所ジョージ「いいね！こんな感じでやるのもね！」木梨憲武や新浜レオンなどを招いた見どころ満載の公開収録＜所さんの世田谷ベース＞

2025.06.15 12:00

所ジョージがMCを務める「所さんの世田谷ベース」(毎週土曜夜10:00-10:55、BSフジ)の第440回「世田谷ベース・ライブ！やってみた。」が6月14日(土)に放送された。所ジョージ的モノの考え方や閃いた遊び、世の中の楽しみ方を発信する同番組。今回は普段の世田谷ベース・ガレージでの収録ではなく、さまざまな豪華ゲストを招いた公開収録のようすを放送した。

今回は世田谷ベースを飛び出し新橋での公開収録へ

今回の「所さんの世田谷ベース」は普段と違った公開収録回。“細川たかしさんの秘蔵っ子”にして“チーム世田谷の歌姫”である田中あいみと、ピン芸人・オラキオに挟まれた所の3人でスタートする。場所は東京都・新橋駅前にあるフードエンターテインメントレジャービル「グランハマー」の前。ライブステージを擁する同ビルをよく使っているという所は、場所の紹介も兼ねて番組で「年に2、3回ここでライブやろうかな」という計画を立てているらしい。今回の公開収録は、その実験というわけだ。

木梨憲武もあとから合流するというが、ひとまず唄のパートを収録してしまおうというあたりの“ゆるさ”はさすが「世田谷ベース」。ただ普段が1人だからか、田中＆オラキオと一緒に進める体制も気に入ったようすで「いいね！こんな感じでやるのもね！」とさっそくテンションが高まっていた。

唄ブロックの収録を終えた頃、13時にやってきた木梨とともにステージへ並んだ所。イスに座ってわちゃわちゃしていた2人は、どうして今回の公開収録が始まったのかを説明する。始まりは木梨が毎週土曜に出演していたラジオ生放送。紆余曲折から収録へ同席するようになった所と木梨が、同番組のゲストとしてやってきた新浜レオンへ曲を書いたことに端を発する。

ご存じのとおり、そうして所が手掛けた曲が「2024年レコード大賞作曲賞」を受賞。それまでは賞や評価はそこまで意識していなかった所だが、当事者になってみると「意外や嬉しくて」「いままで40何年俺はなにやってたんだ」と木梨への感謝を語った。

そんな名プロデューサー・木梨は、所の「詞を書く速度」が凄まじいと舌を巻く。他者からメロディをもらって、よくそのスピードで歌詞を当てられるな…と感心していたそうだが、所いわく「人のメロをもらうと、そのメロにはその詞しか出てこないの」。木梨は「出ました先生…！」と茶化すのだが、「そして文にすべて“論”があるから」と歌詞に込められた強いメッセージ性など、所の技術や発想力を改めて評価する。

その後はゲストである新浜がステージに呼ばれ、衣装や真面目な性格をイジられつつ『全てあげよう』を全力で熱唱。所と木梨も途中からステージに上がってパフォーマンスに参加して、3人で『全てあげよう』を歌いあげるのだった。

豪華ゲスト陣とのさまざまなパフォーマンス

その後は“細川たかしさんの秘蔵っ子”と銘打たれた田中がステージに上がり、『仁川エアポート with 所ジョージ』を披露。新浜に続いて圧巻のパフォーマンスをおこなったあと、さらに6月14日から配信をスタートしているMAGENTA PINK with G.Tokoro『pierce(ピアス)』を紹介する…のだが、ここでアクシデントが。

実は同曲、後半に所が歌うラップパートがある。しかし所は「記憶にない」と、新浜に突如としてラップパートを託したのだ。もちろん練習してきたわけでもない新浜だが、とてもいい声で「わかりました!!」と即答。

「なんでできんのよ！」とツッコミを受けつつ、実際に歌い始める。しかしラップの歌詞がモニターに表示されず、「大丈夫ですかこれ…？」と戸惑う新浜。それでもしっかりとリズムに合わせた即興のパフォーマンスで、なんとか乗り切ってみせる。

ほかにも田中が『ドアを開けてみた with 木梨憲武』が歌いあげ、さらに田中、木梨、所が歌う『NAZO with 木梨憲武所ジョージ』がエンディング曲としてオンエア。非常に濃厚な回となったが、テロップには「半分も紹介できませんでした。見どころ満載の続編は近日放送」の文字が。続きを楽しみに待ちたい。