「晩酌の流儀４〜夏編〜」の記者会見に出席した栗山千明、武田航平、辻凪子、おかやまはじめ

栗山千明、自身の晩酌事情を熱弁「グラスを冷やすのが習慣になった」「私自身の楽しみや1日の活力も晩酌」＜晩酌の流儀４＞

2025.06.26 17:30

6月27日(金)に放送スタートする、栗山千明主演のドラマ25「晩酌の流儀４〜夏編〜」(毎週金曜深夜0:42-1:13ほか、テレ東系ほか)の記者会見が6月26日に都内で行われ、主演の栗山の他、武田航平、辻凪子、おかやまはじめが出席した。

晩酌に全力を注ぐ女性の物語の最新作

同作は、不動産会社に勤務する伊澤美幸(栗山)が“1日の最後に飲むお酒をいかに美味しく飲むことが出来るか”を追求する、酒をテーマにしたグルメドラマの最新作。「晩酌の流儀」シリーズは、2022年にシーズン1がスタートし、同年12月30日にスペシャル、2023年にシーズン2、2024年にシーズン3が放送された。また、7月クールの「夏編」に続き、10月クールで「秋・冬編」の放送が決定し、2クール連続での放送となる。

栗山演じる美幸は、不動産会社「ホップハウジング」に勤務し、会社内での評価が高く仕事をしっかりとこなす性格。1日の最後に、“最高の一杯”を飲むこと以上に至福な時間はないと考え、そのための行動は妥協をしないという役どころだ。

また、美幸が勤める「ホップハウジング」の常識人で好青年な後輩・島村直人を武田が、美幸の“晩酌の流儀”を一番に理解している後輩・富川葵を辻が、“冗談”の塊である支店長・海野二郎をおかやまが演じる。

栗山千明、美幸は「いろいろなことに真っすぐ向き合う女性」

シリーズ4作目となる同作。改めて、役の印象や演じる上で大切にしていることを聞かれた栗山は「シーズン1から多少の変化はあると思いますが、(美幸は)基本真面目で、ストイックさを常に持っています。お仕事にも晩酌にも、いろいろなことに真っすぐ向き合う女性かなと思っているので、それを1番大事にしていれば、美幸なりの面白いに繋がるのかなと心がけています。また、筋トレなどの体を動かすシーンは、毎回私なりに頑張っています」と語った。

また、武田は「僕の役は良い意味で普通なところが多いですが、シーズン3で、“個性がないということが個性”という個性をもらったので、今回はその個性を存分に使っていきたいと思っています」とコメントし、辻は「シーズン1の時、私演じる葵は新入社員でしたが、4年目になると顔つきが大人になったねと言われます。葵は1番後輩なので、美幸さんにピンチが訪れた時は手助けして、島村さんが落ち込んでいる時は慰めて、海野さんがボケたら全力で突っ込むという、どんな球でも拾える理想の後輩を目指しています」と笑顔を。

そして、おかやまは「現場に行くと勝手に体が海野になって動き出すような状況です(笑)。自分でも俺はこんな動きできるんだとたまに驚くことがあります。でも、その感覚は俳優をやっていて初めてなので、楽しくやっています。それが皆さんに伝わればいいなと思っております」と話した。

武田航平とおかやまはじめが栗山千明の飲みっぷりを絶賛

司会から「シーズン1から振り返り、撮影中の印象的なエピソードを教えてください」と呼び掛けが。栗山は「私はシーズン1の時に、このメンバーで行ったキャンプが印象に残っています。天候が悪い中、結構遅い時間までみんなで頑張りましたね」と振り返ると、辻が「あの時に食べたスダチのすき焼きの味が忘れられないです！おいしかったです」とコメントし、さらに、武田が「おいしかったですよね！でも、過酷な状況すぎて、はじめさんが珍しくNGをたくさん出していました」とエピソードを披露。

また、シーズン2での思い出について、栗山が「シーズン2は、凝った料理が多かったので、少し大変だったかなと思います。(晩酌シーンの撮影は)シーズン4になってやっと、こういう感じかなとか感覚が掴めてきてはいますが、それでも料理の品が変わったり、グラスが変わったり、ちょっとした変化で難しくなることがあるので、毎回練習しています」と撮影の難しさを口にするも、おかやまが「でも、本当においしそうに飲むよね～！」と笑顔を見せ、武田が「もうたまらないですよね！」と栗山の飲みっぷりを絶賛した。

辻凪子「スターウォーズにドハマりしています」

続いて、記者から「美幸の晩酌のように、皆さんの最近の楽しみを教えて下さい」と聞かれた栗山は「自分で言うのはちょっと恥ずかしいんですが…」と照れた表情を見せると、続けて「美幸が私で、私が美幸だなという感じで、もうほぼほぼ美幸と同じなんですが、私は晩酌が楽しみです。今日はお仕事終わった後に何を食べようとずっと考えながら帰ることも多いですし、お家に帰ってからあるものでどう晩酌を過ごそうかなとか考えながら日々過ごしていて、その時間がすごく好きです」とコメント。

一方、おかやまは「畑をやっているんですが、オフの時間かあるからお仕事も頑張れるっていう意味では、そのオフにやっている畑は大事です。最近だと、玉ねぎを収穫して、今はジャガイモとニンニクがまだ土の中で収穫を待っている状態です。楽しいです」と笑顔を見せた。

また、武田は「僕は野球中継を見るのが好きです。僕の妻が阪神タイガースのファンで、僕が読売ジャイアンツのファンなので大変な戦いをしてます(笑)」と話すと会場から笑いが起き、辻は「私は最近、初めてスターウォーズをノーカット版で見て。今までなかなかフル尺で見る機会がなかったんですが、今、ドハマりしています！」と明かした。

武田航平、美幸の晩酌シーンは「ビール以外のお酒にも注目してもらいたい」

さらに、「シーズンを重ねることで、自身の晩酌の流儀に変化がありましたか？」と記者から質問が。栗山は「グラスを冷やすのが習慣になりました。洗って少ししたら棚に戻すのではなく、そのまま冷蔵庫に入れてしまうのでグラスを冷蔵庫に常備しています。今までやっていなかったので、それは大きな変化です」と回答。

続けて、おかやまは「僕は箸置きが増えた！箸置きを置いて、セッティングするようになりました」と明かすと、辻も「わかります！私も料理は見栄えが大事なんだっていうことに気付き、お皿が増えました」とコメント。

そんな3人の話を聞いた武田は「僕はそれで言うと、最近、ウィスキーとかを飲む時に氷を丸くする機械と、ハイボールをおいしく飲むための四角い氷を作る機械を買いました。シーズン3から美幸さんがビールだけではなく、ハイボールやサワーなどいろいろなお酒を飲むようになって、その姿を見ていたら僕もいかにおいしく飲むかっていうのを考えるようになりました。(美幸が飲む酒で)ビールももちろんですが、ビール以外のお酒にも注目してもらいたいです」と呼び掛けた。

栗山千明「長く愛されるドラマを引き続き作っていきたい」

ドラマタイトル『晩酌の流儀』にかけて、自分だけの「〇〇の流儀」を発表するコーナーも実施。最初に栗山は「発表の前に、言い訳なんですが…私は本当に晩酌が好きなんだなっていう…その話しかしてないのが申し訳ないのですが…(苦笑)」と言い、「晩酌」と書かれたフリップを披露。

続けて、栗山は「ありがたいことにお仕事で忙しくさせていただいてる中で、私自身の楽しみや1日の活力も晩酌なので、そこに向けて過ごしています。お腹を夜までにちゃんと空かせておこうとか、お水はちゃんと飲みますがなるべく必要以上に喉を潤さないでおこうとか、お風呂に入ってさっぱりしてからご飯食べようとか。本当に美幸が私で、私が美幸状態です」と笑顔を見せた。

一方、「アラフォーの流儀」と書いた武田は「僕は現在39歳で、2026年の1月に40歳になりますが、体力がなくなるとかよく聞くので、健康な生活を心がけたいなと。そこで、健康のために毎朝、起きた時に甘酒とバナナなど好きな冷凍フルーツ混ぜたものを食べています」とコメントし、「非現実の流儀」と記入した辻は「私はファンタジーが好きで、いかに仕事以外の時は非現実的に生きるかということに重きを置いて過ごしているので、仕事を頑張ったらすぐに映画館へ駆け込む。映画館に駆け込んで、映画に没頭しています」と明かした。

そして、「休日の流儀」と発表したおかやまは「先ほども少し話した畑が休日の流儀です。1週間前に梅干しを塩漬けして、たくさん収穫できたら、天日干ししようかなと。また、トマトをトマトピューレにしたり、ニンニクをニンニクオイルにしたりするのがリラックスな方法です」と語った。

最後に、栗山が「こうやってホップハウジングのメンバーと日々撮影に挑んでいます。少しでもこの空気感が皆さんに伝わったなら良かったなと思います。シーズン4を迎えられたことは、本当にすごいことだと実感していますし、応援してくださる皆様、宣伝してくださる皆様、そして、一緒に作っているスタッフ、キャストの皆様のおかげだと思っています。長く愛されるドラマを引き続き作っていきたいと思ってますので、ぜひ皆さんご協力のほどよろしくお願いします」と視聴者へメッセージを送り、会見を締めくくった。