」と心から思います。
――デビュー当時から、海外進出を目指されていましたよね。
上原 今海外で試合ができているのは、団体の方々や先輩たちのおかげです。本当に感謝しています。今後はもっと海外で試合をしていきたいし、大食いイベントにも挑戦したいです。英語の勉強もしていますが、大食いもプロレスも、言葉が通じなくても伝えられるものなので、動画を通じてもっとファンを増やしたいですね。
――最後に、30代を迎えるこれからの活動について教えてください。
上原 体が動く限り、プロレスは続けていきたいです。年齢を重ねても活躍できる場所だし、応援してくれる方がいる限り、夢を追える仕事だと思っています。これからも自分らしく、楽しく頑張っていきたいです。
▽上原わかな(うえはら・わかな)1996年5月13日生まれ、神奈川県出身。CanCamのモデルオーディション出演から芸能活動をスタート。大学在学中はアイドルとして活動。卒業後はバラエティやグラビアにも出演し、2020年には『有吉ゼミ』出演をきっかけに大食いを自覚。2022年にプロレスオーディション番組「夢プロレス」で総合1位となり、プロジェクト終了後も東京女子プロレスにてデビュー。現在はフリーランスとして活動しながら「プロレス×大食い×グラビア」のマルチなスタイルで注目を集めている。
▽公式Xhttps://x.com/wakana_uehara
▽公式Instagramhttps://www.instagram.com/wakanauehara_official/?hl=ja
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