柏木ひなたがヤクルトスワローズの“勝利の女神”に BS10「プロ野球中継」初出演でテンションMAX

元私立恵比寿中学でアーティストとして活躍中の柏木ひなたが、6月14日に千葉・ZOZOマリンスタジアムでおこなわれた「千葉ロッテマリーンズ対東京ヤクルトスワローズ」の生放送中継番組「BS10はデータで深読み！超解説！プロ野球中継」(BS10)にゲストとして出演した。アイドル時代からガチのスワローズファンとしても知られる柏木は、気合いを表すようにユニフォーム姿で登場。雨が降るなかでおこなわれた試合は、3回までスコアレスの投手戦に。4回に並木秀尊選手のソロホームランでスワローズが先制し、5回に2点を追加、6回には山田哲人選手のホームランも飛び出した。先発の吉村貢司郎投手が好投し、スワローズが「5対0」で勝利。推しチームであるスワローズ勝利の余韻に浸るなか、柏木に「プロ野球中継」ゲスト出演したこと、試合の感想などを聞かせてもらった。

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“雨女”っぷりを発揮しつつも「ちゃんと9回まで試合ができてよかったです」

――BS10「プロ野球中継」が終了しましたが、今の気持ちは？

無事終わることができてよかったです。プロ野球の中継に出演させてもらうことはほぼ初めてで…ヤクルトファンですが、私自身は野球経験者ではありませんし、すごく詳しいわけではないんです。だから大丈夫かなと少し思っていたのですが、解説の辻(初彦)さんと実況の田中(大貴)さんにたくさん助けてもらいながら、楽しく試合を見させてもらいました。しかもヤクルトが勝ったのですごくうれしいです。

――ZOZOマリンスタジアムは雨が降っておりましたが、“雨女”っぷりを発揮しつつ…。

本当にそうなんですよ！私、すごい雨女で「今日もか!?」と…！中止にならず、ちゃんと9回まで試合ができてよかったです(笑)。

――プロ野球の中継がほぼ初めてということですが、緊張しましたか？

緊張しました！でもゲストだし、解説は辻さんがきちんとしてくださるし、田中アナに「自由にしゃべってください」と言っていただけたので、家で見ているような感じで楽しむことができました。

――ホームランが出た時の反応とか、素のリアクションだったように感じました(笑)。

はい、それくらいリラックスして楽しんでいました(笑)。

印象的だったのは試合の流れを変えた並木選手のホームラン

――今日の試合で一番テンションが上がった場面は？

やっぱり並木くんのホームランですかね。吉村投手が序盤からいいピッチングをしていて3回まで0点で抑えてきたところに、ホームランバッタではない並木くんのホームランで流れをヤクルト側に持ってきてくれて。5回の追加点とか6回の山田選手のホームランにも繋がっていったのかなと思います。そういう意味でも、あのホームランはすごく大きかったし、印象にも残りました。

もちろん山田選手のホームランもテンションが上がりました。キャプテンが頑張っているとみんなも「ついていこう！」って気持ちになれると思うんです。なので山田選手にもホームランが出たことが、明日以降にもつながるのではないかなと思っています。

――現在、セ・リーグ最下位でチームの状態が良くないヤクルトですが、試合が始まる前はどういう気持ちでしたか？

そうですね…連敗中ということもあって、正直に言ってしまうと「今日も負けちゃうのかな…」という気持ちもありました。連敗しているとチームの雰囲気がよくないというか、重い空気みたいなものがファンにも伝染るんですよ。ファンとしては応援することしかできないけど、今日みたいに勝ってくれると本当にうれしいです！

今はケガをしている選手も多いので我慢の時期だと思いますが、借金を1つずつ返していってほしいなと思っています。

――改めて、ヤクルトファンになったきっかけを教えてください。

父親がすごいヤクルトファンで、家のテレビではいつもヤクルト戦の野球中継がついていたんです。チャンネル権を父親が持っていたので、私も自然とヤクルト戦を見るようになっていました。自分も野球とは違いますけど、ステージに立って歌ったり踊ったりということをやっていたので、何かを頑張ってる人を見るのは楽しかったです。最初はルールもわかっていなかったのですが、わからないなりに「応援したいな」という気持ちにどんどんなっていったのがヤクルトファンになった1つのきっかけではありますね。

始球式もまたできるように頑張りたいです！

――ヤクルトスワローズの特徴や、好きなところを挙げるとしたらどんなところですか？

ベンチの様子を見ているのも楽しいです。個人個人がはっちゃけているチームではないｍのですが、チームワークが良くて、選手の方たちの雰囲気がいいところが好きです。辻さんが「ヤクルトのファンの人は優しい」とおっしゃっていましたが、ファンの雰囲気はチームの雰囲気に通じるものがあると思うんです。優しい球団に対して、優しいファンの人たちが集まってくるというところはあるのかなって(笑)。

――今回、「プロ野球中継」にゲストとして出演されましたが、今後、野球関連のお仕事についてはどんなことをしてみたいとかありますか？

今日思ったのは、「生で解説を隣で聞けるのってすごく楽しくてうれしいことなんだな」ということでした。もちろんテレビの放送でも解説は聞けるのですが、現場にいるとCM中に話されていることも含めて、いろんな情報を知ることができますし、すごく勉強になりました。また呼んでいただけるのであれば、ぜひまた来たいなと思っています。

――2年前には始球式をされたこともありますよね。

はい。今日着てきたユニフォームはその始球式の時にいただいたもので、名前(KASHIWAGI)と背番号「25」が入っています。始球式もまたできるように頑張りたいです！

◆取材・文＝田中隆信