山里亮太、「ABCお笑いグランプリ」MC務めた“盲目の芸人”を絶賛「衝撃受けた」

2025.06.20 12:30

提供：Sirabee

山里亮太が笑いの打率とコメントのキレ味に脱帽したとあるMC。「俺たちにたどり着けない面白さ」と絶賛していた。

18日放送の『山里亮太の不毛な議論』に、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太がメインパーソナリティとして出演。『ABCお笑いグランプリ2025』準決勝でMCを務めた濱田祐太郎の才能を絶賛した。

濱田のMCに衝撃

17日に大阪・ABCホールで『ABCお笑いグランプリ2025』準決勝が行われ、決勝に進出する12組が決定した。

同大会の2018年ファイナリストで、準決勝のMCを務めた盲目のピン芸人・濱田について山里は「あの、目が不自由っていう、そこを使ったネタでやってんだけどね。それを活かしたMCがめちゃくちゃ面白くて、なんかすごいわ...」と語る。

「見えない」を笑いに

続けて山里は「自分のそういったキャラクターを活かした、あのジャンルの1番上手い笑いの取り方というか。言ったらさ、ネタの総評とかさ、まぁまぁ見ずに聴覚だけで楽しんで、それを踏まえたコメントがまぁウケんのよ、バッシバシ」と、濱田が自身の視覚障害を上手に笑いに変えているところに着目。

「俺が好きだったのは、準決勝でフースーヤが、まぁ言ったらフースーヤ全開のめちゃくちゃなネタなのよ。それを濱田君が音だけ聞いてて『すみません、見えないので、聞いてたら何もわかんないんですけど、どんなネタなんですか？』って見える人に聞いたら、見える人が『見えててもわかんないよ』って言ったっていう」と、放送であったエピソードを紹介した。

笑いの打率とコメントのキレ

このくだりについて山里は「これすごくない？　これって濱田君のボケじゃない。で、めっちゃ会場ウケるのよ。俺たちがたどり着けないその面白さ。それがMCって何回かに1回出てくるんだけど、これ級が毎回あんのよ」と、立て続けにヒットを飛ばす濱田の手腕を評価。

「みんながそれを素直に笑ってるし、あとなんか、本当に全芸人がいじって面白くなってて。別日だけど、藤崎マーケットが『お前見えてるだろう！』みたいのをやってるのをみんなが笑ってて、それ作ったのは濱田君のすごさだったし、やっぱコメントのキレがえげつないんだよね。それでなんかちょっと、おおっと思って。まずそのMCで衝撃受けた」と感心しきりだった。

（文／Sirabee 編集部・びやじま）