

あなたは、この暗号を解けるか…ゴミ収集員の前に現れた“メモ” 「ゴミ収集の裏を知れるのがいい」の声も【漫画】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、しまのましさんがX(旧Twitter)上に投稿した漫画「シューシューマン」だ。6月18日時点で5000以上のいいねがつく反響が集まり、話題となっている。今回は作者のしまのましさんに、制作の背景を伺った。
ゴミ収集員たちが主役のミステリー漫画!
今作の主役は、ゴミ収集員たち。
ゴミを収集していると、ゴミ置き場に不可解なメモが貼り付けられていた。
1枚だけではなく、各箇所に何枚も…。
そのメモにはどういうメッセージが込められているのか?果たして誰の仕業なのか…?漫画を読みながら、ぜひ一緒に謎を解いてみてほしい。
ミステリー部分を楽しめるのはもちろん、今作は作者のしまのましさんが実際にゴミに関する書籍や資料を読んだり、清掃工場見学等に足を運んだりして作られた作品なので普段なかなか知ることができないゴミ収集員の仕事を知ることができるのも魅力のひとつだ。
実際に漫画を読んだ人からは「ゴミ収集の裏を知れるのがいい!」「この癖になる独特な感じ出せるの羨ましい」「みんな絶妙に面白くキャラが立ってていいな」などといった声があがっている。
今回は、作者・しまのましさんに「シューシューマン」ができあがるまでの話を伺った。
作者・しまのましさんの創作背景とこだわり
――「シューシューマン」を漫画にしたきっかけや理由があればお教えください。
なにか新作漫画を描きたいと思う日々が続いていた時に、ふとゴミ収集員さんたちが作業している姿が目に入りました。
どなたでも知っているお仕事ということもあり、漫画の題材として読者に届きやすいかもしれないと考えたことがきっかけです。
その後、ゴミに関する書籍や資料を読み、清掃工場見学等に足を運びました。
少しずつゴミのことを知るにつれ、この仕事がなければ社会は成り立ちにくいのではと考えるに至りました。
例えば、2007-8年にイタリアのナポリで起きたゴミの未収集問題。
街のごみ処理場不足や、産廃業者がカモッラ(ナポリのマフィア)で、処分と称して他の町からゴミを持ち込んだこと等が原因でゴミが収集できなくなり、街がゴミで溢れかえったそうです。
小学校も休校となったり、都市が機能しなくなりました。
そういった事例を知ることで、やはりゴミ収集のお仕事はエッセンシャルワーカーと呼ばれているように社会に不可欠なお仕事だと思うようになりました。
そんなゴミ収集という舞台と、私の好きなコメディを掛け合わせた漫画を制作したいと思い『シューシューマン』を描き始めました。
――今作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントはありますか?
ゴミ収集員さんたちが社会に不可欠な人材であること、そしてそんな彼らの会話を楽しんでいただければ嬉しいです。
実際に取材をしてみると、収集員の方たちは本当に明るい方が多いです。
雨や雪の中、また猛暑の中作業する過酷さ等もありますが、そういった状況下でも楽しく働く雰囲気が伝わればと思って描いています。
――今作は読者からたくさんの反響がありましたが、特に印象に残ったコメント等ありましたらお教えください。
(Xだけではなく、他に漫画を投稿したサイトでいただいたコメントも含まれています)
「ちょ待て すげえ面白くてキャラ立ってるのに読み切りだけなのかコレ。続き読みたい。乃木さん活躍回も見たい」「みんな絶妙に面白くキャラが立ってていいな」「ゴミ収集の裏を知れるのがいい!キャラも良く、リアリティが気持ちいい!」「ダンシングセコムおじさん好き」「面白かった!本筋に関係ない桃園のところとかクセになる。」「ちょっと、中毒性があるストーリー展開」「空気感が好き」
こういったコメントがとても嬉しかったです。
私自身は連載もできたらいいなと思って描いていたことと、登場人物を気に入ってくれたこと、シンプルに面白いと思っていただいたことに、気づいたら「やったー!」と言ってしまっていました。
また、現役のゴミ収集員の方にいい漫画とコメントいただいたことも嬉しかったです。
以前漫画仲間から「漫画を描き上げると何かしらのご褒美がありますよ」と聞いていたので、これか!と思いました。
――普段漫画のストーリーやキャラクター設定はどのような所から着想を得ることが多いですか?
ストーリーに関しては悩むことが多いです。
漫画の教科書や講義等で教えていただいた型のようなものを何度も試してみたのですが、なかなかうまく落とし込めない状態が続いていました。
そんな時、テレビのクイズ番組を見ている時に漫画の中に小さな謎(プチミステリー)があると軸になりやすいかも、と考えました。
「プチミステリー」が軸となるのであればその内容はどれだけくだらなくてもいいし、その小さな謎を解くまでの過程で元々描きたかったコメディ要素も入れやすいかもしれないと思い、そこから、『シューシューマン』の話を作っていきました。
キャラクター設定に関しては、顔は一番最後に決めます。
ストーリーやセリフがベースにあるので、その言葉を言いそうな顔を作る感じです。
街を歩いている際、漫画の参考になりそうなお顔の方に出会うとちょっと見入ってしまうことがあり、気味悪がられる可能性が高いのでそこはできるだけ気をつけています。
一度、とてもいいお顔の方を見つけた瞬間「あっ」と言ってしまって、その方から「は?」みたいな顔で返されたことがあります。
――しまのましさんの今後の展望や目標をお教えください。
漫画を描き続けることです。
現在、クライアントの意向を汲みながらの動画広告制作を主な生業としているのですが、少しずつ自分から生まれたキャラクターや世界で表現してみたいという気持ちが強くなってきました。
そんな中、物語と絵を組み合わせて制作でる漫画という媒体にとても魅力を感じているので、いつかお仕事にできればと考えています。
――最後に作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
現在『シューシューマン』の1話目のブラッシュアップ、そして2話以降も少しずつ考えています。
また読んでいただければとても嬉しいので、よろしくお願いいたします。
関連記事
-
新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>WEBザテレビジョン
-
東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」WEBザテレビジョン
-
<BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現WEBザテレビジョン
-
松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」WEBザテレビジョン
-
ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かすWEBザテレビジョン
-
瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」WEBザテレビジョン
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
“座長”志尊淳、満面笑顔のクランクアップショットに「お疲れ様」「すでに恋闇ロス」の声<恋は闇>WEBザテレビジョン
-
沢村玲“恭一”が大貫勇輔“山手”の娘を自宅へ招き、恐ろしい計画を明かす<子宮恋愛>WEBザテレビジョン
-
間宮祥太朗“宇崎”ら無法者たちの最後の戦い「もう何にも失いたくない」 真実を求め“ピース”が一つに<イグナイト -法の無法者- 最終回>WEBザテレビジョン
-
中森明菜、VTuber役でアニメ声優挑戦 歌声も披露【あらいぐま カルカル団】モデルプレス
-
乃木坂46 6期生・瀬戸口心月「ヤンジャン」初登場で表紙 透明感溢れるモデルプレス
-
【注意喚起】ダイアン・ユースケ、気づいたら顔面血だらけだったと告白らいばーずワールド
-
パペットスンスンが歌手デビュー!?YouTubeで6月29日にMV公開!らいばーずワールド
-
藤宮もな、清楚ワンピース×黒髪ヘアでファン悩殺!WWS channel
-
柳原可奈子、長女との2ショット公開「笑顔癒やされる」「ほっこり」と反響モデルプレス