松田元太“人見”のために田中洸希“瀬沼”ら他部署の社員が協力したシーンに「ワクワクする」と反響＜人事の人見最終回＞

2025.06.23 11:57

松田元太が主演を務めるドラマ「人事の人見」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系／FOD・TVerにて配信)。6月17日に放送された最終回では、人見(松田)のためにマーケティング部の瀬沼(田中洸希)ら他部署の社員が協力したシーンに多くの声が上がり、SNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)

「人事の人見」とは

同作は、“人事部”に焦点を当てた痛快オフィスエンターテインメント。古い熱血体質の残る大企業を舞台に、おバカでピュアすぎる主人公・人見廉(ひとみ・れん)と、会社を変えたいと願いながら日々奮闘するヒロイン・真野直己(まの・なおみ)が、個性豊かな人事部の面々と共に会社の中で巻き起こる社員のさまざまな問題と向き合いながら、「現代人の悩み」に立ち向かっていく。

“人が好き”な人見は、既成概念や世間の評価にとらわれず、ただ目の前の人に向き合って、本質を見抜く。知識や常識は皆無に等しいが、型にはまらない行動が、がんじがらめになった現代人のストレスや凝り固まった考えを解きほぐしていく。

日の出鉛筆に“人事のエキスパート”として入ってきた人見廉をTravis Japanの松田、日の出鉛筆の人事部に配属されて3年の女性社員・真野直己を前田敦子、人事部長・平田美和を鈴木保奈美、社内事情にやたら詳しい人事部の研修担当・堀愛美を松本まりか、人事部で人見を観察する若手社員・森谷詩織を桜井日奈子が演じる。

また、人事部で出世欲が著しい社員・須永圭介に新納慎也、韓国と日本のハーフで人事部の採用担当ミン・ウジンにヘイテツ、人見を抜てきした常務取締役・里井嘉久に小日向文世、社長の小笠原治に小野武彦が扮(ふん)する。

社長に向いてないと実感した人見、全社員に対してある提案をするが…

「日の出鉛筆」の代表取締役社長に就任した人見。人事部では、人見がいなくなった寂しさからか、部員たちも仕事が手に付かないでいたが真野だけは、「いなくなった人間のことばっか考えててもしょうがないでしょ？」と仕事に没頭していた。

一方、社長となった人見は、生活がガラッと変わり慣れない社長業に悪戦苦闘する毎日。そんなある日、社長用の車で移動中の人見は、新入社員の茅原葵(杏花)が公園のベンチで泣いている姿を目撃する。

人見は車を止めるよう頼んだが、スケジュールが詰まっていて認めてもらえない。食い下がる人見だが秘書に「他の者を行かせるので大丈夫です。社長は、困ってる誰か一人を助けるより、大勢を見てください」と言われてしまう。

その一言をきっかけに、人見は「社長辞めます！社長はやりたい人、向いてる人がやった方がいいんじゃないかなって思ったんすよ。なんで、選挙しません？我こそは社長だ！と言う人に立候補してもらって、社員全員で投票して決めればよくないっすか？」と全社員に向けて提案するのだった。

他部署の社員が人見に協力したシーンに「ワクワクする」の声

社長選挙の日、候補者演説会の進行役を人事部一同が務める一方で、人見は茅原に付き合って会社をサボることに。

茅原との会話中に「めっちゃいいこと思い付いた」と人見は言い、彼女の考えたアイデアを実現させようと動き始める。

そのアイデアとは「コーヒーの豆で鉛筆を作ること」。まずはマーケティング部の瀬沼(田中)に相談し、商品企画部の植木(珠城りょう)に商品化に対する意見をもらい、他にも研究開発部の土橋(山口まゆ)や営業部の清川(ドリアン・ロロブリジーダ)らこれまで関わった他部署の社員からさまざまなアドバイスをもらう人見。

第1話からのゲスト俳優が次々と登場したシーンに「ワクワクする」「オールスターだ!!」「今までの皆さん!!総出演だー」「出演者みんなに優しいドラマ」「胸熱展開すぎる」「めちゃくちゃいいラストじゃないですかぁ」「え、待ってゲストの方全員出るの!?」「泣いちゃった」「人見社長、人望が厚い」「みーんな人見くんに協力してくれてる」「今までのストーリーが繋がっていく」「人見くんの人柄の良さが描かれている」などの声が上がり、SNSが盛り上がった。

また、放送後は「人見くんとお別れやだよー」「こんなに心があったまるドラマに出会えて幸せ」「シーズン2希望！」などの声も上がった最終回。いつかシーズン2やスペシャルドラマで人見が帰って来ることを願っている。

◆文＝奥村百恵