日向坂46竹内希来里、昭和の“珍プレー”再現「コンタクトどこいった？」四期生がディープな野球ネタを学ぶ＜もっと！日向坂になりましょう＞

2025.06.16 12:00

日向坂46の四期生たちがさまざまなプロフェッショナルを目指し、毎回趣向を凝らした企画に挑戦するLeminoのオリジナルバラエティ「もっと！日向坂になりましょう」の第31回が、6月16日に配信された。第31回のテーマは「野球のあれこれを覚えましょう」ということで、四期生たちは野球の実技にとどまらず、バラエティにも応用できるディープなネタを覚えていった。(以下、ネタバレを含みます)

日向坂46×野球=鉄板ネタ

日向坂46と野球の縁は深い。三期生の山口陽世は野球経験があり、アレックス・ラミレスのYouTubeチャンネルにも出演。先輩メンバーが「日向坂野球部」を結成して活動していた時期もあるし、「日向坂で会いましょう」(テレ東系)ではしばしばMCのオードリーから古い野球の話題が振られる。いわば鉄板ネタだ。今回、四期生からは石塚瑶季、小西夏菜実、清水理央、竹内希来里、平岡海月、渡辺莉奈、そして見届け人に山口、講師に熱心なオリックス・バファローズファンで知られるますだおかだの岡田圭右という顔ぶれで始まった。

四期生はこれまでにも「ホームランを打った後ハイタッチで脱臼する門田博光」「プレー中にコンタクトレンズを落とす達川光男」といった、彼女たちが生まれる前のディープな珍プレーも共演者から教わってきた。おかげで16歳の渡辺も「退場のときにボールを投げつける巨人・ガルベス」「三振して骨折する阪神・フィルダー」といったネタを知っており、岡田も「ガルベスネタをこんな若い女の子に教えてどうすんねん」「忘れてください」とあきれ顔。それでも「肘の怪我から復帰してマウンドに肘をつける桑田真澄」など、往年の名選手のものまねも教わっていく。

清水は岡田から「野茂英雄のトルネード投法」を振られるが、普通のフォームで投げてから腕を正面でグルグル。次に竹内が、さらに古い「村田兆治のマサカリ投法」にチャレンジする。そもそも「マサカリって何ですか…」(渡辺)というつぶやきも飛び出す中、竹内はマウンドにしゃがんで「カリカリカリ…」とグラウンドをかくようなしぐさで乗り切ろうしていた。

「山田久志のアンダースロー」をまねようとする小西は、投球のモーションが途中から“スロー”に。実は「スロー」を「throw(投げる)」ではなく「slow(遅い)」だと勘違いしたようで、野球未経験のメンバーにはハードルの高いネタが続いた。

平岡、大暴投も逆ギレ「捕ろうとしてくださいよ！」

次は先輩・山口の投球をお手本にピッチングを実践。巨人ファンで左投げの石塚は、マウンドで肩をグルグル回す「マエケン体操」をやってみせ、サインに首を振る小芝居も交えて元気に投げ込んだ。

赤と青で「ミャクミャクカラーです」というグラブを着けた小西は、トルネードとマサカリ投法をミックスしたような豪快なフォームを披露し、「楽しいですね！」と大喜び。平岡は投げるたびに「ウッ！」と叫んで気合を誇示するが、大暴投をしてしまうと「捕ろうとしてくださいよ！」と微動だにしないキャッチャー役のスタッフに逆ギレ。竹内は1球ごとに「肩脱臼した～！」「コンタクトどこいった？」と昭和の野球ネタを実践して一同を笑わせた。

バッティングのほうでも「種田仁のガニ股打法」「王貞治の一本足打法」「イチローの振り子打法」などのネタを学んでいくメンバー。イチローと同じ左打ちの石塚は、打席に入ってバット越しにマウンドを見るしぐさを再現してみせた。

そして終盤、ピッチャー・山口の球を四期生が打席に立って打っていく。竹内は片手打ちを試みたり、ここでも「肩脱臼した～！」とアクションし、バラエティへの応用力の高さをアピール。スポーツ万能な清水の打球はピッチャー返しの鋭いライナーとなり、小西は初球で大飛球を放って、初めてとは思えないパワーを見せた。実戦でもバラエティでも、今後さらに進化したリアクションで笑わせてくれそうだ。

◆文=大宮高史