健康で元気であればそれでいい…1歳児の気まぐれな食事模様を描いた漫画に「どれも激わかる」の声【漫画】

コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、ダルダルのダル子さんが描く『1〜2歳ゴハンの葛藤記録』をピックアップ。ダルダルのダル子さんは、『ヤケッパチパチ！』(KADOKAWA)や、『1歳になってもヤケッパチパチ！』(KADOKAWA)などの育児エッセイコミックで知られる漫画家だ。

• 【漫画】本エピソードを読む
• 【漫画】“デブ”といじめられていた男の子と、守ってくれた幼馴染…4年ぶりの再会を描いた漫画が「青春だー!!」「尊い」と話題
• 【漫画】無愛想な幼馴染からいきなりプロポーズされたら…？“職人×ギャル”の異色のラブコメが「尊すぎる！」と話題

ダルダルのダル子さんが5月7日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、多くの「いいね」と反響コメントが寄せられた。本記事では、ダルダルのダル子さんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。

1歳~2歳ごろのごはんに関する“あるある”

今作は「1〜2歳ゴハンの葛藤記録」の様子が描かれた4コマ漫画集。

バナナばかり食べたがるボーヤの主成分はほとんどがバナナと食パンで出来ている、といった様子や、給食では食べるシチューを家では食べないエピソード、食べ歩きをする様子に悩むものの、楽しそうだからいいかと見守る様子、栄養バランスの取れた食事を作るがボーヤが食パンの方を好んで食べている様子などを投稿。この時期に“あるある”と多くの育児当事者・経験者が共感できるエピソード集だ。

作品を読んだ読者からは、「どこの童も同じね(安心)」「今すっっっごいこれwww」など、反響の声が多く寄せられている。

作者・ダルダルのダル子さん「明日には忘れてしまうような些細な葛藤が、毎日膨大に湧いてくるのが育児…」

――育児エッセイ漫画を描くうえで、特に心がけているところや大切にしていることなどをお教えください。

大きいテーマばかりでなく、ちまちまと細かい出来事をちゃんと拾うようにしてます。

明日には忘れてしまうような些細な葛藤が、毎日膨大に湧いてくるのが育児だと思っています。

それを描いたから何かになるわけではないのですが、いつか意味がでてくるといいな〜と信じて。

――今回X(旧Twitter)に投稿された『1〜2歳ゴハンの葛藤記録』の中で、特に気に入っている作品があれば、理由と共にお教えください。

「親の心、子知らず」

昔は母の「これ食べて」「あれも食べて」を面倒くさく思っていたので、同じ立場に立って葛藤を描写できたことに達成感を感じてます。スッキリです。

――『1歳になってもヤケッパチパチ！』が2025年5月に発売されましたが、今回の書籍の中で特に注目してほしいポイントがあればお教えください。

4コマ漫画は毎日書き溜めていったもので瞬間の切り取りが多いのですが、書き下ろしでそれらの総まとめを描いています。ぜひ読んでいただきたいです。

――『1歳になってもヤケッパチパチ！』は『ヤケッパチパチ！』の続編となりますが、そもそもエッセイ漫画を創作しようと思われたきっかけや理由などをお教えください。

初めて妊娠したとき、親になることに不安しかなく、何かすがりつくものが必要だったのだと思います。

大した理由はなく気まぐれで始めたものですが、続けていくうちにコメントを頂くようになり、自分にとって憩いの活動になっています。

――ダルダルのダル子さんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。

あまり目標をたてずにきたので、今後もその予定です。

読者の方がダル子の元で井戸端をしにきてくれる限り、変わらず続けていきます。

――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。

皆様の応援のおかげで書籍2冊目が発売できました！

本当に励みになっており、ありがとうございます！今後も元気に生きていけます！