＜Dr.アシュラ最終回＞松本若菜“修羅”、佐野晶哉“保”らと救急科で働く姿が感動を呼ぶ「続編、期待」とトレンド入り

2025.06.26 12:50

松本若菜が主演を務めるドラマ「Dr.アシュラ」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系／FOD・TVerにて配信)の最終話が、6月25日に放送された。負傷した修羅(松本若菜)や保(佐野晶哉)らが復帰し、救急科できびきびと働く姿が描かれ、晴れ晴れとした感動を呼んだ。X(旧Twitter)では「最終回こんなに泣くつもりじゃなかったのにずっと泣いてた」「救急科の皆さんが大好きだから、ずっとこの救急科の日常が見たい　寂しいー！」「続編、期待しています！」と最終回を惜しむ声が多数投稿され、トレンド入りを果たした。(以下ネタバレを含みます)

スーパー救命医の活躍をノンストップで描く

本作は、帝釈総合病院救急科を舞台に、どんな急患も絶対に断らない、そしてどんな手を使ってでも絶対に助けるスゴ腕のスーパー救命医・杏野朱羅の活躍をノンストップで描く救命医療ドラマ。こしのりょうによる同名コミック(日本文芸社／全3巻)を原作に、世界観を大切にしつつ連ドラオリジナル要素を加えたエンターテイメント作品で、救命の最前線＝“修羅場”に立つ主人公・朱羅を松本が演じる。

朱羅は、どんな患者でも「絶対に助ける」という強い信念を持つスーパー救命医。目の前の患者を救うことだけに心血を注ぐ。生死に関わる修羅場であればあるほど本領を発揮し、時には重症患者2人を同時にオペする神業も披露。その立ち振る舞いから、三面六臂の鬼神・阿修羅になぞらえ“アシュラ先生”と院内では呼ばれている。命の危機を感じ取る能力に優れ、朱羅が「来る」とつぶやくと必ずホットラインが鳴る。

朱羅が右こめかみを負傷し流血してしまう

救急外来の休憩室で、保(佐野晶哉)が外科の教科書を真剣に読んでいる。保にとってこの日が救急科の研修最終日で、翌日から外科の研修に移るという。大黒(田辺誠一)は朱羅に「薬師寺ともお別れだぞ」と伝えるが、朱羅は「ふーん」と興味なさげに答え、その反応に保はショックを受ける。

次の瞬間、朱羅が「…来る」とつぶやき、患者が運び込まれてくる。その患者は「ここどこだ！」と不穏状態にあり大暴れ。暴れる患者から仲間を守ろうとしたその時、朱羅は右こめかみを負傷し流血してしまう。

朱羅は念のためと頭部CTスキャンを受ける。目立った所見はなく一安心する一同だったが、朱羅の様子がどうもおかしい。その後、運び込まれてくる別の患者の処置に当たる朱羅だが、いつも通りできず処置に手間取ってしまう。心配する保らに朱羅は手元が狂っただけとごまかすが、再検査で異常があることがわかり入院。修羅の救急医生命が脅かされる。

そんなとき、保が交通事故に遭い、帝釈病院に搬送される。一時は心拍が停止ししたが、修羅や六道の懸命な措置で一命を取り留めるのだった。

「また救急科のみなさんに会えますように！」とトレンド入り

その後、帝釈病院の救急科のホットラインが鳴り、駆けつけて受話器を取る保の姿が。受話器の向こうから「30代女性、ショック状態です！」と聞こえ、「受け入れ可能です、搬送お願いします」と保は頼もしく応える。

保は気合を入れるように頷くと、処置室へと向かう。そこには阿含(片平なぎさ)による「国際帝釈病院開院の決定」の知らせも貼られている。

ストレッチャーで患者が運び込まれ、大黒(田辺誠一)がAEDで措置する。心拍が再開すると、保や梵天(荒川良々)、六道(小雪)らもきびきびと動く。修羅が「腹腔内出血あり、開腹して止血する」と言うところへ三宝(阿南敦子)が駆け込んできて、「先生、オペ室空いてません」と険しい顔で告げる。

すると修羅は「患者は修羅場をさまよってる。ここでオペするよ！　今すぐ準備して」と宣言。歩夢(荒井玲良)らがオペの準備を始めるのだった。

一時はどうなることかと思われたが、帝釈病院の救急科は修羅をはじめとする面々によりこれからも忙しく機能していくことが見て取れ、晴れ晴れとした感動を呼んだ。

X(旧Twitter)では「最終回こんなに泣くつもりじゃなかったのにずっと泣いてた」「救急科の先生全員の成長に涙する最終回でした！」とのコメントとともに、「もう終わっちゃったの寂しい」「また救急科のみなさんに会えますように！」「救急科の皆さんが大好きだから、ずっとこの救急科の日常が見たい　寂しいー！」「続編、期待しています！」と最終回を惜しむ声が多数投稿され、トレンド入りを果たした。

◆構成・文＝入江奈々