間宮祥太朗“宇崎”が法廷で一芝居打ったシーンに「誘導うまい！」「作戦どおり」と視聴者興奮＜イグナイト -法の無法者-＞

2025.06.23 13:42

間宮祥太朗が主演を務める金曜ドラマ「イグナイト -法の無法者-」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第10話が6月21日に放送。宇崎(間宮)が法廷で被告人に重要な証言をさせるために一芝居打ったシーンに多くの声が上がり、SNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)

「イグナイト -法の無法者-」とは

同作は、日本の訴訟社会化と飽和する弁護士界の実態をテーマにした、完全オリジナルのダークリーガル・エンターテインメント。“争いの火種”があるところへ潜り込み、訴訟をたきつけ大金を稼ぐ“無法者”な弁護士の姿を描く。

映画「正体」「青春18×2 君へと続く道」「余命10年」など、数々の話題作を世に送り出してきた藤井道人監督を筆頭に、本作の制作陣でもある映画「帰ってきたあぶない刑事」の原廣利監督、Netflixシリーズ「イクサガミ」の山口健人監督らが所属するコンテンツスタジオBABEL LABELとTBSの初タッグも話題となっている。

向こう見ずだが正義感にあふれる新米弁護士・宇崎凌(うざき・りょう)を間宮、宇崎が飛び込むことになる「ピース法律事務所」のメンバーで金儲けのために動く事務所のリーダー・轟謙二郎(とどろき・けんじろう)を仲村トオル、事務所唯一の女性弁護士・伊野尾麻里(いのお・まり)を上白石萌歌、いつもローテンションの事務所最年少弁護士・高井戸斗真(たかいど・とうま)を三山凌輝が演じる。

また、「ピース法律事務所」と敵対するベテラン弁護士・桐石拓磨(きりいし・たくま)に及川光博、捜査一課の刑事・浅見涼子(あさみ・りょうこ)にりょう、轟を敵対視する「スリースター法律事務所」の弁護士・千賀光一(せんが・こういち)に田中直樹、湊市の市長・音部卓郎(おとべ・たくろう)に(高嶋政伸)、宇崎の母・宇崎純子(うざき・じゅんこ)に藤田朋子、内閣官房長官の石倉庄司(いしくら・しょうじ)に杉本哲太が扮(ふん)する。

バス会社所長を訴えた純子、従業員たちは宇崎に冷たい態度で接する…

5年前のバス事故の真相を暴くため、宇崎の母・純子が原告となり、父・裕生(宮川一朗太)がかつて働いていた湊中央バスを訴えることに。

被告であるバス会社所長・浜岡(おかやまはじめ)は、「事故の原因は裕生が副作用の強い薬を服用していたため」という警察の結論を盾に主張を続ける。

宇崎はバス事故について調査するため、伊野尾とともに裕生が勤務していたバス会社を訪れる。2人は従業員たちに「話を聞かせてもらいたい」と声を掛けるが、「悪いけど何も話すことはないよ。あなたの父親のことを快く思ってる奴は会社に一人もいないんだよ」と従業員たちから拒否されるのだった。

宇崎が法廷で一芝居打ったシーンに「誘導うまい！」と反響

門前払いされて途方に暮れる宇崎と伊野尾の前に、整備士の堀切(平埜生成)が現れて「お父さんにはずいぶんお世話になりました。私でよければなんでもお話しします」と協力を申し出る。

そして裁判が始まり、堀切は「間違いなく(整備点検は)不十分だったと思います。3カ月点検のたびに複数車両に故障や消耗がありました。それを会社に報告しても(所長の浜岡には)取り合ってもらえませんでした」と証言。

堀切は点検表に正確な状況を書き込んで浜岡に渡していたが、事故当日の整備点検表には全ての項目に丸がついていたことから、点検表が改ざんされていたことが発覚。

宇崎から「もしあのバス事故が起きた原因が整備不良にあるんだとしたら、あなたの社会的責任は計り知れません。尻尾を切るのは権力者の常套手段ですよ」と言われて追い込まれる浜岡。

すると浜岡は「整備不良なんてありえない、絶対に。あのバスには自動運転システムが搭載されていたんです。その正確なデータを取るために管理されていた！」と証言してしまう。

「なんですか？唐突に。言い訳ならもっとマシなことを言ってくださいよ！」と大げさに言い放つ宇崎。宇崎は、浜岡にGIテクノロジーズの自動運転システムが事故を起こしたバスに搭載されていたことを浜岡に証言させようと一芝居打ったのだ。

そんな宇崎の姿に、「あ!?言っちゃった!!誘導うまい！」「作戦どおりで気持ちいい！」「超重要な証言ゲット！」「まさかそんなことが？と言う芝居がうまい弁護士様」「我慢できず言ったねー笑」「整備不良ではない？ということは？というやつ」「馬鹿だな自分を守りたくてめっちゃ暴露し始めた」「それを引き出すのが狙いだったのね」「宇崎演技うまいな」「宇崎の反応わざとらしかったわーww」などの声が上がり、SNSが大いに盛り上がった。

27日にはついに最終回を迎える同作。宇崎たちの戦いがどんな結末を迎えるのか楽しみだ。

※高嶋政伸の高は正しくは「はしご高」

◆文＝奥村百恵